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参道に並ぶ人々
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押し寄せる善男善女
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大群衆が参道を埋める
元旦は何と言っても初詣。諏訪大社にお参りに行ってきた。流石に全国諏訪神社の総本山とあって、温かい日和に恵まれ初詣の人達が大勢繰り出していた。参道数百mに善男善女が並び大鳥居を目指す。その人出を狙ってたくさんの露店が軒を並べる。お馴染みのクレープや、大判焼き、牛串などの食べ物に混じり、だるま、干支の置物、プラモデルなどが並び、結構商売繁盛していた。
大鳥居をくぐり本殿に登る石段の前では入場制限をしてコントロールしている。石段脇には昨年の「御柱祭」で奉納された本宮一の柱がそびえる。
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一の柱
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本殿への道
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本殿を望む
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賽銭なげいれどころ
入場制限のお陰で、ぎゅうぎゅうの圧力も少なく無事お参りできた。今年仕入れた知識ではお参りの際、住所氏名を名乗ること、感謝、決意、お願いを述べることが作法だそうだ。賽銭を投げ家族全員と自身の健康を願った。決意というのは述べにくいがそれでも、こまめに骨惜しみしないで健康維持に務めるといったところだろうか。終わっておみくじを引く。今年は中吉だった。昨年は末吉だから似たようなものだ。歌は「ふきあれし あらしもいつかおさまりて 木末にてなく 鶯の声」であった。
神様もこれだけ押し寄せる善男善女の望みを叶えるのは大変なことだ。結局神様は自分の中にあるのではなかろうか。周りへの感謝、自分の行動への決意、それでもどうにもならぬことは起きうる。そこで初めて神様の登場といったところだろう。成否の大部分は自分の行動にあり、神様の活躍分野はごく狭いのだろうが、それでもお願いしておくのが人間の人間たるところなのだろう。
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お神輿も景気を盛り上げる
参拝客で賑わう境内を後にして、露店の並ぶ参道に移る。少し改築されて参道に広場が設けられ周りの店からテイクアウトした食品を外のテーブルで楽しめるようになっていた。ちょっとテーブルの数が足りないように見えたが、それでもあちこちで若いカップルが楽しそうに団欒して居るのはいかにも新年の風景である。孫たちが、初詣最大の楽しみである露店の買い食いを楽しんで居ると、そこに掛け声も勇ましく神輿が通りかかった。正月早々景気の良いことである。行列をしている参拝客も不思議そうに見ていた。
無事初詣を終え、好天の中帰路についた。本日元旦にふさわしく、雲一つない好天で澄み渡った青空は、今年のあらまほしき先行きを暗示するかのようであった。
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晴天の八ヶ岳