遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

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新しい時代(高知 研修編)

2009-10-28 13:03:05 | 雑感

 投資育成会社で所属する経営研究会で、この不況下、業績を伸ばし続けている、
二つの会社に勉強に行こうと四国高地へ飛んだ。

ネッツトヨタ南国 説明してくれた結城貴暁氏
ショールーム車が一台も展示してないショールーム

 ネッツトヨタ南国(株)と四国管財(株)である。いずれも中堅の会社だが、リー
マンショックの後も、売り上げを伸ばしている。しかも民度は47都道府県中40位
以上に上がったことはないという高知県でである。

 ネッツトヨタ南国は3年連続トヨタディーラーNo1CSの会社ですし、四国管
財も全国ビルメンテナンス協会から、第一位の表彰を受けている。

 勿論その細かい配慮が顧客満足を満たしているのだが、その背後には、「社員一
人一人の夢をかなえさせたい」「そのためのお客様満足だ」という哲学がある。

 これらの会社には「数値を取ることが目的ではなく、質を高めることが大切」と
いう経営者の確固たる信念に基づいた運営がある。CSの前にESがある。そし
て個々の社員が生き生きと働けるような仕組みと雰囲気作りをしている。ネッツ
トヨタ南国の開発したお客様対応のシステムだけをまねした、レクサスが、うま
く対応し切れていないのもうなずける。

四国管財(株)研修は質問を中心とした運営高知の女傑 佐藤美千代さん

 高度成長期にひたすら規模の拡大にいそしんできた我々が、次に目指すのはこんな企業ではないか、と感じさせる会社であった。人口減少の中でも、十分生き延びていけそうな、新しい時代に対応している企業である。

 全国的にもこの2社は注目されていると聞くが、日本の経営者も捨てたものでは
ない、私たちにも大きな刺激になった。またこの企画をしてくれた研究会幹事の方々に大いに感謝を申し上げたい。

蓼科山

2009-10-26 09:55:12 | 雑感
高曇りの土曜日蓼科山に登った。

天気予報では、午前中は晴れ午後は曇りとのこと。だがスタートから曇り。

案内板登山口熊笹の道

早めに現地駐車場についた。女神茶屋Pへ8:15着。既に10台くらいの車が止
まっていた。登山口はすぐ脇から。クマ笹の中の道を登る。クマ笹の途切れるあ
たりで休憩。同じようにスタートした人たちもここらで休憩。ここからが少し急
勾配。途中いったん緩やかなところに出たが、そこからまた急登。振り返れば南
八ヶ岳、中央アルプス、近くにはビラタスロープウエイが見える。曇ってはいる
が、眺望は確保できている。

ビラタスロープウエイ遠望縞枯れ帯

縞枯れ帯の横を登るあたりから勾配がきつくなって
きた。家内が拾って渡してくれた、木の枝の杖が威力を発揮した。30分ワンピッ
チで5ピッチ目に森林限界を抜け、ごつごつした岩の集積場へ出る。何故か横巻
きしながら進む。岩の上を歩くので少々足元がおぼつかない。

頂上ヒュッテ頂上だ

頂上ヒュッテから頂上はすぐ。2530m(5分くらい)頂上は広い台形の一部。
遠く穂高、槍ヶ岳も見えた。

この疲れた顔これみんな山頂です

野球場くらいの広い頂上の真ん中には神社が鎮座している。ここまで2:50分くら
い。ガイドブックよりは少し遅いペースだ。おにぎりの昼食。梅もタラコもおいしい
こと。日本人にはやはり米ですよ。頂上ヒュッテで熊よけの鈴を購入。音の優し
いのにする。

南八ヶ岳、中央アルプス

帰りは来た道を戻る。岩の集積帯は慎重に降りたせいか、思ったより簡単に通過。
そこからの急降下が難儀だった。膝も腿もがくがく、パンパンで登ってくる人を
見つけると、これ幸いと待機。そのせいか、下りも登りと同じくらい時間がかかっ
た。

今年初めて山らしい山に登ったが、やはりリハビリ不足は否めない。登りも
下りも体力不足を痛感した、山旅でした。

紅葉がきれいでした

資産運用

2009-10-25 13:42:12 | 雑感
主宰する勉強会で、リタイア後の資産運用について、取り上げらえた。

 お話はかなり冷静なスタンスでおこなわれ、まだリタイアまでに時間のあ
る方にも十分参考になる内容であった。講師の栗原さんは名大大学院出身のまさ
に才媛で,説得力があった。

 リタイア後の主なテーマは①やりがい、生きがいの追求②健康の維持③経済生活
の安定であるが、この日は③についての検討である。

 まず自分の資産の棚卸をしてみる。モデル書式があるのでそれに沿って、書き出
してみる。
次に有効な資産の遺し方の説明:生命保険の有効な活用法、遺言の書き方、必要
性などについて。
リタイア後の資産運用(リタイア前から準備するのが良い)①生活資金②供える
資金③ゆとり資金④遺す資金、の四つに分ける。
さらに資産運用は市場の変動に一喜一憂せず、狼狽して対応しない。分散投資を
心がけることなどをせつめいされた。

など、お話はかなり冷静なスタンスでおこなわれ、まだリタイアまでに時間のあ
る方にも十分参考になる内容であった。

社友会

2009-10-20 11:03:10 | 雑感
レインボーラインからの日本海三方五湖梅丈岳山頂日韓友好の鐘恋人同士の願いがかなう鍵の束手前水月湖,向こう側三方湖山頂公園にはリフトで向かう

社友会という会社のOB会がある。

年に二度ほど集まる。会社の近況報告をし、皆さんの近況報告を聞く。

その一つで、今回は若狭常神半島に魚を食べに行くという企画である。

参加したのはもう70才前後の人ばかり10名程であるが、皆さん元気である。
しみじみと、また賑やかに自己主張をされる。一緒に働いていたときのことが思
い出され何故か懐かしい。まるで故郷に帰ってきたようだ。つくづく、いつまで
も元気であって欲しいと思う。

現役の頃は業績にかまけて、十分な配慮が無かったなあ、と反省しきりである。
せめてこれからは折に触れて恩返しをしよう。

コースは三方五湖レインボーライン、レイククルーズ、常神半島、敦賀といった
ころである。天気に恵まれ、膨大な魚料理を提供された、快適な旅であった。

レイククルーズ船内水月湖遊覧こんな型の遊覧船もある暮れ行く水月湖常神半島先端、破風崎日本海がきれいまもなく夕陽常神の大ソテツ説明碑民宿の料理、種類の違う活き作りが4種類。image/3d/f9/e56d64332dc6914efffefbd9e5d84cdf.jpg">海の釣堀これでも民宿です

到来物

2009-10-19 09:39:24 | 雑感

 思いがけずマツタケを頂いた。それも沢山。1k以上はある。
とても豊かな気分になる。関係者に聞いたら、今年はキノコは不作だといっていたのに、
そんなの関係ないのかなあ。

 先日別所温泉で、味わったのは、やや量が少なく、物足りなかっただけに、今度
はこれでもか、と豊富だ。

 冷蔵宅配便で届いたのだが、栗とカボス(すだち?)も入っている。秋の味覚満載だ。

早速焼きマッタケにして食べる。

 豊かな香り、確かな歯ごたえ、日本人に生まれてよかった。どうしても日本酒に
なる。呑みすぎ注意。

 今度は土瓶蒸しで食べよう。また酒が進むなあ。





男前のシェフ(店長)

2009-10-16 13:04:08 | 雑感
クインチ支店、パッショーネを訪れるのは三度目である。。

道路側に看板もつき、前よりは少し分かりやすくなってきた。



金曜日の夜なので、予約席が多かった。結構な入りである。

早速店長に来てもらい、今日のお勧め料理とワインを聞く。
「本日は良い魚がありませんでした。きょうはイベリコ豚の肩ロースを味わって
ください」と正直である。
「ワインはこれが私のお気に入りです」名前は忘れたが、確かにフルーティであ
る。重すぎず、渋くもない。すぐボトルが空く。お代わりを注文したら、ウエイ
トレスが、あいにくこれが最後で、同じメーカーのすぐ上のクラスしかないとい
う。値段を聞くと12000円。そんな高いのでなくて良い。同じ風味でもう少し安
いのを、と注文したら、ぐっと下げて4500円のものを持ってきた。これがすこぶ
るうまい。次回からはこれにしよう。



イベリコ豚にも、良く合って豊かな気分だ。

この店長を改めて見直すと、気分だけでなく、ビジュアル的にも良い男である。
見回すと、心なしか女性客が多いような気がした。



パッショーネでは、この店長と会話するのも楽しみの一つである。
気持ちよく店を後にした。

プロバンスの思い出

2009-10-12 11:42:35 | 雑感
秋晴れの日、知人のW夫妻とクラフト市に出かけた。

野原に5~60のテントが並び、陶器、木工品、衣類、アクセサリー、などの手作
り品を並べている。お祭りの屋台と違うのは、売らんかなの威勢良さはない。み
んな穏やかに、製品の後ろに座っているだけ。興味のありそうなお客には説明を
する、という工芸作家のスタンスをとっている。

同じような店漁りにも飽き、コーヒーを飲んで待っていたら、W夫妻がなにやら
絵のようなものを持って現れた。見せてもらうと、七宝焼きの絵である。
発色が透明感がありとてもきれいだ。

興味が湧きそのお店に連れて行ってもらう。並べられてある絵は、ストックホル
ム、イタリアの南の街、などに混じり、プロバンス、ゴルドン近くの修道院を題
材としているのがあった。そのほかはアメリカの北部の冬の景色を描いた、雪の
上に木々の枝の影が落ちている、きりっとした図柄のものが気に入った。

エクスプロバンスのガラクタ市で、絵を買い損ねたので、プロバンスのものを買
うことにした。前景にひまわり畑、深い森に囲まれたオレンジ色の瓦と、窓の少
ない土壁の家を描いた、いかにもプロバンスらしい、思い出に残る絵である。

京都宇治 七彩工房(0774-24-3674)の作家は、穏やかな、絵が好きそうな感じ
の良い人だった。付いていた栞には次のように書いてある。
「七宝焼きは、銀や銅等の金属に釉薬(ガラス質の粉末)を盛り上げ、800度の
高温で焼成したものです。そしてその焼成を何度も繰り返し、色を重ねることで、
陶器、タイル等とは違った七宝本来の色合いと光沢が生まれ質感のある図柄が表
現されます。この様な七宝の技法を元に、現代の感覚に合わせた製品に仕上げた
ものが我々のアート七宝です」

先日のプロバンス旅行を思い出す、楽しい買い物だった

マツタケ

2009-10-11 15:27:47 | 雑感


別所温泉名物はマツタケ料理だそうな。

我々も賞味せねばなるまい。駅前の観光案内所で「どこが良いか」と聞いたら、
「どこを推薦するとはいえないが、一番大きいマツタケ山を持っているのは城○園だ」と教えてくれた。連休でひょっとしたら品切れになっているお店があるかもしれないがここなら大丈夫でしょう。と実質的な推薦。

山を車で登って行くこと10分。駐車場までが狭い道。空き地と道路に車が止まっ
ている。マツタケ山の端を登って、料理を出す小屋へ到着。浜辺の海の家の山の
家版のバラックの建物。何と座敷の中に松が生えている。
コースの上から二番目を注文。プラス・マツタケ酒、ビールも注文。
席からは、展望が良い。塩田平が一望の下だ。

マツタケ鍋

マツタケ酒


出てきたマツタケは・・・薄い!鍋の上一面を覆ってはいるがなんという薄さだ。
ハム切り機で切ったような厚みである。天麩羅も一切れのみ。土瓶蒸し、茶碗蒸し
にも確かにマツタケは入っているが、小さい。マツタケ酒も香りが少ない。さすがにマツタケご飯は良い香りがした。

が、わざわざここまできて食べるほどの、地元のよさは感じられなかったなあ。


別所温泉

2009-10-05 09:46:17 | 行ってきました

 連休の一日、長野県上田近くの別所温泉に行って来ました。
次男と一緒だったので、「無言館」を見せておきたかったのと、義理の姉が最近
行ってきて、お寺が案外よかったというレポートがあったのに誘われて。

 まずは、無言館。最近別館「ドーム」ができた。館長窪島誠一郎氏から以前寄付
のお願いが来ていたなあ、と思い出すが、立派に建設されていた。コンクリート
打ちっぱなしの外観は本館と風情は良く似ているが、中のドーム天井には、トルソなどのデッサンが印刷されている。また併設して天井までの書棚がある図書館もある。

 入場料が1000円に決められていた。出口での徴収は以前と同じであるが、本
館と共通で1000円である。連休中なので人は多かったが、本館ともども皆黙っ
て鑑賞している。何かやはり迫ってくるものがある。次男も食い入るように鑑賞
していた。掲示作品は前回と変わっていた。作品が沢山になってきたのだろうか。
戦争で好きな道を奪われた若者たちが、まさに無言で訴えているようだ。観る私
たちも、無言である。

 続いて別所温泉へ。信州の鎌倉というそうだが、見所は三つの神社・仏閣。北向
き観音、常楽寺、安楽寺である。まずは北向き観音へ、昔ながらの温泉街、射的
カラオケスナック,お土産屋などが軒を連ねる通りを歩き、神社へ。
川口松太「愛染カツラ」の元となった、300年ほどの桂の巨木がある。なぜか童謡「夕
焼け小焼け」の歌碑もあった。続いて安楽寺へ。a>"http://www.anrakuji.com/keidai/keidai.htm#
国宝八角三重塔が売りのお寺である。なるほど唐風でもあり、和風でもあるa>"http://www.anrakuji.com/keidai/keidai.htm#一番下の屋根らしきものは霧除けだそうだ。林の中の静かな参道が素晴らしい。
最後に常楽寺http://hiki0506.jugem.jp/?eid=241 かやぶきの本堂屋根が美しい。石造りの多宝塔、多層塔を見学。その横に信州大学繊維学部の学徒戦死者の鎮魂碑がまだ
新しいままに建っていた。戦争の影響がまだ続いている。


そこで昼になり、名物マツタケ料理を食し(別項掲載予定)、帰りに「あいそめ
の湯」に入り、諏訪へと向かった。のんびりしたのか、あわただしかったのか、
ちょっと不明の旅だ。しかし余り盛り沢山でなく、ホッとする旅ではあった。

ご機嫌な飲み会

2009-10-01 12:19:28 | 雑感


本当に久しぶりに、会社の部門打ち上げ会に出た。

この部門は長年、赤字に苦しんできた。ところが新リーダーになって3年目、劇的に変わって来た。
この環境の中で大幅な黒字達成を成し遂げた。

苦しんでいる部門の懇親会では、目先の事に囚われている。よそのせい、他人のせいにする。愚痴が多い。という特徴があるが、この日は違っていた。将来の展望、起こり得るリスクとその対応、仲間への信頼、チームに対する愛着、など、出てくる話題は様変わりであった。

若い連中が気分良く、話しかけてくる。前向きの話ばかりだ。自信ができつつあるようだ。

業績が上がってきたから、良い雰囲気になったのか、良い雰囲気だったから業績が上がったのか。不思議である。おそらく両方の相乗効果だろう。
何よりこの部門のトップは重点方針をはっきり示している。
部下は動きやすいだろうなあ。

気分が高揚し、リハビリ中だというのを忘れて、痛飲してしまった。リタイアーしたことなどすっかり忘れてしまった。(これだから始末におえない)

とっても気分が良い。機嫌よく帰宅した。
30代の頃、家内に指摘されたことがある。帰って来た時の顔を見て、今日の相
手は誰かが分かったという。会社の人、お客様、JCの仲間の順で疲れた顔だっ
たそうである。さすがに今日は分からなかったろう。

  
追伸 「泣かせる・・・。」の息子のブログには5回に亘って掲載がありました。
   最下段の「前の記事」をクリックして5回分ご覧ください。(老婆心です)
http://blog.goo.ne.jp/okamon2000