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威勢の良い手打の声があちこちから聞こえる
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神社一帯は歩行者天国で屋台が軒を並べる
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熊手のお店
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鷲神社本殿?
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本殿前には提灯がずらりと掲げられる
長男がラインで、部屋でくすぶっているのならこんなのもあるよ、と紹介してくれたのが浅草酉の市。今年は1日、13日、25日の3の酉まであるそうだ。というわけで2の酉の日に浅草鷲神社に出かけてみた。
バスを降り近づいてみると警官が出ていて物々しい。ホコ天になっていて露店がずらりと並んでいる。祭り気分が盛り上がる。人がだんだん多くなり、神社前は境内から続く参拝の行列が舗道にまで長く続く。仕事帰りの参拝客が徐々に増え、列が更に伸びる。ノロノロと参殿に向かい進むが参道に入る入口で、神社の若い人が御幣を振って両側で行列を迎えていたのが何故かおかしかった。
本殿の両側にも縁起熊手の店はあるのだが、人がぎっしりと埋めているので商売にはならない。酉の市を行う神社は4,50社あるそうだが、ここが発祥の地だという。熊手は福を掻き寄せる、とか鷲の爪を象ったものとか諸説あるが、なにせ商売繁盛を祈るものには変わりがない。
お店のあちこちで威勢の良い手打ちの音が聞こえる。商談成立の印。商売なので熊手の値段を値切る交渉をし、成立するとその値切り分を祝儀として渡すというのが習慣らしい。
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参拝には長蛇の列に加わらねばならない
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参道の入口では神社の若い人が両側で御幣を振り迎えてくれる
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ここが酉の市発祥の地だそうな
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確かに提灯が多い
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参道の両側にひしめく熊手の店
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政治家の名前もちらほら
くまでは小さいものから大きいものまで沢山種類があり、北島三郎、萬田久子、などの俳優、歌手、落語家の名札が掲げられていたが、なんと行っても政治家の名札が目についた。松島みどり、深谷隆司、石原一族、片山さつきなど流石に抜け目がない。
毎年、熊手は少しずつ大きいものに買い替えてゆくのらしいのですでに予約しているのだろうか。大きな法人用の熊手には名札がついているのを見かけた。東京は人口も会社数も多いのでこんな催しも盛況だが、緑を基調とし金、赤、の極彩色でゴテゴテと飾られた熊手の塊が飾られるのを見て、ふと日光東照宮を思い浮かべたのは、私だけではないだろう。
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提灯の隙間から祈祷所が見える
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最近は置物型の熊手が増えてきたそうだ
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昔ながらの熊手店