遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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役目を終えて

2013-11-30 07:53:47 | 雑感


もう30年近くになろうか、40歳の頃始めた私的な営業勉強会にこのたび一区切りをつけた。

勿論現役の頃、取引先(得意先、協力会社)などで優秀、或いは好感を持てた営業マンを中心に私が独断で声をかけて始めた、早朝勉強会だったが皆まじめに、楽しく、前向きで、貪欲に会合を重ねた。am8:00~10:00でホテルの一室を借り、はじめはメンバー自身の体験発表、その後メンバーが紹介する人をゲストスピーカーとして毎月一回、第三水曜日に開催してきた。まだインターネットが普及する以前に電子メールなるものを紹介されたり、アンチエイジングの研究や、パチンコ業界のシステム勉強、名古屋ターミナルホテルの再建秘話などをゲスト講師から伺ったこともあった。時には持ち出し例会を行い、メンバーだったJAS支店長のお世話で、福岡や青森へ遠征したり、メンバーの企画で北陸、三河湾へ行ったこともあった。
その支店長も早逝し今は、鬼籍に入られている。

皆優秀な営業マン、或いは管理職の方であったので、会合はいつも極めて紳士的、友好的、前向きに進められ、東京に転勤になった人々が「東京さんすい」という別組織で会合を持ったことがあったほどである。ここでも、「何をやるか」よりも「だれとやるか」のほうが大切なっ要素であることを痛感した。近年メンバーの半数以上が定年を越え、リタイア-生活する人々が増え、次第に勉強会から、親睦会の色彩が強くなり、近年は新年会、忘年会が主となってきた。ココらへんが潮時ではないだろうかと考えた次第である。



区切りの忘年会は名古屋円頓寺近く、四間道の團谷(まるたに)という居酒屋。昔風の街並みになかなか洒落た作りの佇まいである。料理も上品に、酒も選ばれており、今風の若者にも、年配者にも受ける店舗であった。最後の参加メンバーは、なかなか去りがたく、来年の正月15日に熱田神宮の参拝と、蓬莱軒の夕食をしようとする約束をして別れた。なんとも気持ちのよい会であった。

寒い夜

2013-11-29 00:39:36 | 雑感


この処めっきり冷え込む。気温が下がると(上がりすぎても同じか)少し強い酒が欲しくなる。棚を探したら、キューバの時のラム=ハバナクラブ、父の日に息子たちの嫁さんからプレゼントされたジン、随分前に沖縄に行った次男から貰った琉球泡盛などが出てきた。

今日は部屋を暖くして、ロックで泡盛を頂こう。

封を空けグラスに注ぐと「トクトク」といい音がする。氷を「カラン」と音をさせ、グビリとやると、冷たい液体が喉にあたる。食道をツーと下ってゆき、胃の底に到達するとやがて熱い感覚がジーンと上に揚がってくる。
2,3口でほろっとしてくる。少し甘みを感じる口当たりがすこぶる良い。

いけない、こんなにうまくてはアル中一直線だ。

冬到来

2013-11-28 17:03:04 | 雑感
八ヶ岳も今頃が美しい

奈良、京都あたりはこの週末が紅葉の見頃だという。
蓼科では紅葉は終わり、もうそろそろ冬が来る。山を見ていると寒さをひしひしと感じる。

晴れた日、八ヶ岳は山頂付近はすっかり雪化粧で、山の高さを感じる。富士山も綺麗だ。遠く北アルプス連峰が真っ白になっている。
夕方には夕日を浴び、赤岳、硫黄岳、天狗岳などがピンク色に山頂付近をそめる。

風が冷たい。空気がぴーんと張り詰めているようだ。いよいよ冬が近い。

富士山 世界遺産の価値がある美しさだ
北アルプスの山々
夕日を浴びる八ヶ岳

穏やかな普通の国

2013-11-23 22:50:58 | 行ってきました
マラッカ海峡

20日にマレーシアから帰ってきました。
この国を一言で言えば「穏やかな普通の国だ」、ということでしょう。資源はそこそこある、気候も安定している、人々も南洋の人とはやや違って勤勉である。
鉄道の運行時間は正確、チップ制度がない、など日本とよく似ている。しかも案外おおらかである。実はKL(クアラルンプール)の中華街をひやかして歩いた折、価格をふっかけてくるかと思ったが、勿論それに近い人もいたが、それほどでもない人もいた。ちなみに同じものを、一番初めの店はまず140RM(リンギット)からの価格交渉だが、次の店で交渉してまけさせた40RMを言うとそこから価格交渉が始まったり、知人がそれを25RMで交渉成立だと聞きその旨言ったら、信用してその値段で売るという。
華僑のお寺
オランダの教会

オランダやイギリスに植民地化された国だが、過去のことにそんなに拘泥せず(と見えたが)、ひたすら自立への道を歩んでいる。
RM(リンギット)はこの国以外では使えないので、空港で手持ちのRMを使いきってしまおうと、駄菓子を買ったが、あいにく端数のコインが足りなかった。すると女店員が「あるだけでOK」とにっこり笑っていってくれた。わずか1,2セントの事だったけど救われた気持ちになった。
王宮
独立記念碑


この国はゆるやかに成長をしている。何処やらの国と違い、成長をしないと国の基板が危うくなる、という状況ではない。適度に石油資源、農産資源、鉱業資源もある。近年製造業が発展してきて、労働者が不足しているそうだ。その分はバングラディッシュ、フィリピンなどから法達している。又王制が残っている。ここらも日本と近い気がする所以だろう。
独立記念広場


赤道直下、南洋の国の国民にしては、時間に正確だし、のんべんだらりんとしていない。貧富の差もあるにはあるのだがあんまり感じさせない。「穏やかな日本」と言ってもいいのだろうか。しかしいろいろな面で確実に日本よりは豊かだと思う。物価も易く、政治的にも経済的にも安定している。(個々のレポートは次回から掲載いたします。)リタイア-後に移住したい国NO1と言われている国です。そこら辺りは十分にはわかりませんが、なんとなく日本人には住みやすそうだと感じました。
キャメロンハイランドのお茶畑

この国は中国系、インド系、マレー系、混合民族系からなる多民族国家である。従って宗教も種種雑多だ。仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教などが混在する。この点は日本と大きく違う。

モスク
ミャンマーのお寺

フィナーレは落葉松

2013-11-13 11:08:50 | 雑感


この辺り(標高1400m弱)は紅葉がすっかり終わり、茶色の枯葉が風にかさこそと舞うようになった。

紅葉の最後は、落葉松の黄金色に変わる針葉樹の葉である。すすきの穂もほとんど真っ白になり、枯れ果てているが、落葉松は緑から茶色までのグラジュエーションを見せながら、黄金色の量感を見せている。風が吹くとキラキラと光りながら無数の針となって風に舞う。春は鮮やかな明るい緑の新芽が空気を染めるようなみずみずしさで、夏の到来を知らせる。秋には葉を金色に染め季節の終わりを告げる。

萩原朔太郎が「カラマツの林に入りて、カラマツの林をいでぬ」と歌ったのは、秋だろうか。夕方日が落ちても落葉松林の付近では、まだ日が残っているような輝きをみせる。こんな素晴らしい一生はとても送れないが、何やら淋しさだけでなく,雄々しさも感じる落葉松の黄葉である。

落葉松をもって、今年の紅葉も終わる。




薪を運ぶ、作る

2013-11-12 10:21:03 | 雑感


いよいよ冬が近づき、我が山小屋でも薪ストーブを焚き始めた。

チロチロとガラス越しに炎を上げて燃える薪ストーブはなんとなく癒やされる。アナログ系の私にはほんわかとした暖かさが、なんとも言えず楽しい。ただこれにも欠点がある。

その1 毎日前面ガラスを掃除しなければいけないこと。時々灰を捨てる、2~3年に一度煙突を掃除せねばならないこと。などメンテナンスが,ガス、電気ストーブに比べてがかかること。
その2 薪、焚付(化学燃料も販売されている)を補給せねばならないこと。

どちらも大したことではない。と思っていた。ガラス掃除は今年の春、カナダの義弟に現地ファイヤーサイドショップへ連れて行ってもらい、購入してきたストーブ用ガラスクリーナー(これはかなり強力)で簡単になった。煙突掃除は数年に一度専門業者に依頼する。

私の小屋では、薪を業者から購入し道路わきまで運び、、一旦床下に保管し、使用の都度ストーブ脇に運んでいた。
毎日2,3束の薪を床下から上に揚げるのが面倒なので一旦玄関横のデッキに15束ほど置いておき、必要に応じて室内に持ち込むようにした。

以前から、道路脇に置かれた購入薪を床下まで運ぶのは遊びに来た若者に頼んでいた。この処、その次の床下から玄関横に上げる作業、雑木の枝(柴)を焚き付けにする作業にすぐ息が上がる。どこか体に変調があるのか、単なる老化か。ちょっと悲しい。昨年までは片手に一把ずつ、2把一度にあげていたのが、今年は1把ずつでないと続かない。柴作りも息が上がる。歳を取るとはこんなことか。

たまにしか力仕事をやらないからこうなるのかもしれない。もう少し毎日躰を動かしてみよう。






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