遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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変わるというか・・。

2019-11-30 02:05:57 | 雑感




久しぶりに刈谷へ帰った際、友人が新しくできた刈谷歴史博物館を案内してくれた。

古い体育館に隣接した敷地には、瀟洒な建物が立ち、なかなか立派である。歴史博物館というからには、刈谷の故事来歴が謳われ,刈谷のイメージも少しは変わるのかと、少し期待して入った。

新しいだけあり、スムーズな設備、エレベータや自動ドア、展示のCGなど、気持ちが良い。展示内容は、縄文時代、江戸時代、明治時代とかなり間が跳ぶ。刈谷に歴史の厚みを要求するほうがおかしいのだろうか。

階下は万灯祭りの展示。しかもかなり手抜きの万灯飾りが展示してある。この前見てきた五所川原の立ちねぶたとは力の入れ具合が雲泥の差だ。

入れ物・建物(ハード)は立派だが中身(ソフト)が伴っていない、という刈谷の現状を遺憾なく発揮している。その意味でよくできた展示であった。

2019-11-08 10:35:25 | 雑感


やっぱり冷える。山の冷気は格別だ。といったわけで、早々にストーブを焚いた。火はなぜか見ていると「ほっと」する。首里城を焼き尽くした、猛火はちょっといただけないが・・・。

人類が日を手にしたときの、高揚感はいかばかりだったのだろうか。それまで日没で制限されていた夜が、照明、暖房、調理、武器、など多目的に使用できる道具を手にした。しかもまさに「アンダーコントロール」で。

まさに身を守る道具としては最適な物を手に入れたのだ。これらの活用を考える過程で、人類は進歩してきたのではないかとさえ考えてしまう。

さておきチロチロと燃える赤い火に何か守られているように思うのは、少し考えすぎか。さあ薪の柔らかい日を楽しもうか。

山の空気

2019-11-06 12:05:49 | 雑感



また山に来た。東京の入院生活を終えると何故か早く離れたくなる。今回も長逗留はできないが、一目散に蓼科まで来た。ついでに麦草峠まで足を伸ばし、横谷渓谷上部を覗いた。

紅葉はもう身の回り迄>降りてきている。快晴の中阿弥陀岳、赤岳、権現と連なる山々がスカイラインをきれいに見せている。空気はとてもいい。内臓の中まで洗われるようだ。これで健康に悪いはずはないと確信。

夢の跡

2019-10-20 01:45:36 | 雑感


ロータリー時代の友人が上京の際、あなたの家のあとはこんなになっていますよ、と写真を見せてくれた。

そこには、数寄屋風の我が家と全く正反対の近代的な住宅が建っていた。45年間過ごした住居にはもちろん愛着もあったが、こうなると一層さっぱりとして後腐れがない。

一瞬、45年間の数々の思い出がよぎったが、まあその時々に全力は尽くしていた、ここで色々将来の夢をみていたなあ、と自分を慰めておこう。

こうして時代は刻一刻と進んでいくのだと実感した次第。

魁夷の描いた池

2019-10-16 10:58:31 | 雑感

静かな湖畔

東山魁夷の「緑響く」であまりにも有名な御射鹿池に久しぶりに足を伸ばした。昨年湖畔にバスと自家用車専用の駐車場を整備した。

そのせいもあり、結構人はたくさん立ち寄る。緑の濃さ、水の美しさ、空気の静けさ、など確かに雰囲気を兼ね備えてはいる。駐車場の整備以来、湖畔に降りら得なくなり、画伯のごとく写生する人もいなくなった。

車のCMにも出てきそうな雰囲気だが、きれいな景色と、それを保っておきたいと思う衝動とが微妙なバランスを作っている。大切にしたい池ではある。

秋本番

2019-10-14 00:59:13 | 雑感





いよいよ秋本番を迎える。24節気は寒露、72侯は「菊花開く」この辺りで迎える秋空を菊晴れとも言うそうだ。栗も本番を迎える。

余談だが尖石博物館の学芸員の話では、縄文時代の住民は、住居の移転に際してはどんぐりや、栗の木の移設を先んじて行っていたという。栗はそれほど貴重な植物だったらしい。花粉の考古学から判明してきたことだが、コレが弥生時代に先んじた、食物栽培に繋がらないか研究の余地があるとも言っていた。

そんな栗も小さなイガを見せ、実りの秋を知らせる。蔦葛は他の樹木に先駆け紅葉し始める。こうなると駆け足で秋はやってくる。そろそろストーブの準備がいる頃d

孝行SOS

2019-10-12 06:03:22 | 雑感



体調が本調子でないので、身の回りの作業を遂行するのに不便である。草刈り、下枝払、薪運びなどなんでもないことがどうも疲れやすくて手が出せない。
、唯ここから対応が分かれる。長男はすぐ着替えて作業にかかる。次男は昨日寝てないからと、布団を引いて睡る準備を取る。

駆けつけて来てからの行動にはちょっとだけ差がある。だが駆けつけてくれただけでも本当かいなと思う。
何という孝行息子達だ。本当かいなとなかなか信じられない。しかし現実に山までやってきた。

こんなふうな孝行息子目指して育てた記憶は一切ない。きっと家内のしつけが良かったのだろう。感謝しきりである。それにしてもいい息子達だ。今夜は皆で一杯やろう。

路傍の一輪

2019-10-06 01:30:59 | 雑感


朝の散歩道の傍らに、彼岸花が3輪咲いていた。フェイスブックなどで、大量の群落がアップされているが、こちらはほそぼそと3輪のみ。

曼珠沙華ともいわれるこの花は、色が毒毒しくてあんまり好感が持てないが、根にも毒を持っていると聞いたことがある。

こうして数少なくひっそりとアスファルトの切れ目から顔を出していると、大群落で真っ赤に空間を染めるイメージとは違い、印象的である。

冷涼

2019-10-04 00:15:50 | 雑感


秋の気配濃厚

山に来ています。春分の日も過ぎ、都会もようやく涼しさを取り戻してきました。沸騰していた脳も落ち着きを取り戻したようです。尤も生来の働きの悪さはどうにもなりませんがね。

蕎麦の花は盛りを終え、すっかり実をつける準備をしています。傍らでは稲穂が黄金色に色づき、そよ風に揺られています。

信州の秋は空気が済んでいるせいか、自然の色が一際鮮やかに感ぜられるのは気のせいだろうか。空も澄んでいるなあ。

一流の証

2019-09-30 02:31:00 | 雑感


ひょんな事で再々入院した私だが、ここは日本でも有数だと言われる病院のようだ。設備や人材が揃っているのは勿論だろうが、運営がすばらいいと思う。チームワーク、組織的な運営に齟齬が少ないのも、その一つだろうが、今回改めて気がついたのは、基本行動のの徹底だ。

色々マニュアルに定めてあることを、ひとつひとつ丁寧に実行してゆく。例えば点滴交換のさい注入薬液によっては、交換者は衣をいちいち着替えることになっているらしい。そして二人で実施事項を確認する、これを例外なく、全員が漏れなく淡々と行う。

細かいことを言えば、患者の名前の確認(フルネーム確認)や交代のときの挨拶も抜かりがない。なんでもないことのようだが、ひとつひとつのことがきちんと実行されている。私には一流というのはここらへんにあるのではないかと思えてならない。

当たり前のことを、ひとつひとつきっちりとこなしてゆく。他から認められるのには、こうした膨大な基礎部分がきっちりとこなされていて、揺るぎない行動が出来ている実態があつのだろう。
基本事項を確実にこなすこと、ここらあたりが一流の評価を確定する鍵なのだろうと思う。この伝でいけば、我が身に引き比べて見ると、私は雑でやることに漏れが多く、とても一流といえないなあ。