遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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ITの罠

2006-02-17 15:07:26 | 雑感
立春を過ぎて三寒四温となり少しずつ、春らしくなってきました。

先週、刈谷総合病院に高血圧の定期健診にいってきました。待合室に貼り紙がしてあり、1月からは電子カルテになりますと告知してありました。IT技術を応用して、医療技術の高度化、事務処理の合理化、つまり計算や検索をスピーデイに行おうということです。

実際に診察室では、過去の診断経緯、血液検査の確認、MRI写真の照合などがすばやくモニター画面に現れ、なんとなく安心できる雰囲気でした。

次回の検診日を予約する際に、主治医の先生に「この電子カルテで診察は進歩しましたね」と申しあげたら、「ええ全体的には便利になったのですが、入力に時間がかかり、診察時間が減ります。それより私たちが最も気をつけねばならないのは、患者さんと向き合わなくなることです」とおっしゃりました。つまり、モニターの中のデータや画像ばかりを見て判断をし、目の前の患者さん本人を見ず、診断したように思うことが危険だと、言われるのです。極論すれば、医者の仕事は患者さんを直すことで、モニターの中のデータを良くすることとはちょっと違うとおっしゃりたかったようです。

ITの時代はデータは豊富に手に入りやすく、比較や、加工も出来るのですが、そのデータはあくまでも過去のものであったり、限られた部分の指標であったり、人手や機械を通したものであります。現物ではありません。なにやら、時価総額にこだわるあまり、本来の企業価値を上げる努力を二の次にした会社を思い出させます。

この時代、私たちはITで得られるデータをガイドとして活用する中で、現物確認を怠らないようにしたいものです。

今一歩真剣に

2006-02-14 15:10:39 | 雑感
 真剣だと知恵が出る
 中途半端だとグチがでる
 いいかげんだと言い訳ばかり
 仕事とは楽しく一生懸命やるもの
 やる気とは働いて見せるもの
 努力とは結果で示すもの
 目標とは最後まで挑戦して越えるもの

これは、東京のある会社を訪問したときに、社内に掲示してあったポスターです。働く者の考え方を鋭く言い当てています。

こんな言葉や、姿勢が自分自身やクイックスの合言葉、社風にしてゆきたい。