遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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日本一の藤

2008-04-29 10:22:46 | 行ってきました
天気の良い日曜日、陽春に誘われウォーキングに出かけた。
JRの「さわやかウォーキング」は少し時間が遅かったので、「名鉄ハイキング」
津島コースへ。
この企画は優れている。高齢化対応、健康増進、団塊世代のイベント、地域おこ
し、交通機関の収益増進、など一石四鳥、五鳥くらいの効果がありそうである。

案の定、10時過ぎであったが、出発駅の勝幡駅は人が一杯。ぞろぞろと列を作っ
て行進開始。これでは味気ないので、やり過ごすために、近くのスーパーへ飛び
込み喫茶コーナー「モーニングサービス」でちょっと時間稼ぎ。此処もご近所の
熟年の人達の溜り場である。何せ、コーヒー、トースト、サラダ、ゆで卵、バナ
ナ半分、で何と250円だ。

20分くらい過ぎてコースへ戻ったが、少し人が減った程度。このイベントの集客
力はすごい。住宅地や川沿いを歩き、昔の街道の面影の残る狭い道に入る。五百
羅漢の雲居寺(うんこうじ)、加藤清正が住んでいたという上河原、を経て津島
大社へ。境内は藤やつつじが見ごろであった。

そこから少し遠回りをして、天王川公園へ。「日本一の藤棚」と案内があり、観
光ポスターにも表記されていたが、なるほどすごい。棚の下に入ると向こうが霞
むほど(ちょっと大げさか)である。花の時期も見ごろでもあり見事、見事。

商工会議所主催の観光祭りが開催され、屋外舞台が設置され、屋台100軒近く出
ていた。津島駅への帰途、町内の山車が練習なのか、山車庫から引き出され、笛
のお囃子と共にぐるぐる回していた。

日頃足を伸ばすこともない津島への、気持ちの良いハイキングでした。
(8.5km 途中休憩込み、3時間)






出発は勝幡(しょうばた)駅


何の変哲もない日光川沿いを歩く


雲居寺(うんこうじ)五百羅漢


上河原 清正公の遺跡


津島大社前の大銀杏


津島大社(重要文化財)


日本一の藤棚


見事な藤


天王寺公園


帰途出会った山車

同窓会(3)

2008-04-23 15:16:59 | 行ってきました
本日も晴れてはいたが、春霞で富士山は望めそうにない。正月の箱根駅伝中継地
となる、かまぼこの鈴廣へまず立ち寄る。駅伝では此処が唯一、歩道をランナー
が走るところだそうだ。公開工場と販売店の併設とこれもお決まりのパターン。

続いて、ポーラ美術館。マルク・シャガール特別展(全部自前の展示品だそうだ)
開催中。浮世絵や近代日本の作家の作品が集められている。安井曽太郎、梅原龍
一郎、平山郁夫,東山魁夷などなど規模が大きすぎず、少なすぎず、見やすかっ
た。

いよいよ最後の昼食で、富士屋ホテルへ。古い昭和初期?の建築と伝統のサービ
スを売り物にしているホテルでランチ。4.200円也。ビール小瓶1000円也。

メニュー
 富士の湧水で育ったスモークトラウトのルールと鮭のリエット
 美味な「もちぶた」背肉 柚子・ワサビの香りで 生野菜と一緒に
 バナナカップケーキとマンゴーのシャーベット
 パンとコーヒー

おいしうございました。お腹も一杯になりました。
まったく庶民派の、我が同年会団体旅行であるが、たまにはこのような、プチ贅
沢も良い経験である。腹ごなしに近所の散策をして、再びバスの中へ。

後は、焼津のマグロ広場へ寄り、一路刈谷へ。なんだか妙に名残惜しい感じのし
た旅行であった。担当幹事さんの配慮が効いているのだろう。


こういう旅は、時間とお金と健康の三拍子揃わないと出来ないが、今は特に健康
が大事のように思われる。健康と家族に感謝。



かまぼこ屋さん


かまぼこ製作中



ポーラ美術館


富士屋ホテルレストラン


富士屋ホテル中庭



同窓会(2)

2008-04-23 15:16:50 | 行ってきました
今夜の泊まりは箱根湯本温泉。河鹿荘という立派なホテル。
幹事さんのお世話で役員挨拶、乾杯、懇談、カラオケと文字通りのパターン。懇
談の席はますます賑やかになり、これはこれで妙に安定感があり、居心地も悪く
ない。これが歳をとってきた証拠なのか、水戸黄門が安定した視聴率を取ってい
る所以なのか。

翌日は例によって、6時前には目が覚める。朝風呂に入って散歩に出る。
一号線沿いに、仇討ちで有名な曽我兄弟ゆかりの寺、正眼寺、北条五代の菩提寺
早雲禅寺を巡る。連歌師宗祇の墓も祀られていた。



河鹿荘


廊下の花


宴会前


宴たけなわ


正眼寺


早雲禅寺


宗祇の墓


北条5代の墓 左の一つ離れているのが北条早雲の墓


同年会

2008-04-23 10:15:16 | 行ってきました
数え42歳の厄年同年会がいまだに続いていて、今年も年に一度の旅行へ一緒に
行く日である。

目的地は箱根方面。懐かしい面々と久しぶりの顔合わせ。気分は若い時と同じだ
が、さすがに年齢は隠せず、健康障害がそろそろ出てきた。半数近くが薬のお世
話になっている。話題も健康の話が多い。

観光バスの中でのビールも以前の半分である。健康飲料に近い「深層水」が良く
出る。

まずは大涌谷へ。期待していた富士山は雲に隠れ、裾野しか見えない。人が多い
が、飛び交う言葉は中国語や韓国語が多い。団体客の半分以上は彼らである。
黒たまご(温泉固ゆで卵)、1個で7年長生きできるとの御宣託。皆ほおばって
みた。

次は箱根神社へ。杉並木と芦ノ湖の中に立つ大鳥居は何度も通ったが、この神社
は始めて。物知りのガイドが、お賽銭は紙(神)が良い。偶数より割れない奇数
が良い。10円は遠縁に繋がるので避けたほうが良い。などと駄洒落としか思え
ない話を披露。















大人の見識

2008-04-16 16:32:54 | 


阿川弘之著「大人の見識」新潮新書237

東京の知人から借りた本だが、藤原正彦「国家の品格」を読んだときと同じよう
な読後感である。尤も天下国家を論じるのが主たる目的でなく、リベラルな考え
方とはどんなものか、といっているような気がする。英国、戦前の海軍などに題
材をとる。

「ふーん」と思ったのは京大教授中西輝政氏の言葉。
ギリシャの歴史家ポリビュオスによれば、物事が宙ぶらりんの状態で延々と続く
のが人の心を一番参らせる。その状態がどっちかへ決した時、人は大変な気持ち
よさを味わうのだが、もしそれが国の指導者に伝染すると、その国は滅亡の危機
に瀕する。カルタゴがローマの挑発に耐えかねて暴発し、滅びたのはそれだとーーー。

さらにつけ加えて、中西教授が言うには、「この言葉、近世の英国では軍人も政
治家も良く取り上げる決まり文句。英国のエリートは、物事がどちらにも決まら
ない気持ち悪さに延々と耐えねばならないという教育をされている。世界史に大
をなす国の必要条件ということです」。

リーダーは混沌の中で右、左を決める役目だ、と思っていたのとまったく違う考
え方である。自分の心地よさのために、決めてはいけないことを決める罪とでも
言おうか。大人だなあ。これとは逆の子供っぽさが、第二次世界大戦に日本を引
きずり込んだ、という阿川氏の主張である。

とまあ面白く、考え方の幅が広がる本であった。




駐車場の脇に紫色の草花が咲いていた。



花津波

2008-04-08 15:58:49 | 行ってきました
桜もピークを過ぎた、一日。ロータリークラブの花見会。

名古屋、松*閣で昼食→名古屋城という設定。この覚王山にある料亭はさすがに
歴史があり、風格のある料亭である。(家構えだけでなく、仲居さんの年齢でも
判断できる)昼食会場の大広間の明かりが少し暗めなのも、風情がある。
お庭には、今が散り際、真っ盛りの桜。泉水が花びらで埋まっている。この状況
を「花津波」というのだそうな。同行の方から教わる。何と風雅な呼称なのだろ
うか。日本語の繊細さ、表現力の豊かさを思い知る。
別室では、謡の発表会が催されている。三味線と謡の声とが良い具合に響く静か
なお座敷。
日頃のあくせくした毎日とはかけ離れた、雰囲気を味わい、雨の降り始めた名古
屋城へと向かった。








プロ野球ナゴヤドーム

2008-04-06 08:51:28 | 行ってきました
今年初めてのプロ野球観戦に行ってきた。知人からのプレゼントである。
ヤクルト戦だった。
桜が満開の4/5、午後3時プレーボール。3時10分位に入場したとたんヤク
ルト、リグスが2ランホーマー、レフト外野席は昨日に続いて盛り上がっている。
連敗はしているが、ドラゴンズはいい成績である。その割には土曜日なのに、満
員ではない。8割5分というところか。
投手は小笠原。その後締めてチェンジ。その裏は三者凡退。不思議に3連敗?と
いう予感はしない。ヤクルトの加藤投手が打てない感じがしない。案の定2回か
ら5回まで毎回得点。井端、荒木、ウッズとホームランがでた。8回の攻防がプ
ロ野球らしい見せ場であった。6-1でリードされたヤクルトが、小笠原に代わ
った鈴木に襲いかかる。四球、二塁打で無死で一点、鈴木続投。攻撃と守備の駆
け引きが続く。落合監督がマウンドに。一言二言声をかけて戻る。鈴木はその後
きっちり抑えた。何を言ったのだろう。「あと一人だけな。後は岩瀬だから目の
前の打者だけおさえろ」とでも言ったのだろうか。
その裏、和田が出塁。中村紀が本日二度目の送りバント。この選手はバントもう
まい。続く谷繁がライト前ヒット。駄目押しの1点かと思ったが、ライトからの
返球がよく、本塁上で捕手のブロックも完璧でアウト。和田は負傷ししばらく起
き上がれなかった。見ごたえがあった。9回は岩瀬が危なげなくクローズ。
前から6列目くらいの良いシートだったが、斜め前のお兄さんの応援が楽しい。
ドラゴンズ応援のテーマソングにあわせ、毎回応援のバチを振り回して、「振り」
付きで応援。周りの人もそれに合わせる。現場ならではの雰囲気であった。
お立ち台は、しり上がりの好投をした小笠原と勝ち越し2ランの荒木。









先輩の言葉

2008-04-05 08:17:29 | 雑感
尊敬する先輩の言葉に「人生は良い思い出作りのためにある」がある。

そのための、人脈、仕事、家庭、趣味などなどである。この言葉は、静かに、し
かし力強く私の中に染み透っている。

先日、その先輩にお会いして、少しこのことに触れたら、にやっと笑って「最近
はそれがねえ・・」と話された。

最近はその思い出が記憶に定かでなくなってきた、とおっしゃる。いい映画を見
たのだが、それを見たかどうかを時として忘れ、2度目を見てしまって、どうも
前に見たことがあるようだと、途中で思い出す。こんなことが良くある。とおっ
しゃる。

だから良い思いでが、残らないのだ。前に言った言葉は怪しくなってきた、と笑っ
て言われた。

そうなのか、と少し寂しい思いをして聞いていたが、ふと、そうではないのだ、
と思えてきた。
どうもこれは、「あんまり肩肘張って生きなくてもいい年代に貴方も来たんだ」
というアドバイスだったのだ、と思いあたった。

やっぱり先輩は、随分大人なのである。

というわけで、故郷の情景を少し。春です。







袖擦り合うも

2008-04-03 16:11:48 | 行ってきました
隣の東知多ロータリークラブへメーキャップに出かけた。
25-6人のこじんまりしたクラブで、アトホーム名ところが、親しみやすい。



交換留学生リンダのご両親が出席されていた。
隣に座られたが、私のたどたどしい英語では殆ど会話は成立しない。
が、気持ちは通じる。

質素な身なりですが、マレーシアにも工場を持つ、
自動車部品メーカーの社長さんである。*ッシュが得意先だそうだ。
今リンダがホームステイしている刈谷の天*家のご主人は
ライバルデン*-の管理職である。

聞けばスイスの方だという。一度行ってみたいところだ。

写真を見せてくれた。森と湖の写真でそこが故郷だという。
リンダは以前我が家にホームステイしていたミッシェル同様可愛い少女。




このクラブにお世話になったということで、カウベルをお土産に贈呈された。
日本イは好感を持っていてくれる。食べ物もおいしい。皆親切だという。
(多分そういっていたと思う)


いつかスイスに行くときには連絡を取ってみよう。