遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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上高地 写真集(2)

2016-05-31 01:40:36 | 雑感
昨日の続き。

上高地の心地良さは水量豊富な梓川に負うところが多い。

    透明な水が滔々と流れる
    いたるところに池塘ができている
    田代橋からの梓川
    ウエストン・レリーフ
    河童橋に到着
    夕方のせいか橋の上には人影が少なかった
    橋の上からの穂高連峰
    前穂・明神と梓川
    今回も西糸屋にお世話になった

上高地 写真集(1)

2016-05-30 11:02:41 | 行ってきました
上高地はいつ言っても良いところだ。昨年通過点としてではなく、目的地として訪れてからもう何回目となるだろう。実に気持ちの良い所だ。

緑の木々、聳える峰々もさることながら、カッコウの鳴き声、梓川の瀬音がなんとも心地よい。左右両岸に整備された歩経路も歩きやすい。ただこの環境にいるだけで癒される思いだ。今回は写真を楽しんでいただく。

    奈川渡ダム上流
    安房トンネルとの分岐下の渓流
    大正池と焼岳
    大正池畔からの穂高連峰
    田代池への池塘
    午後の日差しに映える大正池
    大正池名物の立ち枯れ落葉松も残り僅かだ
    奥穂高連峰の雲が取れてきた
    自撮りをしてみました
    木漏れ日の歩経路
    田代池の池塘
    鳥遊ぶ田代池
    水量豊富な梓川支流
    木々の間から覗く山の峰
    田代橋近くの河畔

猫の額ほどの・・・。

2016-05-26 02:27:19 | 雑感
    名も知らぬ小さな花(ピンボケ御免)

珍しく雲の多い日が続く。24節気は「小満」いのちが満ち満ちてゆく頃、草も木も花も鳥も虫も獣も人も陽を浴びて輝く季節です。この頃の新緑は本当に輝いて見えます。日本の緑は大陸と違い柔らかな輝くような緑でみずみずしい。

草刈りの休憩中ふと猫の額ほどの庭とも言えないくらいの花壇を見たら、名も知らぬ可憐な花が咲いていた。小さな釣鐘型の紫やピンクの花と、五つの花弁をいっぱいに開いた白い花で、気がつかないうちに一生懸命花をつけていた。

こうした雑草が一杯の小さな花壇にも生命の息吹が感ぜられる。正に小満だ。


草刈り

2016-05-25 12:12:25 | 雑感


山小屋生活はこれでも結構色々な雑用が発生する。新緑の爽やかな季節になってきたが、足下を見れば雑草がいつの間にか伸びてきている。駐車場のスペースや建物の四方は既に30cm位伸びてきている。

草刈機を納戸から引っ張りだして始動してみる。幸い何発目かに始動したが、燃料が切れている。近くの(といっても5kmは離れているが)農協に行って調達。

力強いエンジン音を響かせて草刈りに励む。さすがに年齢の影響か、腰に響く。若い息子たちが「親父手伝いに来たよ」と訪ねてくるのを夢見て、とりあえずは老夫婦二人で黙々と作業に励む。

斜面を踏ん張りながら、2回ずつ交代で草刈機を回す。ちょっとした運動だ。シャワーを浴びた後のビールがうまそうだ。喉が鳴る。

国宝 松江城

2016-05-23 04:33:50 | 行ってきました
   国宝松江城の石碑
   築城主堀尾吉晴像
   入口案内板

同年会旅行二日目の目玉は松江城。ここは過去二度ほど来ているが、今回は比較的ゆっくり出来た。堀川遊覧船発着所脇から場内に入る。最近ここは国宝に指定された。姫路城、松本城、彦根城、犬山城の4城が国宝であったが、ここに加えられた。震災にあった熊本城は国宝ではなかったのか。

お城を作った堀尾吉晴は、関ヶ原の戦いの頃、三河刈谷城主・水野忠重、美濃加賀野井城主・加賀井重望らと三河池鯉鮒(現在の愛知県知立市)において宴会中、重望が忠重を殺害した。吉晴も17か所の槍傷を負ったが、重望を討ったという。刈谷にとっては恩人である。松江と不思議な縁で結ばれている。

戦国時代の終わりごろのお城らしく、戦いの備えはきっちりしているがさりとて伸びやかな様相を見せる城である。熊本城のごとく無骨な印象は少ない。ここのお堀を一周する遊覧船はきっとのんびりしているだろうと推測できる。

小学生の集団が写生大会に来ており一生懸命スケッチをしているのが微笑ましい。燃えるような新緑に黒塗りの外壁の松江城は優美な姿に映えていた。

   大手門跡
   山の門への階段
   二の丸下の段
   松江神社
   天守閣

人工美と自然

2016-05-22 02:39:04 | 行ってきました
   足立美術館

今回の同年会旅行の目玉はなんといっても足立美術館。横山大観の作品とその庭園の見事さで名を馳せている美術館である。かねてから一度は行ってみたいと思っていたのでワクワクする思いで入場した。最初は金蒔絵を施した文箱、硯箱、食器箪笥などの展示があり、角を曲がって茶室への道と分かれたところから庭の展望が開ける。

見事な庭である。日本庭園の極致ともいうべき構成と手入れが行き届いている。池、岩、砂、水、松をはじめとする緑、苔、どれをとってみても、何処をとってみても寸分の隙もない。正に人工美の極致としか言いようが無い。

   チリひとつ落ちていない庭
   正にピクチャーウインドウ
   池の鯉まで景色の一つだ
   敷石も計算され尽くしている
   額縁に見立てた窓
   大観の「白砂青松」をモチーフにした庭

絵画は撮影禁止だが、庭はOKがでている。好天の中で素晴らしく手入れの行き届いた庭を眺めて周遊し、時には展示品の、横山大観 を はじめ,榊原紫峰,竹内栖鳳,上村松園,川合玉堂,伊東深水,橋本関雪らの近代日本の作家の作品を見る。また河合寛次郎、魯山人の陶器が別棟に飾ってある。その他現代作家の作品も一室に飾られ、美術館としての意欲を感ぜさせられた。

この美術館は一度は見ておきたいが、人工美が勝ち過ぎで二度目は暫く間を空けたいという気がした。贅沢なわがままである。

刈谷に戻って、市の美術館に翌日和田英作展を見に出かけたが、規模も作品の質もしっくりと来て丁度いい加減であった。

幼なじみ

2016-05-21 11:54:11 | 雑感
   いつものバス旅行

厄年同年会が今日まで続いて、一年一回の一泊旅行の日となった。70を過ぎて会員は18名になり、今回の旅行参加者は16名である。幼なじみばかりの顔ぶれで、バスの中ではひとしきり仲間内の近況情報の交換が行われる。

平和なもので市政にこんなふうに物申したとか、議員さんに説教したとか賑やかなものである。話はそれからそれへと進み、刈谷中の色々な動静についての情報交換が行われる。市会議員顔負けの情報量である。住民の動きについて逐一把握しているのがすごい。

今回は島根県までの長丁場だったので、じっくり皆さんの情報を聞かせていただいた。幼なじみが集まったのだが、今回は健康、病院、クスリなどの話や、孫の話などは少なかった。今までの会とちょっと違ったのが、多くの知人が亡くなっていることでその辺りも、あれはまだ元気だ、とか2年前に亡くなっているという具合に情報訂正をしておく場にもなった。

皆、小さい頃からの遊び仲間で、気兼ねも遠慮もなく、その上殆どの人が現役を退いているので、気も楽である。お互いに垣根を作らずに話しできる年齢と立場になっているので、殆ど神経をつかうことがない。目的地まで延々と話は続いた。

    SAで何回か休憩
    横長に見える大山
    伯耆富士と言われる姿

朝7:15出発で、島根の足立美術館についたのはほぼ3時、途中何回もサービスエリアで休憩を取り、長い旅程を乗り切った。幸い天気に恵まれ暑いくらいの気候の中、皆バテ気味ながらそれでも口だけは元気に最終目的地玉造温泉に到着。美肌の湯と呼ばれる温泉に浸かり、いつもの様に宴会。さすがに年齢だけあって酒の量は一時の頃より激減し、各人ビール一本を持て余し、清酒や焼酎を飲む者も数えるほどであった。つくづく年齢を実感した宴会であった。

    いよいよ宴会会場へ
    宴もたけなわ

デッキ塗装

2016-05-17 02:50:07 | 雑感
    

林の中に家があるとあちこちに補修の必要が出てくる。自分たちでできるところは自分でやる。3年前外壁を塗装しなおしたが(専門業者にお願いした)、その折頼んだデッキの塗装が薄くなってきたので、自分たちで塗り直すことにした。

まずは予備の掃除をして水拭きをし、乾いた頃を見計らって防腐塗料を塗る。腰を曲げて、屈んで作業をするので、時折腰を伸ばして息抜きをする。天気はよく日が熱い。帽子を被ってはいるが、吹き抜ける風が気持ち良い。

塗ったそばから、乾いてゆく。気分は良いのだが立ち上がるとめまいをする。やっぱり歳かなあ。12~15坪位のデッキを塗り終えたら、ちょっと一休みしたくなった。

サンプル帳

2016-05-16 02:24:24 | 
    

集英社文庫編集者編「短編工場」集英社 2012年刊

12人の作家の短編集。旅のお供にこの一冊、飛行機で読みたい本No1、と帯に書いてある。こうした編集の本を今までほとんど読んでこなかったが、いろいろな作家の特徴が比較ができ楽しめる。

さすが読ませるなあ、と感じたのは浅田次郎。短編の中でも短編なのは道尾秀介作品。その他伊坂幸太郎、石田衣良、萩原浩、奥田英朗、乙一、熊谷達也、桜木紫乃桜庭一樹、宮部みゆき、村山由佳など中堅作家がずらりと名前を連ねている。

ただ最近はあんまり短編を読まないせいか、なんとなく物足りない感想をもった。そうか、これはサンプル帳だと思えば良いのだ。これで見当をつけて、自分好みの作家を選べば良いのか。

輝く新緑

2016-05-15 11:46:03 | 雑感

    楓と桂、落葉松の新芽

    白樺の新芽(左) 風も緑に染まるようだ

すっかり夏らしくなってきた。二十四節気は立夏、青々とした緑、さわやかな風の気持よい五月晴れの季節だ。七十二候の5/15日辺りは末候「竹笋(たけのこ)生ず」。ひょっこり竹の子が顔を出す頃。新鮮なえぐ味の少ないものは刺し身にしても、焼き物、煮物、たけのこご飯にしても歯ごたえもよく香り立つ。

まだ20代だった頃、大先輩に連れられて京都の有名なタケノコ料理をご馳走になったことがあった。山歩きの帰り道に立ち寄ったのだが、枝折り戸をくぐって入ると案内の中居さんが我々を見て、「あのー、うちは丼ものは扱っていませんが」と気の毒そうに声をかけてくれた。勢いで、「私達コースをいただきにきたのです」と言って座敷に上がった。ちょっとほろ苦い思い出である。

またこの頃は貝類=アサリ、はまぐり、トリ貝などの身が大きくなり、味もひとしおである。5/16日は「旅の日」だそうだ。芭蕉が奥の細道への旅を始めた日に因んでのことである。

家の周りを見回しても、新芽がすっかり出揃い白樺、楓、桂がそれぞれの色合いで山を彩っている。正に「山笑う」ころである。生命力にあふれた緑の勢いは若さを感じる。私は中でも落葉松の新芽が大好きである。

    落葉松の新芽が美しい