遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

お知らせ

Twitter で更新情報が観られます。やってる方はこちらからフォローどうぞ。
http://twitter.com/gaiki_jp

最高の旅

2019-12-05 00:19:18 | 家族


これは、記憶にある限り、私が48回目の結婚記念日に初めて贈ったただ一つの花である。家人はとても喜んでくれた。

私の人生は、数多くの家族、友人、知人、が支えてくれ、私はとても幸せだっただ。何と言っても、家人が何くれとなく支えてくれたことにつきる。かゆいところに手がとどくというか、少し気の強いところもあったが、愛嬌の範囲内で、私にとっては最強、最愛のツアーコンダクターであった。

旅の手配が得意で、おかげで世界中を旅することができたし、家事、育児などにも余念がなかっった。「旅はどこにゆくかで楽しさが決まるのではなく、誰と行くかで決まる」はまさに言い得て妙で、私にはとてもいい旅で、悔いはない。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとうございます。いい人生だった。悔いはない。













絢爛・東北紅葉大盛り旅(13) フィナーレ

2019-12-02 04:03:28 | 行ってきました







どこまでも続く紅葉が美しい



後生掛温泉付近の紅葉




蒸の湯温泉

森林限界を超え藤七温泉へ

弘前城の後は一路八幡平経由盛岡へ。後生掛温泉、蒸ノ湯、籐七温泉と名だたる温泉地を通る。ここら辺りも紅葉は真っ盛りで、紅葉のフィナーレを飾るのにふさわしい。

ただ蒸の湯は湯煙を上げ、被写体としては恵まれているのだが、なにせ混浴露天風呂なので・カメラを向けがたい。

蒸の湯から稜線の森林限界を越え、霧に包まれた藤七温泉(これも鄙びた温泉だ)へでる。視界は悪いが、息子の運転は確かで安心できる。



松川地熱発電所

山を越え再び紅葉の松川温泉エリアに入る。ここでちょっと松川地熱発電所見学。長男は地学専攻だったせいで地熱発電に詳しい。彼によると日本では地熱発電が地球に優しく(負担をかけることなく)効率が最も良い、という。

聞いてみると、地下水を汲み出すことなく、地熱の放出も優しい。なるほど。原発や風力、太陽光と違い、利権にまみれていないだけでも、利用に値するのではないか。

松川温泉をちらっと見て、最後の紅葉(アンコール)を見学。すっかり満足して、盛岡の街に戻った。

家人と、息子に囲まれたこの家族旅行は最高であった。最後に盛岡駅前で名物の冷麺を堪能し、旅のフィナーレを飾った。


紅葉アンコール


締の盛岡冷麺

絢爛・東北紅葉大盛り旅(12)弘前城

2019-12-01 02:45:17 | 行ってきました

旧五九銀行本店

弘前城入り口



お堀端が続く

弘前に泊まったこともあり、この日はまずは弘前城に行く。あの桜で有名なお城である。このお城は1600年代創建の比較的新しい城。1800年代に再建。小ぶりな天守閣、それでも地盤軟弱のため、曳家をして補強。

有名な桜はソメイヨシノが主。しだれも多いが、最古のソメイヨシノと言われるのは、江戸との交流が深かったせいか。

立つ丘は周囲より僅かに高いだけで、要衝の地とは言えず、堀も浅い。戦う城とは言えず、最果ての地で、ひたすら幕府に恭順の姿勢を取り続けていたのだろうか。


橋を渡り

門を潜り

また広い橋を渡り

広場を過ぎ

小さなお城に着いた

流石に、桜で有名なお城だけあり、いたる所の桜に手入れの跡が見られる。桜守は大変だろうなあ。ちいさな天守に比べ、敷地は広大で桜の数も多く、周辺のお堀端までの面積や桜の本数を考えると、手入れの困難さは、いかばかりだろう。

質素な感じのする、お城を退去しかけて、紅葉と岩木山の絶景、曲がり石の展示、門外の菊の展示
お堀端の菊人形の飾りなど、ささやかな歓迎を受けた。

このお城らしい控えめな歓迎をじわっと受けながら、後にした。


曲がり石という建築上の面白い石

この城は表と裏が違う不思議な城だ

紅葉前景の岩木山

堀に飾られた人形

門には菊の展示も