遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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日本でのモーツアルト

2006-10-28 10:27:41 | 雑感
先日のヨーロッパ訪問以来、
すっかり音楽会の虜になりつつある。



10月25日、銀行の催しで

「モーツアルト製炭250周年記念オペラハイライト」
 ~語りと音楽で綴るモーツアルトの生涯~

と言う音楽会に出席した。

・ソプラノ 田辺菜美子
・メゾソプラノ 味岡真紀子
・テノール 毛利和雄
・バリトン 滝沢博

地元出身の音楽家4名による声楽、
ピアノ(星合智美)とナレーション(小澤寛)で
楽しく行われた。


「幼年期の鍵盤作品」にはじまり
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」、
ドン・ジョバンニ:序曲など11曲を独唱、合唱、掛け合いなど。


テクニックはとてもいいと思った。
ただ、ウイーン、プラハで聞いたのと
何かが違うのかなあとも思ったのだが、
声量と、声(人間)の艶かなあ。



でも楽しかった。





自分の事ばかり

2006-10-24 10:34:35 | 雑感
金曜日に、劇団四季の「夢から醒めた夢」というミュージカルを見ました。

その中で、夢の中の悪魔役が決まって言うせりふがあります。

「自分の事ばかり考えやがって!」

天国行きの切符を求める人、
誰かより有利になりたい人たちの言動の背後にあるこの考えを、
事あるごとに繰り返し、鋭く突きます。

しかし主人公の、人を信じ、
他人の幸せの為に生きる生き方に気づいた多くの人が、
主人公を助けると言う物語です。



私は今までミュージカルはあんまり好きではありませんでした。

歌は歌、芝居は芝居で演じれば良い。
バタ臭いちょっと無理した表現が不自然で、
ちょっと苦手でした。

が、この公演で、大分このアレルギーが治りました。


また観客を楽しませようと、
開演前から劇場前、ロビー、観客席で
いろいろなパフォーマンスを行い
楽しませてくれるのもうれしかったです。

まさに、自分たちのことではなく、
お客様の事を考える姿勢です。

オススメです。


↑劇場前でサービス


↑3mの足長ピエロ


↑観客と一緒にパフォーマンス


↑額縁の中で人形のポーズ

業績建て直し名人

2006-10-19 16:01:42 | 友人・知人
古くからの知人で、大手事務機械メーカーの販売会社を
3つも立て直した人がいる。
細面で、どちらかと言うとはにかみ屋の人です。

その人を講師に招いて、昨晩勉強飲み会をした。
聞いてみるとやっぱりすごい。


まずスピードと実行力。
「今度、いつか、次の機会に」はご法度。
「いま、すぐ、明日までに」でないとダメ。
事態は刻々と変わるので、時間がたつほど複雑になる。

わかりやすさ。方針説明は30分以内で済ませる。
図解や例えでわかってもらう。

 例えば...
 二つのことを追いかける=武蔵の二刀流
 三つのことを推進=桃太郎の猿、犬、雉

出来るだけシンプルに、短く、少なく、わかりやすく、重点化、行動で示す。
幹部がまず率先して行動する。
信賞必罰も理由、結果をオープンにする。

明るさ(楽しさ)仕事をゲーム化する。
トップと最下位の人間をペアリングしたチームを作り
他のチームと営業成績のチーム戦を行う。
チーム意識により双方のレベルアップを狙うのだ。
親父ギャグを社内でウケなくても恐れず連発、座を楽しませる。


とまあ、いろいろ実行されている。
何か特殊なことをやったのかと言えば、
「そうではなくて、当たり前のことを当たり前に実行しただけだ」
とおっしゃる。

しかしこれらの会社を、早いところで一年、
遅いところでも二年で回復させるには、
相当今までの社員に受け入れられる努力をしたに違いない。

そうでなければ沈滞していた会社に、
単身乗り込んでいって短期間で回復できないだろうと思う。

そのことをたずねたら、

 「自分をさらけ出すことです」

とおっしゃった。

目標達成に対する使命感と、
自分をさらけ出す勇気によって、
部下との距離を縮めたのだ。

社長も普通の人、ミスもする。そこをオープンにした。



しかしなんといっても、
3つの会社(ひとつは営業本部長として赴任)を
各々2年以内に立て直した実績はすごい。



尊敬する知人である。

カナダ・ミササガ市のホームステイ先への手紙

2006-10-16 18:48:41 | ミササガ市(カナダ)訪問


Dear Fred & Kathy

元気ですか?Kathyの健康はいかがですか?

早いもので、ミササガに行ってから、もう3ヶ月になりました。
当時のことを懐かしく思い出しています。
FredもKathyも、息子さんたちも元気でしょうか?

日本は今、秋です。

カナダも国旗になっているような楓が色づいていますか?

あと3週間くらいすると日本の山々は赤や黄色の紅葉で、
全山美しく彩られます。
里もイチョウやもみじが色づき
それはそれはきれいな風景になります。

また、今は収穫の秋でもあります。

特に果物がおいしいです。
葡萄、梨、林檎、柿、栗など様々な果物がお店に並びます。
それぞれいろいろな品種があり、
葡萄も、梨も、林檎のなかでも様々な味が楽しめます。


日本に来るのは、桜の季節(4月)か新緑の初夏(5月)、
実りの秋(10月)が良いと思います。

ぜひおいでください。待っています。



追伸
写真は、近くの林で撮ったものです。
本格的な紅葉の前に、早くも色づいている葉です。
ファッションの世界で季節より少し早く装うことを
日本では「粋」と呼び、ひとつの価値を認めています。

丁度この写真の葉のように。


団長 おかもと かつひろ

ドラゴンズの優勝に感じたこと

2006-10-13 13:49:20 | 雑感

(写真:gooニュース)


2年ぶりにドラゴンズがリーグ優勝した。
サッカーに興味が移った私でも、嬉しい。


落合監督を見直した。

何が強いかがよく見えないけど、
とにかく3年間で2回優勝である。
結果を出している。

落合野球には華がない、面白くないなどと言われるが、
それはフロントの分野の課題であろう。

まずは勝負を争うことが基本だ。


(写真:gooニュース)


優勝の弁で、

「キャンプであれだけの質と量の練習をしたのだから、優勝させないといけない」

と彼は言う。

その成果であろう。失策、被2塁打はリーグ最少。
努力に勝る天才なし。


別の人は優勝するには

(1)現場力
(2)チームワーク
(3)指揮

をあげたが、多分次のように考えたのだろう。


(1)現場力

俊足巧打の一二番コンビ
首位打者の3番
本塁打、打点王の4番
層の厚い5番以下

と人材には事欠かない。
投手力は両リーグ一といわれるほど層が厚い。
外人2投手がダメでも、続々と出番をうかがう若手がいる。
これがたまたま運が良かったのか、練習の結果であるかは
来シーズンの実績で判明する。

(2)チームワーク

チームワークは勝ち続けると良くなるもので、
鶏と卵の関係だが、ここで言いたいのはは、結果論ではない。

自分の役割をしっかり意識した行動、相手を気遣う心配り、
全体方針への献身、などの姿勢である。

(3)指揮

指揮はゲーム上の戦術もさることながら、
自分のチームの強み、弱みを把握し、
ないものねだりをせずに、強みを前面に出して戦う、
弱みを補強して行くということだと理解している。


半世紀ぶりの日本一、来シーズンD史上初の連覇が出来るか
興味は尽きない。


これを他山の石として、仕事の面でも、

・現場力
・チームワーク
・指揮(マネジメント)

の強化をしっかりやってゆきたい。

挑戦する心

2006-10-10 20:36:56 | 
この休みに読んだ本。元気を貰った。

「常識を再発明する!」伊藤正裕 ダイヤモンド社刊 1429+税


17歳で起業し、現在6年目。
3D技術でコミュニケーション支援をしている。

マニュアル、カタログ、電子新聞など幅広く応用分野を持ち、
視野は世界を見て事業展開している。
コア・コンピタンスは、イスラエルの会社を買収して改善を続けている
数式による3D技術(データが1/100以上軽い)。

非常に冷静で、人間はアナログの世界に生きているのだから、
IT技術はそのために生かすべきである。
その接点を狙うのがYAPPA(社名)のミッションであると主張する。

夢(ミッション)と計画と行動力にあふれて、疾走している。
一年後の目標実現に向けて、今全力を尽くす。

事業家としての感覚は抜群で、17歳のときコンビニのレジで
お客の年齢・性別を打ち込んでいるのを見て、
占いと連動して個人情報を集める仕組みを思いついた。

また車のデザインやオプションを選ぶと
自動的に見積もりが出てくる仕掛けは、
計算の苦手な営業マンの作業を見て思いついた。

伊藤氏は一年前くらいにわが社にも
自らプレゼンに来たことがあるので直接会った人も多い。
非常に礼儀正しい。
IT業界にありがちな不遜なところが微塵もない。

この本はわが社の事業ドメイン
「情報表現技術によるコミュニケーション支援サービス」
の3D版である。

一読をお勧めする。

夕焼け

2006-10-10 10:18:05 | 雑感
連休で八ヶ岳に行った帰り道、すばらしい夕焼けにあった。

実物はこの写真の100倍くらい感動的でした。


刻々と変わる、空の色と輝きが澄んだ空気の中で静かさを感じさせた。

今の自分はこんな状況か。
人生の黄昏を間近に控えた、最後の輝き(があるといいが)を見せねばとも思う。

昨日昼間見た、虹もきれいだったが、この夕焼けは感動的だった。
10分後には空は灰色の濃淡の墨絵状に変わり、やがて暗闇になった。

そば打ち

2006-10-07 17:33:32 | 雑感
八ヶ岳山麓の乙事亭(おっこと)でそば打ちの体験をした。

ここは以前、

「嫁入りをした人でそば打ちのできない人はほとんどいない」

と言われた土地柄である。
指導をしてくれた方も、親切なおばさんであった。

ここで習ったのは、いわゆる二八そば。
そば粉4に対し1の小麦粉で打つ。

細かく挽いてあるそば粉はきゅっと締まって繊細な感触だ。
それでもふるいにかけ、熱湯を注ぐ。
粉5に対しおおよそ1くらいの割合だが、
その日の天候、湿度、粉の状態などによって、調節の必要があるとの事。
本日は粉500に対し水225gだった。




満遍なく水を粉に行き渡らせ、いよいよ練りに入る。

そばは手早さが味を決めるそうだ。
空気にあまり触れないほうがいい。
同行した技術系の先輩が、「酸化するのが良くないのではないか」と分析。
こねるのは8分以内で終わらせるようにとのこと。
掌をつかい押して、指で返して練る。
鉢のふちの曲線がここで生きる。

指導員は菊練といって、平面的に回して練る、
練り痕が菊の花のようにつく、練り方をして仕上げる。





のし。

のし棒でやわらかく、丁寧にのばす。
棒の痕がつくのは力の入れすぎ。
一回伸ばすごとに、そばをまわし円形になるように。
50cmくらいになったら棒に巻きつけ手間へに引いて、
さらに薄く延ばす。

爪あとなどがつくと伸ばしてゆくうちに、そこが穴になる。
布状になり、ふわっと浮かせると、
のし板とそばの間に風が入るくらいになったら終了。




それを畳んで切りに入る。

専用の包丁で押し切り。
そばが包丁の刃についてきて意外に難しい。
集中力がないと、1ミリの幅にそろわない。
名古屋の私にはやっぱりきしめんが似合うようだ。
指導員の切ったものと並べると一目瞭然。
折り畳んだ布状のそばに切れ目が入ったものと、
一本一本が乱れてばらばらに並んだものと、
見た目からしてちがう。


そばはうどんと違い、
 挽きたて、打ちたて、茹でたてがうまい
という。早速茹でて賞味。

これが自分で打ったのかと思うほど、いけた。
もっとも各工程の要所要所は指導員の方が仕上げたものだが・・・

ついてきた野菜のてんぷら、漬物もおいしかった。


今年の新そばは、11月5日のそば祭りくらいからでるそうだ。
また機会を作り習いにこよう。


【メモ】そばの効用
・高血圧、便秘、脂肪肝、肝硬変の予防、口内炎など
・リジントリプトファン、ルチン、コリンなどが作用する

ゴルフ

2006-10-02 17:25:39 | 雑感


久しぶりの休日、蓼科高原CCでゴルフをしました。

この日は、幸いにも晴れ。
高原のさわやかな風に吹かれて、
気持ちの良い人たちとのびのびとプレイ。
八ヶ岳に見守られながら楽しい雰囲気。

同行者に
「ここは実力以上の飛距離が出るから、注意をするように」
と言われてスタート。

確かに5年前の飛距離が戻ったようで、
その意味でも気分爽快。

出だし3連続パーでどうなることかと期待したが、
やはり、ダボあり、トリありで
終わってみれば、いつもより少し良いだけ。

しかし久しぶりに90を切ったのは嬉しい。




同行者は、なんどもカップのふちをクルリ・クルリと回る不運が続いた。

聞いてみれば、先週モンテカルロのゴルフ場でプレーをしたとのこと。
やはりカジノの名残が残っているのかと納得。


皆さんに大変お世話になりました。
とても良いリフレッシュをした一日でした。