遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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冠雪の頃

2018-10-31 17:34:02 | 雑感

バス車窓からの八ヶ岳

バス停付近の紅葉

宮川堤の紅葉

引っ越しのバタバタがやっと落ち着いてきたと思ったら、妙に寒くなってきた。ことしはやまにいくじかんてきなよゆうがなくていろいろ不義理をしてるのだがそれでも気になって山に向かった。

天気は上々だが山には雲がかかっている。高速バスを降りるとひんやりと気持ちがいい。道路脇の堤に生えている紅葉はもう盛りを過ぎている。暑い暑いと感じていたがもう晩秋の風情だ。川沿いのえん堤の樹樹も紅葉は終わりに近づいているようだ。

遠くの八ヶ岳には雲が湧き見るからに寒そうだ。2500m以上にはもう雪がついている。今年の冠雪だ。これでは今年の紅葉は見そびれたかとちょっと暗い気持ちで、山小屋へと向かった。


雲湧く八ヶ岳連峰

冠雪のきた阿弥陀岳

薔薇と菊

2018-10-26 06:14:53 | 雑感




比較的盛りと思われる2種のバラ

新宿御苑の東の端にテントが立ち、何やら受付があって催し物が開かれている。近づいてみると薔薇の展示会が開催されていた。ゴルフ場に薔薇展、いかにも文明開化の匂いがする。

薔薇には一向に知識も教養もないが、野次馬根性で覗いてみた。東西2つの花壇に分かれ、55品種300本、56品種200本の薔薇を咲かせている。なにかこの世界にも殿堂があるらしく、殿堂入り品種が東西各々9品種あるそうだ。そういえばイギリスの小説で、薔薇の品種改良に入れ込む貴族が登場する作品を読んだことがある。

南側の展示エリアには、女性の名前を付けたものがいろいろあり、イングリッド・バーグマン、とかジーナ・ロロブリジータという名前のバラもあった。

さしずめ日本的に言えば菊花展であろうが、違うのは、菊の方はいずれも満開の鉢が展示されており、名前も歴史上の人物などであるが、薔薇の方はまだ満開とは言えず、盛りを過ぎたものもあり、付ける名前もつい先ごろまで活躍していた女優であることだ。

東西のお国柄を表しているようで面白い。

ミカドの庭園

2018-10-24 04:52:59 | 雑感

新宿御苑入り口

鬱蒼たる樹樹

広々とした芝生の庭

昼食を終え、向かったのは新宿御苑。かって猪瀬直樹の「ミカドの肖像」で、ここに昭和天皇のプライベートのゴルフコースが設けられていた。とあり、9ホールだが天皇は結構楽しんでおられた。だがろきょうこう事件



青空のもと人々は寛ぐ



池も配置

緑濃き森の道

千駄ヶ谷口

引きこもり老人防止策

2018-10-22 14:17:49 | グルメ

海老シュウマイ

飾り付きシュウマイ?

八宝菜?

麻婆豆腐

大根餅

スカッと晴れた土曜日、長男がふらっと顔を出した。日常の諸事の情報交換をしていて、「まるで引き籠っている老人みたいだ。外へ出よう」と誘ってくれる。とりあえずは3ヶ月ほど前に行った新宿の中華料理店へ昼飯を食べにゆくことにした。

土曜日の新宿は人が多く出ていたが、お目当ての店チャイナムーンは比較的空いていた。料理1,飲茶2、デザート、スープ、白飯のセット2つと、ランチセット1つを頼んだ。それと週末なのでハイボールを1杯。長男は何故か神妙に頼まない。ノンアルコールを貫く。

ここの料理は比較的薄味で、こってりとはしてなく、旨味を前面に出してくる味付けで、どれも美味しい。飲み物は小ぶりのタンブラーが残念だが、キンキンに冷えていて美味しい。外国籍の店員もサービスに問題はない。ゆったりと1時間ほど時間を掛けて昼食を楽しみ、満腹になって店を後にした。流石にお昼時とあって、席はほぼ埋まり人気店であることを伺わせた。

情報さえ取れれば、東京にはこんな居心地のいい店がゴロゴロしているのだなあ、と納得。

仲間たち

2018-10-20 00:14:35 | 友人・知人

会場の鳥義

宴の始まり

東京営業所の元所長が、東京営業所で一緒に働いた仲間に声をかけてくれて、引越し祝いと言うか、歓迎会をしてくれた。しかも会場は私の住所から10分足らずの地元である。両国らしく「ちゃんこ・ふぐりょうり」と看板を掲げてある居酒屋だ。

定刻に集合し、他社からの参加者(転職した者)は少し遅れて参加だが、3年ぶりくらいだと思うが、その頃にはすっかり馴染んでいた。まるで学生時代の同窓会のようだ。何というテーマはないが話題に困ることはない。出てくる料理(地元出身の若者がアレンジしてくれたのだが)も家庭料理風で美味しく、魚も新鮮で、最後のちゃんこまでなかなか辿り着けなかった。

6時から始まった宴は9時過ぎまで続いたが、さすが東京らしく、泥酔者もなく、9時半ぐらいに散会した。私としては結構飲んだと思うのだが、二日酔いもなく、スッキリした気分で帰途についた。居心地の良い仲間と、楽しい話題で盛り上がるこういう会合は久しぶりなので、とても楽しく参加者には大いに感謝している。

余談だがこのお店の大将の姉妹は、高田純次の奥さんだという。東京にはこういう話がゴロゴロしている。

テーマは壮大、内容は?

2018-10-18 04:32:28 | 



有森隆「巨大倒産」さくら舎 2017年刊

タカタ、シャープ、そごう、ミサワホーム、安宅産業、大昭和製紙など、我々がよく知る一世を風靡した会社が、いずれも倒産、解体へと追い込まれた。その原因、背景を探るという、壮大なテーマに取り組んだ作品。ただ結論はいずれも経営トップの采配の仕方がおかしかった、というもので、そこから先がみえない。何故おかしくなったのか、どこで市場から見放されたのか、という切り込んだ分析がされていないので、外から見た評論家の評論の域を出ていないような気がする。

それにしてもあれだけのシェアーを誇った企業が、一朝にして崩壊するというのは恐ろしい。企業は外部の影響より、内部崩壊のほうが深刻だということはよくわかった。日本人の組織性、或いは忖度がこれらのことに一層拍車をかける。それと、外部の好況に支えられた成功体験が、邪魔をして外部環境が変わっても変化しないという、感受性の悪さもその一因だということも、概ね言えるのではないか。

トヨタの歴代社長、渡辺、張、章男氏などが、末端の社員の驕りを戒める発言を就任早々に発しているのを見ると、これらのトップは、本能的に防御姿勢をとっているのかもしれない。

この本は、トップの重要性、謙虚な姿勢、変化を受け止める感受性など、企業組織を引っ張ってゆくには、独創性、カリスマ性などに加えてこんな面も大事なことを教えてくれた。

茸の季節(2)

2018-10-16 06:43:19 | 雑感

「じごぼう」(ハナイグチ)

今年は茸が全般的には豊作だという。キノコ採りに出て山で遭難するという事故が引きも切らないが、たしかにキノコ採りにはなにか魔力とも言うべき魅力がある。

茸を探す目を「きのこ眼」と言うそうだが、たしかに上手に探す人は同じところを見ていても次々と探し当てる。しかも人の行かないところについ踏み込みたくなり、より危険な場所に向かってしまう。

私は野生の茸で食用のものは「じごぼう」しか知らないが、散歩の道端にはいろいろな茸が顔を出している。いろいろな表情があって面白い。

10年以上昔に乗鞍高原できのこ狩りをした折、腰につけた籠いっぱいに収穫したが、食用できるかどうかを専門家に識別してもらっったところ、8割方は刎ねられた。それほど食用に適した茸は少ないと言うことである。

松茸も、椎茸も、エリンギも焼いたものが美味しいが、じごぼうは汁かみぞれ和えが美味しい。秋はきのこんの季節でもある。




様々な茸が顔を出す

散歩道に感じる

2018-10-14 06:09:25 | 雑感

紅葉はもう始まっている

落ち葉がびっしりと覆う

スッキリとした空気の中を散歩するのは実に気持ちがいい。そろそろ紅葉が始まり、枯れ葉が道を覆う季節である。まだ全山紅葉とは行かないが、木々によっては赤く、或いは黄色く色ずいている。

土の上には落ち葉がびっしりと覆い、青い草も隠れるほどだ。9月の台風の影響からか、例年より葉っぱが多いような気がする。ブナ林の土はカチッと硬い葉っぱのおかげで空気を沢山含み、保水率も大きいそうだ。枯れ葉も大いに役に立っている。

しかも枯れ葉は自らがが栄養源として腐敗してじんわりと次世代に役立っている。リタイアした自分は、枯れ葉ほど次世代に役立っているかと自問して見れば、甚だ心許ない。

枯れ葉を踏んで散歩をしながら、こんなことを考えるのはやはり秋という季節のせいだろうか。

紅葉のはしり

2018-10-12 00:10:55 | 雑感


今回の山行きは、様子見の駆け足で間もなく帰京しなければいけないので、なんとなく落ち着かないが、自然は着実に季節を進め、やっと周りは秋らしくなってきた。
24節気は寒露、72候は「雁来る」。露が冷たく感ぜられてくるころ。空気が冴え冴えと澄み、夜空には冴え冴えと月が明るむ季節を表しています。
 
「雁来たる」は雁が北から渡ってくる頃。やがて「雁渡し」と呼ばれる北風が吹いてきます。あたりを見渡すと、紅葉の走りとも言うべき蔦葛が色づき、カラ松に絡みついています。まだ周りは緑の葉が多いのですが、白樺の葉も黄色みを帯びいよいよ紅葉シーズンの幕開けです。

何かワクワクしてくるような、四季に彩られたこの国の自然に感謝。

茸の季節

2018-10-10 17:04:28 | グルメ

本日の収穫

山に来た。流石に少し冷やっこい。早速外に出て家の周りを歩いてみた。きのこが出ていないかと探すためである。台風の影響で木の枝がたくさん落ちている。これを片付けるにはかなりの努力、尽力が必要だろう。

ざっと見て回ったが、今年は目当ての「じごぼう」(ハナイグチ)はまだあんまり出ていなかった。まだ少し時期が早いのかもしれない。それでも家人と合わせて4つほど取れた。早速味噌汁に入れて味わった。

秋らしいじわっと来る歯ごたえと味である。秋をしっかり噛み締めた。ごちそうさまです。自然の恵みに感謝。