遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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交換留学生の体験

2007-05-30 16:00:53 | 雑感


刈谷ロータリークラブの交換留学生カイル君の体験を
刈谷高校の担任が話してくれた。

カイル君はカナダ・サスカチュワン州出身の高校生で昨年8月に来日した。
家は農業、空手、サックスを趣味としている素朴な好青年である。

彼が来日2ヶ月くらいの時、一人で三河大塚へ行く用事が出来た。
勿論「まだ右も左もわからない」
(この言葉を先日彼が高校で喋ったそうだ。かなり高度な日本語だ)

そこで、駅で、どうやって行けばいいのかいろんな人に聞いた。
そこでまず英語で話しかけてみたら、相手は皆、聞いてくれない、
ちょっと聞いてくれても引いていく。
そこで覚えたての日本語で「三河大塚」と「電車」と
手振りで、乗りたい、行きたい事を伝えようとしたら
とたんに皆が親切に教えてくれた。

切符はこの自販機で、ここに金を入れ、ここのボタンを押して買え、
何番線で次の電車に乗れ、いくつ目の駅で降りろ、快速はダメだ
などなど。

日本人は不親切だ、と思いかけていたら、一変。
とても親切な人たちだと印象が変わった。

・・・・という話。



「郷に入れば郷に従え」と片付ける程単純な事ではなく、
周りが協力できる形で提供する(相手に伝わる方法)、
困っている事を片言という形で表現する事など、
コミュニケーション、周りとの接し方について参考になる話でした。

社員のやる気が好業績を生む

2007-05-29 11:04:33 | 講演録
先週木曜日、中部国際空港社長 平野幸久氏の講演を聞く機会があった。
トヨタ出身の社長らしく、理論先行ではなく、現場現物を大事にする方でした。

中部国際空港は一年目は赤字の計画だったが黒字を達成、
二年目も一時的に減収だったが黒字計上できた。
また国際空港評価プログラムで規模別で
CS世界No1空港の評価を得た。
これらは、何といっても社員のやる気が主因であると述べられた。

そして、社員のやる気の源は次のことだとおっしゃった。

1 仕事内容がやりがいがある=仕事の意味、意義が社員に理解できている
  成果を見てもらえる=結果数値だけでなく、プロセスも見てくれる
  働きやすい環境=現場を良く見ている
     ↓
2 自主性を尊重した仕事の割り当て→何もかも指示しない。担当者の裁量の余地を残す
  責任追及よりも原因追求(人を責めずに、原因を攻める)
  環境の整備=部屋の改装などという大きな事でなく、レイアウトの変更、
        エアコンの調整など、すぐ実行できる身近な事が大切
     ↓
  上司と社員の良好な関係ができる

実績を残した方だけに、とても含蓄のある、我々に参考になる観点でした。
是非皆さん活用してください。

刈谷 小堤西池のカキツバタ群落

2007-05-28 18:30:10 | 雑感


カキツバタ
これが国指定の天然記念物であることをご存知か。
刈谷市の花でもあり、県の花でもある。



洲原公園の北端あたりに誘導路の入り口がある。


池の水源でもある丘陵地の脇を通って現地に向かう。


池のほとりに出るが、池は葦原の1/5程度。


ネビキグサ(アンペライ)に負けそうな風情で、
野性のカキツバタが咲いている。
ここらあたりの地名は「井が谷」古くは「井の谷」
つまり「井草の生えるところ」だったという。



昭和13年8月国の天然記念物に指定される。

最盛期バブルの頃、池に汚水が流れ込んだ頃は、栄養補給され、
カキツバタも池一面に咲いたそうだ。

今は守る会が9月に葦、マコモ、ガマ、アンペライなどを除去している。
腰まで泥に浸かる重労働である。

近年水がきれいになってきたので栄養が行き届かず、
カキツバタの草丈が低い。


ちょっとピンボケであるが、池の中央部には大きな群落がある。



昭和29年県花に指定される。昭和46年8月17日市の花に指定。
このほか日本には3大自生地があり、
京都、鳥取にそれぞれあるが刈谷が規模的には最大である。


池の南端近くに花びらが4枚の珍しい花が2つ咲いていた。
守る会の人が案内してくれた。



一緒に見ていたのが刈谷市観光協会会長だったが、
「これはもっと整備をして、盛んにしないと天然記念物の名がすたるなあ」
と述懐していた。

天然である事と、花の勢いを維持する事の接点を学問的に調整して、
昔のようにもっと沢山の花が見られるようにしたいものです。



信州夢街道フェスタ2007 in 松本城

2007-05-26 19:30:28 | 雑感
お祭り好きの私は、週末に
市制100周年を迎えた松本市に行ってきた。


ちょっぴり汗ばむくらいだが、
さわやかな好天の中松本城に到着。




入り口に山車が飾ってある。
細かい彫刻が施してある美術品である。




少し奥にも2台、さらに奥にもまた2台飾ってあった。

何故かマレーシア観光局のブース、向かい側には航空各社のブース、
石川、神奈川、静岡、広島、富山、岐阜など
各地からの出展などがあり大いに賑わっていた。




吹き矢で的当てのイベントがあり、参加したら観光DVDが当たった。

海鮮鍋の振る舞いがあり、私も並んで一杯いただいた。
大根、人参、つみれが沢山入った、味噌味仕立ての汁でおいしかった。

静岡のブースで新茶を買い、
能登のブースで焼き牡蠣と牡蠣フライを昼飯代わりに食べる。





牡蠣はふっくらして、ジューシー、フライはたっぷり10個もあった。




樽神輿が場内を練り歩き、お祭り気分が盛り上がった。
笛や太鼓はこのほかチンドン屋も登場。

全体的には野外物産展という風情ではあったが、
旅行案内、放送各社のブース、現場でのFMスタジオ開設、
祭り屋台の展示、などもあり楽しい気分が横溢していた。


爽やかな五月の風の中、良い休みでした。



倉本 總 の言葉

2007-05-11 17:34:38 | 雑感
あなたは文明に麻痺していませんか

石油と水はどっちが大事ですか

車と足はどっちが大事ですか

知識と知恵はどっちが大事ですか

批判と創造はどっちが大事ですか

理屈と行動はどっちが大事ですか

あなたは感動を忘れていませんか

あなたは結局、なんのかんのといいながら

わが世の春を謳歌していませんか



諏訪の浮城 高島城

2007-05-09 14:53:09 | 雑感
連休の一日、諏訪にある高島城に行ってみた。





諏訪市役所横にあり、桜はすでに終わりかけていたが、
ハナモモ?のピンクや桂の新緑がきれいなのどかな風情であった。


日根野織部正高吉が1598年に完成させたこの城は
諏訪湖のほとりにあり、めぐる河川も堀の役割をしたので、
別名「諏訪の浮城」という。

城が湖から離れたのは、江戸時代。

天竜川釜口の浜中島を撤去したことにより諏訪湖の排水が良くなり、
水位が下がったことによる。

(と説明があった)





NHKの大河ドラマの影響で、「風林火山」ゆかりの
山本勘助の妻由布姫が取り上げられていた。





堀に浮かぶ天守は美しく穏やかであった。


・・・・・
編集担当(長男)加筆

嬉しそうに顔をあてての写真撮影時の後側ショット。
60歳過ぎた父の後ろ姿と、それにつきあう母の姿です



Jリーグ観戦

2007-05-07 18:25:12 | 雑感
5/3、名古屋瑞穂競技場で、

 J1 名古屋グランパス vs 大分トリニータ

を観に出かけた。久しぶりの生観戦。



4:00キックオフだが、2:00開場にあわせて競技場に着いたら、もう外は人人人。
ゲートフラッグコンテスト予選などをやって盛り上げていた。

早く来たのは、スペシャルオリンピクス(SO)の
サッカープログラムを名古屋グランパスが応援してくれており、
芝生の正規競技場でアスリートたちがプレーするというので、
それを応援しに来たこともあった。



だが開門してから列の後尾に並んで、着席できたのは25分後。
残念ながらゲームは終わっていて、
グランパスからSOへ観戦チケット贈呈式が行われるところだった。

キックオフまで1時間半ときどき、案内(次の対戦など)や
紹介(公式スポンサー、ボールパーソン、
招待シートへの招待者など)、ゲートフラッグコンテスト決勝など
結構盛り上げに気を使っていた。

プロ野球のスピードコンテストだけに比べ工夫の跡が見える。



さて、本題の対大分トリニータ戦について。

ウォーミングアップ練習を見たが、グランパスは何か気が入っていない。
アウェイの大分のほうが、きびきびとしている。



一旦退場してユニホームで選手入場。



観客席はほぼ9割方埋まっている。
ホームのグランパス応援席は真っ赤だ。


ゲームはボールキープ率はほぼ互角だが、チャンスが少ないし、
決定的なチャンスを外してしまう。
逆に相手のゴールはオフサイドポジションで救われる。
グランパスのポストプレーが機能していない。
本田、金の動きが期待したよりよくない。
山口、中村(MF)米山(DF)を先発から外して楽勝ムードか、
と思っていたら先制点をアウグストに見事に決められた。

それから少し攻めのテンポが速くなったが、
ロングパスが多く精度が悪い。



わくわくするようなシーンが期待できなかったので、
前半終了で次の予定のため退場した。



夜、試合結果を見たら1-2で負けだった。
あの出来なら納得である。


次はきっと良いプレー、良い試合を見せてくれ!


入笠山

2007-05-05 08:40:37 | 登山・ハイキング
連休の一日、八ヶ岳を望む入笠山に行ってきました。



遠くまでよく見える、暖かな一日でした。
麓から八ヶ岳がくっきりと望まれ、
畦道にはタンポポが咲き乱れていました。

リンドウで車を乗り捨て、約25分で頂上へ。







頂上からは、富士山、南アルプス、中央アルプス、御岳、
乗鞍、北アルプス、八ヶ岳が一望の下、360度の展望でした。



くだりは入笠湿原のほうへ降りましたが、
まだ雪が多少残っていました。


それにしてもうらうらとした、春爛漫の一日でした。

結魂式

2007-05-05 08:32:16 | 雑感
連休初日、結婚式に招かれ出席した。

イケメンときれいな新婦の組み合わせである。
気配りのできる男としっかり者の女性というところか。







料理もちょっと気が利いていた。オードブルからこんな様子。
ウエディングケーキがキュービック型なのも珍しい。
司会の方も雰囲気のある人でした。



同僚の、新郎も巻き込んだダンスがちょっと品がなかったか。

元気がある会社と見るか、品性に乏しい会社と見るか。(正確には「見られるか」)

「ええい!飲んで考えないようにしよう!」と
ワインをがぶ飲みしてしまった。。。


お祝いのスピーチで申し上げたのは、
結婚と言うのは何かということでした。

「婚」は親戚関係を作ること。戸籍を入れること。
そのため、夕方(黄昏)から宴会を催すこと。などが語源であるが、
私は結婚とは「結魂」つまり「魂を結ぶこと」だと思う。
お互いに魂を磨きあってゆく。その決意が結婚である、と。

好きで一緒になった、というところを超えてほしい。
ちょっと固めの話だったが、伝わると嬉しい。





若者の前途に発展あれ!



田中本家

2007-05-01 14:14:10 | 雑感
同年会最後の寄留地は須坂「豪商の館 田中本家」









江戸中期から須坂藩の御用商人。
穀物、菜種油、タバコ、綿、酒造り、など、
その財力は、須坂藩を上回ったというほど。
殿がお忍びでこられる専用門があったとのこと。

使われたお雛様、人形の展示があった。

しだれ桜は満開、庭も手入れが良く、さすがにきちんとしたお屋敷であった。
中が広く、お休み処で抹茶を頂く。お茶菓子が上品でおいしかった。
「おおさかづき」といい、あっさりとした甘い皮でくるみを包んである。
おすすめ。

同年会も齢65を数え、殆どが薬持参。
酒の量は全盛期の1/5。だが元気だけは良い。

一年ぶりで、屈託のない、俺お前の世界を堪能した。