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勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

第12回 勝福寺仏教講話【第12回】特別法話会(講演会)に向けて

2025-04-24 21:37:47 | Weblog

ここは、5月25日(日)に開催予定の勝福寺仏教講話 / 第12回 特別法話会「地獄のはなし」の会場となる客殿。

当日は、講演のほかに境内においては、浄玻璃の鏡と閻魔様のフォトパネルを設置予定で、今日は看板屋さんと打ち合わせをしてきた。浄玻璃の鏡は学習発表会の小道具で使うような物ながら、記念写真を撮ればそれなりに映えると思う。閻魔様の前で浄玻璃の鏡に映った自分の姿を撮られたし。

寳燈展が無事に終わり、次第に法話会モードへと切り替わろうとしている。

その一方で、世界情勢の動向が気掛かりだ。Gikoohは毎日平和を祈っているけれど、どうか、武器を用いずに徳(人格)をもって国や世界を統一する転輪聖王が一刻も早く出現されますように…。

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夏野菜を植える前の耕運作業

2025-04-22 22:14:30 | Weblog

昨日は1日中、寳燈展の後片付けをして過ごした。8割がた終わったけれど、もう少しある。

今日の午前中は溜まり気味になった寺務と檀務で墓参へ。午後からは夏野菜の苗を植える前の耕運と、草取りをした。夜から雨が降り出す前に何とか間に合った。

ようやく、少しの間だけど日常の生活に戻れたことが何だか…良い。

 

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毎月21日は御影供

2025-04-21 21:50:30 | Weblog

毎月21日の弘法大師(お大師様)のご聖日を真言宗では御影供(みえく)と称し、ご尊像の前で祈りの誠を捧げる大切な日だ。

世界秩序が次第に闇に向かおうとしている現代社会において、それぞれに平和な世を目指す心構えと行動が必要だと思う。Gikoohの場合は字の如く「住む職」という環境なので、寺という場所を拠点に日々の檀務や活動を行うけれど、とりわけ今朝は昨日の寶燈展の結果報告をいたし、世界中の人々が笑顔で平和に暮らせること、そして檀信徒ご先祖の菩提を念じた。

さて、昨日の寶燈展を今いちど振り返りたいと思う。先ず、この度も多くの方々のご協力に支えられて開催できたことを衷心より御礼申し上げたい。数日前まで心配していた天候にも恵まれ、境内のうどんも予定通りお接待させていただくことが出来た。

寶燈展は、会場に展示したお道具を観覧いただき、伝統工芸の奥ゆかしさを知っていただくと共に、お茶室では子供茶道教室によるお茶席を楽しいでいただく催しとなっている。お茶席といえば、抹茶を点てたり、お茶碗を洗ったりと水屋の役目がとても大切なのだけれど、以前お稽古に通っていたお子さんが成長して今は大学生となり、心強い助っ人になっている。また、先ほど述べたうどんのお接待やお寿司の販売等もあり、近年は大勢の方々で賑わうようになった。本当に有難く思う。

次回、来春4月(未定)の寳燈展は、刺繍のみほとけ展を予定している。これもかなりレアな企画になると思われるのでお楽しみに。

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第12回寳燈展終了

2025-04-20 22:38:04 | Weblog

本日4月20日、第12回となる勝福寺寳燈展を無事に終えることができた。事前に山陽新聞に掲載されたことや、多くの子供さんにも来てもらったことが恐らく功を奏し、約100名の方々で賑わった。催しを行う毎に、多くの方達のご協力と、勝福寺まで足を運んでくださるお客様あればこその行事なので、本当に有難い。

 

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18日付の山陽新聞にて

2025-04-18 22:40:11 | Weblog

今日18日付の山陽新聞で、勝福寺寳燈展のことをご紹介いただいた。有難い。

 

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お手紙に感動

2025-04-15 22:06:29 | Weblog

先日、勝福寺寳燈展と法話会のご案内を送らせて頂いたお檀家の方からお手紙を頂戴した。その内容に感銘を受けたので、今日はその一節をご紹介させていただこうと思う。

「仏事だけでなく、このように人の心を養うことは昔から地域の人々の心の拠り所としてのお寺の在り方そのものと思います。

 現在、人の在り様が大きな変化をなしていると考えています。そのような時に住職のお考えと行動は、誠に御主流なことと

 感動致しております」云々。。。

この度は実は他のお方からも嬉しいお声を寄せて頂いており、法話会の裏面に書いた文章の一節を何と地元のメディアで近々取り上げてくださるとのことだ。重ねて有難い。

このような出来事は励みになり、また心の支えとなるので本当に有難い。元気なうちは頑張らねば。

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来週4月29日 第12回 勝福寺寳燈展「掌で愉しむ珠玉の世界」

2025-04-14 21:48:45 | Weblog

昨日13日、そして今日14日の総社市は晴れたり降雨になったりと不安定な空模様になっている。春に降る雨のことを「催花雨(さいかう)」とも言うように、花が咲く(催す)恵みの雨でもあるから前向きな明るい気持ちで風情を感じたい。

さて、今週末4月20日(日)に「伝統を今に生かし、時代の一歩先へ」とのテーマを掲げ、第12回寳燈展、山寺の文化祭を開催させていただく。今回は「掌で愉しむ珠玉の世界」と題して、手のひらにおさまるほどの香合や水滴、そして花入れなど約20点の展示を予定している。週間天気予報によると、週末はあいにく「雨」とのことなので心配しているところだけれど、ご来寺の皆さまにおかれては、どうか足元にご注意を。

当日は、朝9時半から夕方4時までの開催で、展示は朝9時半から夕方4時まで。子ども茶道教室によるお茶席は午前10時からお昼頃まで。おうどんのお接待は朝10時半頃からお昼頃まで。もしくはなくなり次第終了。(但し、屋外のため荒天・雨天の場合は中止)

いやはや、いやはや、4月は何かと用事が多く、寳燈展の準備も思うように進んでいけれど、それでも参道の草刈りや、会場の設営など合間の時間を見つけてはゴソゴソと動いている。

近年は、著しい物質文明の発展の陰に伝統工芸の精神文化に心を魅了される人は激減傾向にある。Gikoohは幼少期から美しい風景や、職人の卓悦した技で制作されたモノを見ると魂が鷲掴みされるほど感動してきた。モノづくりの魅力を一人でも多く、広く知って貰いたいとの思いから、この度もマニアックな内容にはなるけれど、手のひらで愉しむ珠玉の美の世界をご堪能いただこうと思う。但し、裕福とは程遠い山寺の小さな催しに過ぎないので、内容は寛大に願いたい。

でも、「これ、素材は何だろう」「こんなに小さなもの、どうやって細工をしたんだろう」など、職人達の優れた手作りの技巧を、お近くにお住いの方は是非ご覧いただきたい。

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大阪万博が開幕

2025-04-13 21:27:55 | Weblog

5日ぶりの日替わりにブログなった。5月25日の特別法話会(講演会)の前に、今月4月20日には(第12回)勝福寺寳燈展に

向けて準備を進めているところだ。寳燈展については近々にupしたい。

ところで、本日4月13日大阪万博が開幕した。Gikoohも期間中に一度は訪ねてみたいと思う。

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花まつり

2025-04-08 21:59:02 | Weblog

4月8日は仏教をお開きになられた釈迦牟尼世尊(お釈迦さま)がお生まれになられた日で、多くの人々が「花まつり」という行事に触れてお釈迦さまの生誕をお祝いする。勝福寺のように、8日の当日に花まつりを行うところもあれば、その前後、或いは月遅れの5月に行うところもあろう。

今回は、高野山真言宗『檀信徒必携』より花まつりの部分を引き、紹介させていただきたいと思う。

 4月8日は、お釈迦さまの御誕生日であります。お釈迦さまは、今から2500年前、花咲匂うルンビニーの里でお生まれになりました。

 昔から4月8日をお花まつりといって、色とりどりの春の花で飾った花御堂を作り、誕生仏をお祀りして甘茶を灌いでお祝いをいたします。小さな国ながら釈迦族を統治するカピラ城の皇太子としてお生まれになったのでありますが、お生まれになるとすぐ七歩お歩きになり、右手は天を指し、左手は地を指して「天上天下唯我独尊」とお叫びになったと伝えられています。  

このお言葉は、今もって多くの人たちに誤って使われ、また誤った解釈をされています。「この世の中で自分ほどえらい者はいないんだ。我こそ天下国家を統治する指導者である。」と独り善がりの言葉として使用されていますが、これは全く誤りであります。

 天上天下ということは自分の上、自分の下、すなわち全宇宙ということであります。全宇宙のいのちと恵みを一身に受けて、一人の人間として生まれて来た素晴らしさ、尊さをお叫びになったのであります。これはお釈迦さまだけのことではなく、私たち一人ひとりの人間は、人間として唯一無二の心と身体を持って生れ出たことの喜びの声であったのであります。あわれにも獣として生まれたものは、その身体を整えることも、心を律し、言葉を正しくすることも知らないで一生を終えるのであります。

生まれながらにして私たちは一人ひとり、尊い身体、言葉、心を持って生まれて来ているのでありますから、生まれながらにして一人の仏として生まれて来ているとの自覚が仏教の基本であります。仏教では仏と人の区別差別をしない、これが仏教であり、その心は東洋の心として総べての東洋思想の根本となっているのであります。

 さらに、お釈迦さまが7歩、歩かれたということは、生まれながらにして、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の心の迷いというべき六道輪廻の世界を、ただ、ぐるぐると迷い歩くだけではなく、これを既に一歩踏み出されて、真実の人の人たる道を歩こうとされる心とお姿を表しています。

 29歳で、お城を出られたお釈迦さまは六年間、山に籠って人の道、仏の道を求められ35歳の12月8日、遂に仏さまとなられました。4月8日のお花まつりは釈尊の御誕生をお祝いするとともに、人間生命の讃歌を謳う聖日というべきでありましょう。

今年の花まつりには、約500本ものスイートピーをお供え頂いたこともあり、優雅な雰囲気の中で、大勢の方々も心地よくお参りされたことだろう。

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お花の御供え

2025-04-06 22:51:33 | Weblog

4月8日はお釈迦さまの生誕を祝う花まつり。先日、船穂産のスイートピーを篤信なお檀家さまより頂いたことを書いていたけれど、昨日も花まつり用のお飾りにと沢山御供え頂いた。これは有難い。

明日7日は、甘茶を沸かしたり、花御堂を荘厳したりと準備で多用になりそうだ。

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