遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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東京のランドマーク

2018-06-29 17:45:12 | 雑感


東京のランドマークといえば、ずーっと東京タワー、国会議事堂などであったが、最近はなんといってもスカイツリーであろう。

東京での定宿、錦糸町のホテル・レバントに泊まった折、フロントで「こちらの都合により、スカツリーが正面に見える部屋にお取りしました」といわれる。こちらが指定したわけでもないのになかなかサービスがよろしい。

このホテルも最近は外国人が多く、はとバスやデズニーランドへの拠点として繁盛している。部屋から見るスカイツリーは、夜間照明で紫を基調とした色を発色している。江戸の粋を表したものらしい。たしかになかなか綺麗である。

周りのビルと比べても634mという高さはダントツに高い。昼間だけでなく夜見ても存在感がある。東京の新しいランドマークにふさわしいと思う。

青年会議所時代の仲間たち

2018-06-25 02:32:32 | 雑感



年に数回顔を合わせる仲間がいる。青年会議所時代に一緒にスタッフとして活動したメンバーだ。1983年に卒業したので、83回と称している。専務理事、副理事長3名、計5名で長らく集っていたのだが、一人癌で欠け、いま一人はパーキンソンで闘病中となった。

思えば40歳でJCを卒業して以來35年になるが皆仲良く歳を重ねてきた。会えば談論風発、世の中を憂い続けてきた。今や顔を合わせるのは3名、時々は奥様も顔を見せてくれる。青春時代よりちょっと歳を重ねた頃に一緒に活動した経験はいい思い出がいっぱいである。特にメンバーのM君はいつも盛り上げてくれる。

この集まりは大事にしたい。幹事役のK君が面倒見がよく、あちこち面白い店を見つけて設営してくれるのも35年も続いた要因でもある。久しぶりに開いたこの日は豊田自動織機の施設での開催。ここの料理には定評がある。

何でも、毎年フランスにシェフを勉強に行かせているそうである。何か総理大臣賞を撮ったということを昔聞いた事がある。この日も10品目のコース。日本料理の粋を尽くしたものであった。

我が家の石組み

2018-06-23 07:40:08 | 雑感

縁側前の石組

玄関

玄関アプローチ

裏の座敷前の庭

我が家は建ててから40年近くになるが、折に触れて庭の片隅、玄関にも石組みをやってもらってきた。新緑のこの季節、よく見るとなかなかいい佇まいである。

「伊予の青石」と言われる石を使った石組みは大げさでなく、簡素すぎず、周りの樹々や苔と良い具合に馴染んでいる。

写真に撮ってみると、何やら広い庭のように感ぜられるかしれないが、実際には猫の額ほどの小さな庭である。しかしこの石のおかげで変化と落ち着きが生まれ、捨てがたい味となっている。

こんなことをしみじみ感じるのは私自身が後期高齢者になった証なのだろうか。


世界遺産 三保の松原

2018-06-21 16:55:07 | 行ってきました

「神の道」起点

「神の道」は続く

三代目?羽衣の松

二代目?羽衣の松

同年会親睦旅行のの最終観光地は三保の松原。ここは富士山が文化遺産に登録されたとき、羽衣伝説の地として、同時に登録された。

バス駐車場からすぐのところに、松並木が始まっており「神の道」という看板が立ててある。「神の道」とはちょっと大げさだとは思うが、多くの文人、政治家も訪れているらしい。松並木を3,400mほど歩くと松林に到着。羽衣の松は現在は数えて3代目になっており、柵に囲われている。

羽衣をかけて置いたという伝説がこうした事になったのだろうが、二代目三代目の松とは伝説とどんな繋がりがあるのだろうか。直ぐ側に海に向かって神社が建っており、羽車神社の幟が立っている。ここから砂浜が広がり、波が打ち寄せる。

富士山は頂きあたりは雲に覆われ、三保の松原との対比は残念ながら叶わなかったが、大きく雄大な富士と松原はやはり日本一である。世界遺産というにはよほど文化的な色付けをせねば相応しくないが、このあたりで羽衣伝説を説明しているとは思われない。

それでも、富士山の持つ力は大きい。やっぱり絵になる山容である。



羽車神社

三保の松原遠景

沖合の船

富士山は雲に覆われていた

総本山 身延山久遠寺

2018-06-15 07:42:35 | 行ってきました

ケーブルカー乗車口



かなりの高度差である

あっという間に終点

同年会二日めの目玉は日蓮宗総本山、身延山久遠寺への参拝である。確かに大石寺と違い、鬱蒼たる林の中に立つ本山は厳然と鎮座していた。見上げる山の上にそびえているのだが、我々後期高齢者はバスとケーブルを乗り継いで本堂に到着。

三門から伸びる急勾配の石段は菩提梯と言われ、287段ある。上から覗いて「こりゃ急勾配だ」とケーブルカーに感謝する。

菩提梯

本堂

内部

脇の五重塔から本堂に上がり、祖師堂、報恩閣と進むこれから先は信者のみで立ち入り制限である。報恩閣は寺務取扱所で僧侶が忙しく立ち働いていた。

建物はいずれも宏壮で、威厳があり総本山の面目躍如であった。「信は荘厳にあり」という格言そのままである。山の緑に抱かれたこの地に来るだけで心が洗われるようであった。

せっかく来たので宝物殿を覗いて帰った。時間に急かされてゆっくり見れなかったのが残念であった。


祖師堂を望む

廊下からの庭

前庭を望む



山梨側からの富士山

2018-06-13 01:34:13 | 雑感

山梨側からの富士山

高速バスのサンバイザーを通してみる富士山

所用で茅野から東京へバスで向かった。梅雨の合間の好天だった。バスは満席、渋滞もなくスムーズに上京できた。

車窓から見える富士がきれいだった。南アルプス、中でも甲斐駒は堂々とした山容で立派だが、その左後方にそびえる富士はやはり端正である。静岡県と山梨県では、富士山を巡ってどちらが本家か争いがあると聞くが、山そのものの美しさでは、山梨側に分がありそうである。

それに静岡側からは南斜面にあたり、雪があらかた溶けているが、こちらは東、北斜面なので雪が程よく残っていた。

とにあれ、右側に雲を引っ掛け、ひときわ高く聳える姿はやはり日本一である。

緑陰三昧

2018-06-11 01:21:46 | 雑感


梅雨空が残念ではあるが、山は今新緑真っ只中。爽やかな初夏の空気に囲まれて実に気持ちが良い。
デッキにパラソルと椅子を持ち出して緑の空気に染まりながら、ビールジョッキを傾けるのもよし、読書にふけるのもよし、と妄想する。

まあ昼から飲むのはアル中への道まっしぐらなので、自制するとして、とりあえずディレクター・チェアに座ってみた。部屋の中から見ているとここでウトウト居眠りも悪くない、とズボラな予測をしたのだが、実際に座ってみたら違った。

しばらくぶりのせいかもしれないが、緑の風に吹かれたデッキは殊の外気持ちが良い。なにか生命力が内側から湧き出てくる感じだ。ボーッとして居眠りをする感じではない。パラソルの下ではあるが、木漏れ日の中で生き生きとした空気を楽しめる。

これはこれで幸せなひとときである。

山奥の名湯

2018-06-09 00:38:55 | 行ってきました




慶雲館玄関周り

同年会で宿泊したのは、山梨県の山奥にある西山温泉というところだった。旅館が2軒しかない辺境だが、立派な温泉で、玄関先には外交官ナンバーの車が止まっていた。

客室に置いてあった「大人が選ぶ名旅館100選」「日本の名湯100選」という、2つの雑誌にも掲載されており、派手さはないがしっとりと落ち着いたところだ。1300年の歴史を持つ温泉で、ここ一軒だけで、草津温泉の1/20の湯量を誇るという。

確かに大浴場の他に大きな露天風呂が2つあり、かけ流しでお湯も豊富だ。源泉は50度位でちょうどよく、飲用もできる。またシェフもコンテストで3位入賞の実力者だといい、たしかに出てくる料理に一工夫あり、おざなりの天ぷら、刺し身、茶碗蒸しなどではなく、お造りもサクラマスに湯葉といった塩梅である。

朝食も、一工夫あり、豆腐を一人鍋で作って食すといったもので面白かった。前にも触れたが、宴会では乾杯のビールのほかは皆ほとんど酒に手を付けず、カラオケも幹事さんの一人舞台で、以前と比べ格段のおとなしさであった。



玄関ロビー

宴会場

朝食膳

渓流沿いである

青梅

2018-06-07 00:44:11 | 雑感


いよいよ梅雨に入ってきた。ジメジメするし、うっとおしいしこの時期は逃れたいと思う。文字通り青梅が色づく頃でもある。我が家の梅も豊作で、沢山の実がなっている。

子供の頃梅干しを作っていた母親を、手伝おうとして手を出したら、「よく手を洗ってから触らねばいけない」と叱られたことを思い出す。

梅の種を割って中の核を取り出し、天神様と言って食べたこともあった。どうして種の核を天神様と言うのか知らない。

また古来より「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と唄われた岡本梅林(兵庫県神戸市東灘区岡本)は、起源は明確ではないが山本梅崖の『岡本梅林記』に羽柴秀吉の来訪が記されており、寛政10年(1798年)には摂津名所図会に岡本梅林の図が登場するほどの名所であったという。

偶然の一致だろうが、岡本つながりが少しある。それはさておき、我が家の梅は昨年今年と2年連続で豊作である。手入れもしていないのにこんなに実がなるというのは、そろそろ樹勢が衰える前兆ではないだろうか、と余分な心配をしてしまう。

至福の時

2018-06-05 08:49:00 | 家族



このところ家族の支援が多くありがたい。後期高齢者になり日常の作業で疲れることが多くなってきた。それを見越してではないだろうが、先週は次男、今週は長男が家に顔を出し、いろいろ手伝ってくれる。長男の連れ合いまで東京では何くれとなく付き合ってくれる。

気になっていた、山での草刈りを、思い切って行った。長男が駆けつけて手伝ってくれた。緑の中で作業するのは気持ちの良いことではあるが、それより子供と同じ場所で作業するというのは楽しい。

どちらかといえば私は不器用で、何かと機械操作に手こずることが多いが、息子たちは家人に似て機械には強く、よく手助けしてくれる。伸び始めた雑草の草刈りを長男と行ったが、4,50分ワンクールで、2クール分ずつ作業して敷地全体の6割はカバーできた。

こうした作業を息子たちと行うのは、私にとっては至福の時間である。