遅いことは猫でもやる

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から梅雨

2017-06-16 01:40:58 | 雑感

6月の空の下樹々の緑が

隣家の紫陽花

梅雨に入ったと言うのにここら辺りは一向に雨が降らない。沖縄では豪雨だと聞く。ムラがありすぎる。これも温暖化のせいか。

春の朧の空はよく晴れ渡り、市の木クスノキの緑が青々としている。春の空らしく水蒸気で少しボーッとしているのが、まるで一昨日のW杯予選イラク戦のようだ。あの戦いは辛うじて引き分けたが、個人の球さばきを見ているとワールドランキングは逆のような気がする。イラクの最後の詰めの甘さで何度も救われたが、明らかに押されていた。

しかし結果が全てである。首位はキープできたが、目立った戦術的進歩がないまま次のオーストラリア戦を迎える。どちらに転んでもおかしくない。ホーム戦というだけが頼りか。

などと考えながら家に戻ったが、隣の家の紫陽花の紫が目に飛び込んできた。色鮮やかに咲きほこり生命力を感じさせる。元来この花は鬱陶しい梅雨空を背景としても活き活きとしている。

この生命力を少し分けて貰いたいものだ。

緻密な捜査ゲーム

2017-06-15 03:36:44 | 


相場英雄「ナンバー」双葉文庫 2012年6月刊

題名の「ナンバー」は警視庁捜査2課の1~6まで係が分かれていて、それぞれが手柄を競い合う競合関係にあるグループを指す。

この課は知能犯=横領、詐欺などを摘発するところで、ターゲットは予め目星はついている。それを行動確認と、帳簿の照応で犯行をあぶり出し、解明する。

主人公の新米刑事は始めの2,3件はいずれも犯人にいいように踊らされるが、それを上回るベテラン捜査人に救われる。小説としてはそのあたりを匂わせながら確証を掴ませないさじ加減が絶妙である。また緻密でもある。そうして事件の捜査を経験しながら少しずつ成長してゆく。

果たして実際の警察でこんなにもきめ細かい配慮をしている警官や、刑事がいるのだろうか。初めから、ありそうではあるが、実際にはないだろうなと絶望している自分がいる。ただ、一方に組織内でライバル視をして、縄張りや手柄を競い合う組織は確実に存在しているのだろうと納得する。

そのあたりはよく描けた警察小説である。この著者はきっと面白い物語を書く著者だろうと期待できる。もちろんこの物語も十分面白い。


校舎建て替え工事

2017-06-14 05:11:10 | 雑感


昨日公園でテニスクラブが練習をしているのを見て、多分校舎建て替え工事の影響だろうと、正門の方に確かめに行ってみた。一部新しい校舎が建ちかかっており、まだ大工事中である。

私の母校ではないが、息子二人がお世話になった学校で、我が家の真ん前に建っている。緊急避難場所にもなっており、20年ほど前には卒業生に校舎のガラスを何十枚か割られる事件もあった。

少子高齢化、人口減のこの時代に校舎を増築するというのはかなり特別なことではないか。刈谷市の財政がかなり豊かであることを示している。都市部でも学校同士の統廃合が行われていると聴くが、ここ刈谷ではそんなこともあまり耳に入ってこない。

10年先20年先は大丈夫なのだろうか?

公園でテニス

2017-06-13 14:55:54 | 雑感


朝飯前に家の前にある公園からポーンポーンと音がする。普段この時間では老人会のグラウンドゴルフくらいしか使っていないのにと、不思議に思って覗いてみた。隣の中学生のクラブ活動の朝練である。

公園の広場に金網を置いてネット代わりにしてボールを打ち合っている。いわゆるソフトテニスというやつだ。地面には小石も落ちているだろうにちょっと不憫な気がしてきた。しかし多分いま工事が始まっている校舎の建て替え工事で本来のテニスコートが使えなくなって、ここまで出てきたのだろう。

不便な場所での練習でもやっている方は皆真剣である。無駄口を叩くでもなく素振りに打ち込んだり、ゴムボールを追っかけている。夢中で打ち込んでいる姿がとても可愛い。

世情を映す

2017-06-11 01:15:46 | 


伊坂幸太郎「魔王」講談社刊 2005年

10年前に執筆されたのだが、現在の世情をしっかりと予測して書かれている。怖いくらいだ。スーッと動かされやすく、身の回りの現象や、感情に流されやすい大衆とそれを煽る政治家、そんな民主主義の危うさを兄弟の生き様を描く中でうったえている。

題名から感じるほどの大時代的な仕掛けや、振りかぶったところはなく、若者の生き方の中に垣間見える、ポピュリズム、現代政治の陳腐性などを際立たせる手法は見事である。

ドラマチックなところは少ないけれど、読み終わって何か考えさせるところの多い小説である。こんな本を大賞に選んだ本屋さんの店員の慧眼にも感心する。

梅の実熟す

2017-06-10 10:56:29 | 雑感


東海地方もどうやら梅雨入りしたようである。だが雨はあんまりふらず日差しが暑い。猫の額ほどの我家の庭も、ふと見れば梅が黄色く熟してきている。梅雨とはうまく言ったもので、本当に梅の実が色づいて来る頃の雨である。

今年の夏は雨もそこそこ降り、しかも暑いそうだ。この数年涼しい夏は経験したことはない。地球温暖化の影響が顕著に現れている。パリ協定離脱とは、トランプは一体何を考えているのだろう。

庭先の梅を見ながらつくづく考えてしまう。

庭の草花

2017-06-08 05:28:12 | 雑感


爽やかな季節である。気温が18度前後、湿度もそんなに高くない。梢を渡る風はサラサラと心地よく、汗もそれほど出ない。

外に出てみると前の花壇に紫の小さな花が咲いていた。リンドウに似た花で可憐である。名前を知らないのが残念だが、ひっそりと小さな花をつけるさまはいかにも可愛い。

一昨年か知人の庭からもらってきた花がここへ来た花開いたのだろうけど、昨年は咲いたかどうか記憶にない。一年草だろうか、いい加減なものである。

草刈り作業

2017-06-07 05:03:44 | 雑感


毎日が日曜日の身分でも何やかやと作業はある。寒いときはストーブの薪運び、焚付の柴取り、ストーブのガラス拭きなど、ストーブ周りの作業がある。暑くなって来ると雑草刈りをせねばならない。

こういう作業もやってみればなかなか楽しい。以前長男とやったときには、「ああこれが家族というものか」と至福の時間を過ごした。

今年も草刈りのシーズンがやってきた。爽やかな新緑の中での作業は快適である。ただここらあたりでは色々制約がある。草刈り機やチェンソーの使用はウィークデイの1時から3時に行うことなどである。

近隣の人々に迷惑を及ぼさないようにとの配慮であろう。

山々の展望台

2017-06-06 06:58:34 | 登山・ハイキング

山道はよく整備されている

八ヶ岳と諏訪平

甲斐駒と南アルプス

中央アルプス

御嶽山

富士山頂は雲で覆われていた

入笠山山頂標識

入笠湿原まで行ったらやっぱり入笠山まで足を伸ばした。沢入登山口から林の中を30分ほど登り、水平道を歩く。入笠湿原までは約60分の道のりだ。湿原から30分強で山頂だ。

元スキー場の横を通り、牧場を右手に見て分岐点へ出る。そこから岩場コースと裏道コースに別れ、ちょっと登山気分を味わったら10~15分ほどで山頂だ。

ここは展望が素晴らしい。本日は乗鞍、北アルプス、富士山が雲で隠れていたが、それでも南アルプス、中央アルプス、御岳山、八ヶ岳がはっきりと見える。この展望があるから、ここは人気のスポットなのだろう。この日は土曜日でもあり家族連れや、カップルで賑わっていた。

何時来てもこの山頂は素晴らしい。東京では高尾山が人気だが、眺望や登山道の整備からすればここは数倍良いところだ。

帰途、新緑の林の中をマイナスイオンを胸一杯吸い込みながら山道を下った。午後も4時近くなるとほとんど人はいなくなる。爽やかで静かな道を楽しんだ。


杣道をたどる
新緑の落葉松林の中で深呼吸




ちと早すぎた

2017-06-04 16:27:31 | 行ってきました

入笠湿原遠景

群落地標識

僅かに徴候は見える

信濃毎日新聞を見ていたら、入笠湿原で「すずらんまつり」が開催されるという。1/6~20/6くらいだと記憶しているが、もう少し長かったかもしれない。土曜日とにあれ出掛けてみた。

新緑の入笠湿原にはチラホラと人影が見えいろいろな草花が花を付けていた。中央部を走る木道の脇に「スズラン群落地」の標識が立っている。木の階段を登ってスズランの群落地へゆくと、確かにスズランがいっぱい生えている。

が、花はまだだった。目を凝らして探すとわずかに花を着けた株が3,4株あった。そんなもので、まつりは始まったとは言えまだ少し早かったようだ。

学生時代美ヶ原のスズランの丘?だかで見た大群落は一面すずらんだらけであった。ここも最盛期には沢山の花をつけるのだろう。


湿原に生えている花々