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東山魁夷の絵の舞台となった池がすぐ近くにあるというので、早速行ってみた。
「緑響く」の舞台さながらの佇まいである。この池は農業用水の溜池として作られた人工の池だそうだ。描かれているように、確かに緑濃く、水は青い。さすがに魁夷の絵は実際よりその雰囲気を映している。
私達の別荘地内にある「古段の池」を勝手に魁夷の池と呼んで楽しんでいたが、それよりはずっと大きく、水の色も深い。さすが本物である。大きな鴨が水面を横切っていった。そんなに深くなく、酸性がきついのか、水は透明ではあるが魚の姿は見えない。足元を見ると、細い胴体でコバルトブルーのミズトンボが沢山遊弋していた。水際の草は薄緑、山の中腹は濃い緑、水辺の広葉樹は濃淡とりどりで、新緑の鮮やかな翠が湖面に映えてさすがに綺麗だった。
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木々の緑と透明な水に恵まれた信州にはこんな池や湖は沢山あるのだろうが、知りうる限りこの池は正に絵のような景色であった。家族や知人を案内してみよう。