令和7年の緞帳が明けた。年末の大掃除で境内全域が清浄になったところへ年神様をお迎えし、カレンダーも新品になり、何事も感謝の心を忘れず新たな気持ちで臨みたい。
勝福寺では元旦の朝、天下泰平と五穀豊穣を祈る「修正会」を厳修させて頂いた。先ず、今日の無事に感謝し、世の中が平和になり、人々が幸福になることを祈った。
さて、令和7年1月1日。元旦。干支は乙巳(きのと・み)。九星は二黒土星の中宮年だ。Gikoohは気学の師匠から次のように習った。
十干の干は、一本の樹で言えば幹に通じ、天の活動を意味し、人では精神を表すものだ。十二支の支は、一本の樹で言えば枝に通じ、大地の活動を意味し、人では肉体の活動を表している。
令和7年の十干は「乙」。軋るの意で、草木の幼芽が土中よりクネクネと伸び出した姿。十二支は「巳」。巳(やむ)の意で、子に発した陽が絶頂を迎え、繁茂の極みに達して成長が止まるとき。
そして、この動きは二黒土星という象(かたち)によって表れてくる。先ほども述べたように令和7年は二黒土星が中宮し、(立春→節分まで)は労働・変化の年となり、労働環境に大きな変化が示唆される。また、社会的には家族関係の希薄化、個人主義の一層の蔓延、また社会構造も大きな動きがありそうだ。特に個人主義の蔓延は社会構造を壊してしまうので気掛かりでならない。これを応用して実生活の戒めとして欲しい。
Gikoohは祈る側の立場から申すのだけど、今後更に人知だけでは解決が困難なことにも直面していくことが増えてくると感じている。祈りは力だ。国家を挙げて神仏を畏怖し、祈りの誠を捧げることにより困難な時代を乗り越えていかねばならない。令和7年の象意にただ巻かれるのではなく、一人一人が努力して何事も、好転させていこうではないか。
皆々様におかれては、明るい1年になることを心からお祈り申し上げて年頭のご挨拶とさせて頂きたい。ここからは、気晴らしに元旦の勝福寺の様子をご覧頂こうと思う。

晴天の元旦。風もなく穏やかなお正月。

つららの手水

本堂にて修正会厳修

大曼荼羅(右:胎蔵界 / 左:金剛界)

客殿の玄関にて(Gikoohの生けた御室流)

客殿

床の間(Gikoohの生けた御室流)

こちらは茶室(正庵)。屋根はお伊勢様の社宮のように美しい、と密かに感動しています。