遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

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麦秋

2008-05-28 09:15:06 | 雑感




時は春。家々の庭にも、花壇にも、植え込みにも、
野辺にも色とりどりの花が一杯だ。
この季節が一番花が多いのかもしれない。

川沿いに散歩に出た。途中の田んぼに小麦が色付いている。麦の秋。
よく見ると、カラス麦が混じっている。

このごろは丁寧に田の草取りをしないのか?
隣の田んぼは、もう田植えが終わっている。中学生のころは
6月の第二、第三土曜日あたりが、田植え休暇だったような気がするが、
このごろは一ヶ月早い。連休直後から、もう田植えだ。




土手の近くから、雉のメス?ヤマドリが飛び立った。まだまだ自然が残っている。
休耕田には、葦が生い茂り、何種類もの鳥が争って鳴いていた。賑やか。
足元を見直すと、まだ自然は沢山残っている。自然破壊を嘆くだけでなく、
これらのものを大事にしたい。


河文

2008-05-27 10:27:46 | 雑感


名古屋の老舗料亭河文に招待された。
繁華街のこの一角だけ、雰囲気がある。男の方が出迎えに出ておられた。




正面玄関に葵の金の御紋章が出迎える。ちょっとした緊張感が漂う。
長い廊下の奥の、中庭に面した部屋。水鏡と石舞台が簾越しに見える。






芸どころ名古屋、というのはこんなところから、か。
静かで落ち着きのある雰囲気です。

お女将さんはそつがなく、風格のある方でした。






名妓連のひと美姐さんは、篠笛の名手。弟弟子である、本日の座主と合奏もされた。
こうしてみると、座り方(姿勢)が微妙に違う。
本日の座主は器用な方で、マジックもされ、クラリネットも嗜む。私より一つ上ですが、
IT機器を使いこなす。良家のご出身であり、いやみのない、楽しい方である。

老舗でありながら、堅苦しさを感じさせる事なく、とても楽しめた一夜でした。

広島料理

2008-05-26 18:38:58 | 雑感


東京は新宿にある、とっても感じのいいお店である。
広島料理「安芸」。もう7.8年前から通っている。
ウイークデーはいつも満員。土曜日が穴場である。
小さな店なので、あまり詳しくは教えたくない。

広島料理とはなんだろうか。お好み焼きで、
広島焼きという焼きそばが入ったやつは食べたことがあるが、
後思い浮かぶのは、牡蠣くらいか。

思い切って「広島料理の特徴は何?」と仲居さんに聞いたら、
「さあ?オーナーに聞いたら?」とおっしゃる。
オーナーの板前さんに聞いたら、「私が広島出身くらいの事で、
後のことはわかりません。難しいことは聞かない」
と言われた。なんとも大雑把だが、料理は皆ウマイ。




突き出しは、枝豆、貝の佃煮風、小あじの南蛮漬け、おひたし、
続いて、お刺身(これがタイ、ヒラメ、マグロなど
たっぷりある)焼きタラバガニ(これもたっぷり)、
お椀、春山菜の天麩羅、大きなメバルの煮付け、
香の物、赤だし、じゃこ飯、
(酔っ払ってしまったのでこの他の料理を忘れているかもしれない)
生ビール、大吟醸(4合瓶)焼酎(宮崎 甕雫五合甕)

を全部平らげて、6人で48000円ほど。

このお値打ち感が、広島料理の特徴か。






丁度この界隈はお祭りで、外には神輿が、掛け声と共に、通り過ぎてゆく。
春の宵は雨混じりだが、ゆっくり酒を飲むには最適であった。同席のメンバーも良い。
話も弾み、至福のときであった。

桑名の焼き蛤

2008-05-22 12:25:10 | 雑感
桑名の有名なハマグリ料理屋さん「日の出屋」さんに行く機会があった。
いかにも老舗である。






出てきた料理は、突き出しの後は全部はまぐり料理でした。酒蒸し、焼きハマ、湯豆腐(蛤だし)天麩羅、蛤御飯、うどん。

大きな蛤が、皿一杯に準備された。これだけの蛤を一体どこから調達するのだろう?
「うちは地元?国内物だけです」といっておられたが、これだけ揃えるのは今では苦労するのだろうなあ。

しかし上品な味で、これだけ蛤が続いても全く飽きない。
あんまりおいしかったので、料理を写真に取るのを忘れてしまったほどである。

堪能しました。






手で考える

2008-05-22 11:03:32 | 雑感


 ISOの統合審査で「会社の入り口に草が生えている。そのままにしているようだ」と指摘されたことを
そのままにしないように、早速少しづつ本社の敷地内の草取りを始めた。
 多分、この指摘は「品質管理は3S(整理・整頓・清掃)から」と言う審査員の数多くの体験からの
ことなのだろう。

そんな眼で見たら確かに敷地内に草がいたるところに生えている。いっぺんには無理かなと思い、
毎日就業前に少しづつ取り始めた。
 やってみると案外気持ちがいい。確かに気持ちが整理されてくるようだ。いろんなことにも気付く。
「履物をそろえると心がそろう」と藤本師が言われるがまさにその通りだと思った。イエローハットの
鍵山相談役は30年トイレ掃除を続けておられる。気持ちがしゃんとするそうである。しかも素手で、ビールがのめる
くらいまで便器を磨き上げられると言う。

 理論や見通しは、必要だが手や身体を動かして、感じる事は的を得ていることが多いのではないか。
考えるのは頭だけでなく、手でも考えているのではないだろうか。私達はもっと手で考えてみるべきである。
我が社のメンタルヘルストレーナーの今井先生は、「身体を動かしている現場の人たちには、
うつ病になる人は少ない」とおっしゃっていた。健康面でも良いことが多いと思われる。

 そういえば、亡くなった生産部長が当時の製版部の人たちに、「一時間毎に手を洗え」
「汚い手では、いい仕事は出来ない」と指導していた事を思い出した。
体験から出た指導だと思うが、実際的を突いた指摘だと思う。

健康診断

2008-05-20 10:51:42 | 雑感







社内健康診断日。以前は健康保険組合の外郭団体みたいなところに頼んでいたのだが、
ここ4.5年前から、純然たる民間に頼んだ。

問診表からして違う。細かいし答えやすい。
診断は、レントゲン、体重、身長、視力、聴力、血圧、血液、尿、心電図、内科と流れるように進む。
このほか、部署によって有機溶剤影響の検査もある。
メタボ測定で腹回りを測る。86cmで1cmーバーであった。残念。
血液を取ったら、カロリーメイトをくれた。民間だなあ。

西**の筍

2008-05-18 06:43:54 | 雑感


会社の役員から筍をいただいた。
四国の池田高校の近くにある実家から送ってきたものだといわれ、写真の五倍く
らいの量だ。

以前四国のこの実家にお邪魔したことがある。谷あいの里山にあり、すぐ横に竹
やぶがあった。収穫したものを、すぐ大きな鍋で湯がき、真空包装するという。
皮むきや、適当な大きさに切り分ける作業なども、結構大変だろう。
近所では「西**の筍」といわれ評判だという。こんな特産品はとても嬉しい。

やわらかくて、春の香りがし、一日目は若竹煮、二日目は、そのまま酢味噌で、
三日目は天麩羅で、味わった。どれも皆おいしい。あっという間になくなった。
確かに、評判になるだけのことはある。

家内の料理の腕もなかなかなのだが、素材の良さがあってこそである。
ご馳走様でした。


久しぶりの草取り

2008-05-14 12:43:52 | 雑感




入り口の両側に、スペースがあって、「玉龍」と言う芝の一種が植えてある。
以前少し弱っていたのだが、こまめに雑草を除いたら、たくましく青々とし、
密集して生えてきた。
 気にはなっていたのだが、ばたばたしていて、余裕がなかった。
一年ぶりくらいであろうか。ちょっと時間が出来たので、草取りをした。
この春の暖かさと、雨で雑草が、かなりはびこっていた。
写真2
黄色や紫の小さな花まで咲いている。向かって右の日当たりの良いほうは1/5くらいが雑草だ。
草取りは何か楽しい。例えは悪いが、大きな鼻くそを引っこ抜く感触と同じだ。快感がある。
実際、猫の糞もあった。それも取り除く。
雑草は左右で、ちりとりにほぼ一杯くらい採れた。20分くらいで終了。
気持ちが良い。

無量寿寺の杜若(かきつばた)

2008-05-11 16:31:47 | 行ってきました

今が見ごろだという新聞記事に誘われ、隣の知立市八橋へ行ってみた。
刈谷の天然記念物の小堤西池のカキツバタも見頃ではないかと思うが、近くが例
の女子高生殺害現場の近くなので、こちらへ。

ご存知の伊勢物語で、稀代の男前、藤原業平が「からころも、きつつなれにし、
つましあれば、はるばるきぬる、たびをしぞおもう」と、か・き・つ・ば・た・
を詠み込んだ所縁の地である。






手入れの行き届いた庭に、緑の濃い背景に、紫の花が鮮やかに浮かんでいた。
雨の中、足元もぬかるんでいたが、結構、人がたくさん来ていた。地元の保存会
の人たちも張り切っていた。ボランティアガイド、や茶会、売店の運営など、熟
年の人たちが生き生きと立ち働いている。

このところ、花が大人気である。花をテーマにした博覧会は大阪、浜松、岐阜と
大成功だったし、各地の花の名所はどこも大賑わいのようである。
本格的なゆとりの証なのだろうか。癒しを必要としている人の本能なのだろうか。

かきつばたは微妙に見頃を過ぎていたように感じたが、この紫と緑は官能的で、
すこぶるあでやかであった。


緑燃える

2008-05-07 14:55:44 | 雑感


連休だった。4/29日が「みどりの日」と思っていたら、5/4日がそうで、4/29
日は「昭和の日」だそうだ。3.4.5は連休になる。そこに、土日が絡めば5連休は
通常となる。
まあ、呼び名はともかく、連休が増えることは楽しい。しかし、あちこちで植木
市などが開催され、緑が燃えるようである。ゴールデンウィークと言うより、グ
リーンウィークと言ったほうがぴったりだ。村の鎮守様も、山肌も新緑の濃淡が
美しい季節だ。
冬をじっとこらえた桜が爆発的に咲く4月も良いが、生命の息吹を感じさせる、5
月の新緑も格別だ。







諏訪地方まで行くと、まだ桜が残っている。残雪の八ヶ岳とのコントラストが美
しい。今年はふと「後何回この景色が見えるのかな」と思ってしまった。
生きているこの一瞬を充実せねば。