仏教とかかわりの深い蓮。岩波の仏教辞典を引いてみると、「炎暑の国インドでは涼しい水辺は生にとって理想の場であり、その水面に咲く蓮は涼しい現実の対極にあるその理想の境地を象徴するものとして、古来より親しまれ愛好された」。「仏教においては、泥中に生じてもそれ自体は泥に汚されず、清浄である蓮華は煩悩から解脱して涅槃の清浄の境地を目指す趣旨に合致して、当初より多用なシンボリズムにおいて用いられ…」など知ることが出来る。
極楽には蓮が多く咲いているという。蓮から生まれ出た聖なる神格が仏様でもあるから、蓮を眺めていると様々な感情に包まれる。
勝福寺では、今夏も蓮が見頃を迎えている。
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