遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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来年の舞台

2015-11-30 06:28:34 | 行ってきました

    上田城は早くもやる気満々だ

草津の帰り道。少し寄り道だが、真田3代の居城上田城に立ち寄った。来年のNHK大河ドラマの真田丸の舞台だ。豊臣方にあって徳川に一泡吹かせたという痛快感や猿飛佐助、霧隠才蔵等真田十勇士の活躍が親近感を抱かせ、人気をはくしているのだろう。地元では観光客呼びこみの絶好の機会とばかり、道沿いに「真田街道」の幟をはためかせ、あちこちに看板を立て盛り上げている。

しかし来てみると、この城で戦った真田軍がなぜ2度も持ちこたえたかは判然としない。そう言ってはなんだがこの程度の川と石垣に守られた城は他に幾多もある。博学の義兄に聞いたら、真田の兵術の巧みさが大軍を苦しめたのだろうという解説であった。

親子が豊臣方、徳川方に別れ対峙するという現実的な延命策をとった家柄なのだから、確かに現場での駆け引きや、それを現実のものとする兵の錬精度に長けていたのであろうことは推測できる。来年の大河ドラマを見てみようかという気にはなってきた。

     唯一残っている大手門と櫓
     観光案内所ウインドウに飾ってある城の模型
     木彫の猿飛佐助像
     大手門脇の真田石
     本丸内の真田神社
     大手門を裏側から見る

     市内の通りにある真田十勇士の看板
     上田市役所内にある幟

温泉街を楽しむ

2015-11-29 02:59:32 | 行ってきました
     人気の外湯
       昔ながらの旅館街

宿で一服した後早速街に出た。宿横の坂道を下り湯畑に行き、飲食街、土産物屋、酒屋、饅頭屋などが軒を並べる温泉街を通りぬけ、片岡鶴太郎記念館の前を通って、西の河原公園へ出る。河原から湯煙が上がりところどころ露天風呂みたいな水たまりがあり、なかなかの風情である。我々の目的はその奥にある大露天風呂である。昨年の今頃は工事中で残念ながら来ることが出来なかった。

大露天風呂は連休中で混雑していたが、何百人も入れる広さゆえ伸び伸びと楽しめた。湯元の落ち口は少し熱めだが、全般的には丁度良い熱さの風呂で、洗い場はなく正に湯治に来るところである。

     西の河原公園入口

    公園内の湯煙
     風呂から上がると早くも夕暮れが

ゆっくり入っていたせいか、秋の陽の落ちるのが速いのか外へ出ると既に夕暮れになっていたが足下はほの明るく、ぽつんと街路灯も点いており夜風にあたりながら街に戻った。手近なマタギ料理と看板のでているところに飛び込み、軽く一杯やる。イワナの骨酒も頼んだが、やっぱりこれは上高地嘉門次小屋が最高で、ちょっと残念な味だった。早々に御暇して、次のところに。正に小料理屋と言った地下の小店で、おばさんが一人で切り盛りしている店で、我々で席は埋まり、後から押しかけた3,4組の客は引き返していった。さすが3連休である。

     居酒屋に入って一杯
     イワナの骨酒・おでんなど

街灯に飾られたイルミネーション、街頭ライブなどを冷やかしながら湯畑を巡り、コンビニでおつまみを仕入れ、地元の酒を商っている酒屋に寄って、日本酒を仕入れ「家のみ」の体制を整え、宿に戻った。正に温泉街の夜を楽しんだ一時であった。

初氷

2015-11-28 09:16:20 | 雑感


めっきり冷え込んできた。寒くて目が覚めたわけではないが、今朝は寒かった。起きて家の前を見たら、貯水池に薄氷が張っていた。池の半分ほどに薄く広がっている。

朝日が上がればすぐ溶けてしまいそうに儚げだが、それだけに何か愛しい風情を感じる。冬の足音は確実に迫ってきた。

素泊まり

2015-11-28 02:28:45 | 行ってきました
     見るからに鄙びた佇まい

     二間続きでひろびろ
     すぐ横の坂道を降って湯畑へ

草津へは連休の二日前にゆくことを決めた。当然大人気の温泉地ゆえ宿は取れない。ネットの恩恵で1件だけ残っていた素泊まりの宿を息子が確保してくれた。観光地でホテルは別として、旅館で素泊まりは未経験だったが今回は選択の余地がない。現地に行ってみると湯畑から徒歩3分、駐車場もあり、部屋は清潔な二間続きである。

夫婦2人だけでやっている旅館で人柄は良さそうで、やたらに干渉はしないし、不親切でもない。ロビーには1,2階とも本棚が置いてあり、真面目そうな小説が入っている。何より気に入ったのは私の愛読誌「ビッグコミック」「…オリジナル」がラックに揃えてあることだ。この期夫婦の趣味は山登りだというのも何故か気に入った。湯治客が主の旅館らしい。

地下の風呂の湯加減が絶妙で、熱くもなくぬるくもなく実に気持ちが良い。昨年入った近くの外湯「地蔵の湯」では随分熱かった。地の利が良く、この温泉地は町並みも魅力的だったので、はじめから素泊まりも視野に入れていた。結果的には、外湯も外食もまずまずのところだったので、温泉街を楽しめたし、初めての経験は大成功であった。

草津のランドマーク

2015-11-27 00:07:33 | 行ってきました


草津温泉といえばバス停近くにある湯畑が有名である。近年周りが整備され一層ランドマークの色彩が強くなってきた。ここへ近づくとと奥から見ても湯気が上がっており、硫黄の匂いもする。落ち口辺りは木の階段や遊歩道が設けられ、豊富な湯量が間近に見える。

そもそもここは何だったのだろうか。ここの温泉は源泉の温度が高いので、「湯もみ」と言われる木の板で湯をかき回し温度を下げる作業をしていたのだが、今はそれをショー化して見せている。湯畑では大きな樋みたいなものに湯を分けて流し待機に晒している。それに湯の中に含まれる硫黄を分離して採取しているのだろうか。

     湯口の落ち口側
     大きな樋で湯を晒す
     遊歩道や石灯籠などを配して整備

ここはいかにも温泉だという雰囲気を醸し出し、まずはこれを見に宿泊客も外へ出てくる。これで温泉街も人で潤う。外湯と湯畑で人は宿から温泉街をぶらつきに散策する。温泉地といっても旅館街だけで、昔のような射的やスマートボール、一杯飲み屋などが軒を並べる、温泉街というものが少なくなった昨今、ここは街が昔ながらの賑わいを見せているが、その中心がこの湯畑である。誰が考えたのかしらないがこのコンセプト、デザインは出色である。


    夜景も湯気がライトに映える
     街頭ライブに人が集まっていた
     屋根付き歩道が整備されている

そこらで一杯飲ってきて、すっかり日が暮れた帰り道、控えめのイルミネーションが夜の湯畑を照らし、傍らでは路上ライブが行われている。なかなか雰囲気が良い。すっかり温泉気分を満喫して宿に戻った。

地方グルメ 草笛

2015-11-26 00:15:22 | グルメ
     現在営業中の店舗

   工事中の本店

ちょうど一年前、草津温泉に行った際、長男が昼食に寄った小諸懐古園前の蕎麦屋草笛に今回も寄った。
ところが行ってみるとそこは更地になって、ユンボが置かれている。なんと建替え中であった。駐車場を挟んだすぐ近くに別店舗があり、そこが営業中なので行ってみると行列ができていた。相変わらずの人気である。

注文も昨年と同じ蕎麦セット。蕎麦に小鉢、天ぷら、名物のおはぎ2ケのお値打ちセットである。おはぎはくるみ、ごまを一個ずつにしてもらう。勿論そばが美味しいのは言うまでもない。

ここの蕎麦はせいろではなく木桶にはいって出てくる。蕎麦屋ではいつも一人前ではちょっと物足りないが、二人前では多すぎるなと迷うことが多いのだが、ここの一人前はたっぷりあって調度良い。尤も息子は「おおめ」という盛りを頼んだが、このほか中盛というやつがある。これはとても大盛りで食べきれないという。

私の頼んだセットは、最後のおはぎが年寄りの私にはちょっと苦しかったが、味に満足、量は満腹で豊かな気持ちで昼食を終えた。

     蕎麦セット


笠取峠の松並木

2015-11-25 08:35:52 | 行ってきました
     確かに松並木は残っている
     説明板

連休に草津に向かう道すがら、「笠取峠の松並木」という標識があったのでどんなものかと行ってみた。野次馬根性丸出しである。松並木といえば蒲郡近くにある御油の松並木とか池鯉鮒の東海道馬市の松並木は行ったことがある。

こちらは中山道だが、広重の浮世絵にも描かれ、当時から名所であったらしい。いまは長野県の天然記念物となっていると現地の説明板に記されていた。


 揃ってはいないが、松は確かに残っている

肝心の松並木の保存状態であるが、峠の上半分を見た限りでは東海道程綺麗には残っていない。公園化して保存しているが、現在の道から少し山沿いに入った下半分はともかく、上半分はなにか荒れている感じだった。
史実に忠実なのはどちらだろうか。

見物はさっと切り上げて小諸へ向かったが、浅間連山が雲の上に聳え、我々を見下ろしていた。


遊びに来る

2015-11-21 09:35:15 | 家族


今年最後の3連休。すっかり葉が落ちた山に、夜遅く長男が到着。一人で遊びに来た。
奥さんがよく許してくれると思うがどうも「亭主丈夫で留守が良い」を実践しているようだ。夫婦間、家族間でも、依存せずしっかり自立しているようだ。家族から疎外されてはいないようで、息子は家に帰れば人気者である。

かなり気楽ないいポジションを確保しているようである。なかなか気のいいやつで、少々わがままではあるが、結構楽しい。夫婦二人の生活にアクセントが出来、面白い。この頃何くれと無く我々に気を使ってくれよく付き合ってくれる。次男ともども、お嫁さんにも恵まれ、人間味のある良い息子に育った。

もう40歳代になったので、いつまでも子供扱いでもなかろうが、いくつになっても親は親、子は子である。

この連休は一緒に草津あたりの温泉に出かけようかと思っている。

メンテナンス

2015-11-20 12:58:56 | 友人・知人


散歩道の傍らで電気工事の会社がメンテナンス工事をしている。親会社の中部電力の車もある。こんな人里離れた別荘地の電線を地道にメンテナンスしている。地域電力会社は伝統的にこんな工事も手抜きせずに手入れをしているのだろう。純民間会社ではこんな工事は後回しにされても文句はいえまい。ここには半官半民の良さが残っている。

先日、親友が脳梗塞で倒れ、入院をした。幸い事後の処理がよく、一命をとりとめ今はリハビリに取り組んでいる。私より年齢は1歳上だが、ロータリークラブに一緒に入会して以来の友達である。人を楽しませることが好きな、根っからの営業マンとも言うべき楽しい男だが、もともとは低血圧で健康には問題がなかった。

2週間ほど前、最初に見舞いに行った時にはよく話が通じなかったが、今回は半分くらい通じた。話の好きな男でよく喋るが、私のことを自分以上に喋るとよく言い合う。それでも、まだ意識が完全でないところが時々あり、本人の意欲とは別に混濁するところがあるのが痛々しい。

本人は、トイレは自分でできるので「洗面所まで連れて行け」というので、「医者の許可が出たら助けるよ」と言ったら、俺は今まで人のやらないことをやってきた、そうでなければ人生は切り開けない、と宣う。「その意気込みや良し」ではあるが、事は健康に関することである。あんまり素人考えでは危険なので今回は我慢してもらった。

今回は9月に別荘の庭先で倒れ、近所の人達の手助けで救急車を呼び、郡上八幡に運ばれ、そこからドクターヘリで岐阜大学附属病院まで運ばれたという。幸い処置がよく生命は取り留めたので、この機会に長年ほったらかしにしていた身体のメンテナンスをするつもりで腰を据えて頑張って欲しい、と思うばかりである。

兄弟会

2015-11-18 08:34:33 | 友人・知人
    このレストランで食事
    コーヒータイム

兄弟とは何やかやと理由をつけて年に1・2回顔を合わせることにしている。この3年間で、あっという間に6人いた兄弟が3人になってしまったが、残ったものは幸いにも元気である。

考えてみると先に逝った者より、心なしか自己主張の少ないものばかりのように思える。刈谷市内のレストランに集まり、特定の話題を決めることもなく、何となく話をするだけだが、やはり兄弟である。ほとんど気を使わなくて良いのが心地よい。

健康のこと、子供のこと、孫のこと、最近の政治のこと、とりとめのない話で食事を取りながら2時間、食後は座を変えて、コーヒータイム30分。お互いの無事を確認してサラリと別れた。同年会とはまた別の癒やしを感じる。こんな状況がいつまで続くのか。