blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

4月14日 雨中 2頭の馬が福祉農園へやってきた

2012-04-16 | 共生社会のデザイン

環境教育NPOインフォメーションセンターhttp://www.ryufo.com/
の沼田牧場から2頭の道産子がやってきた。道産子へ走る小学2年生


東京農大で馬等の動物達が人に関わることによって人に働きかける
可能性を研究をしている、川嶋舟さんも寄田さんと来園。
川嶋舟氏は紀子妃の実弟。東農大バイオセラピー科の講師で獣医。
川嶋氏は単身赴任で相馬と東京を往復している。
3月11日。相馬に向かう列車の中で被災。
地震直後、市長に掛け合いトラックを2台調達し13日に東京へ。
物資を積んで15日に相馬に戻り、18日にまた東京へ向かい、
20日に紙おむつなどの物資を運んで約10箇所の避難所に配布。
行動的な人、だから「前から福祉農園を見てみたい」とやって来た。


 馬を誘導する良太氏、  道産子2頭が到着してキャンプが始まった。

触れ合いから始まる交流


 


4月14日 道産子に騎乗

2012-04-16 | 共生社会のデザイン

高速道路2時間揺られてきた道産子を落ち着かせるために馴らす寄田さん

鞍をつけて騎乗準備

小2女子、こわごわと初めての騎乗、だんだん調子が出て2周目に挑戦

不安げに見つめる見沼・風の学校スタッフ

小2を教える先生、颯爽と騎乗。

茨城から駆けつけた百姓先生も騎乗、

全員が騎乗した後、餌と水をあげる子ども達


道産子は厩舎ではなく雨の野で、雪の野で過ごし、
人はハウスに集い、宴を楽しんだ。


寄田勝彦氏に関する報道

2012-04-16 | 風の備忘録 


乗馬で障害児の治療
牧場経営の寄田さんが試み
読谷村

2000年8月26日  琉球新報
【読谷】馬との触れ合いを通じて、
障害を持つ子供たちの心と体を
治療しようという試みが読谷村で行われている。
村内の知的障害児たち約20人は、
夏休みを利用して8月の毎週一回、親子で乗馬を体験した。
最初は怖がっていた子供たちも、少しずつ自信を付けて、
たくましい笑顔をのぞかせるようになった。
馬の背は親と子がきずなを深める場にもなった。
乗馬を障害児の治療に取り入れているのは、
沖縄の自然や文化を体験するプログラムを提供している
琉球インフォメーションセンター読谷の牧場。
代表の寄田勝彦さん(33)は北海道でも牧場を運営し、
心身に障害を持つ児童のほか
不登校児や親から虐待を受けている子供たちも受け入れている。
今回は読谷村内の知的障害児とその父母が参加した。
最初はこわばった顔で馬の首にしがみついたまま放さなかったいう児童も、
回を重ねるごとに肩の力が抜けて、笑顔も見せるようになった。
掛け声に合わせて両手を手綱から放し、
横に伸ばして「飛行機」の格好をして見せたり、
肩からぐるぐる回してみたりした。
そばで見守る父母に満面の笑みで手を振る児童も。
馬の背で楽しそうなわが子の姿に、
母親の一人は「まさか自分の子が馬に乗れるとは思わなかった」と驚いた。
父母も馬の背に一緒に乗り、子供と同じ立場で考えた。
読谷村障害児を守る父母の会の知花昌一会長は
「馬は大きくて最初はとても怖い。
しかし、その怖さを乗り越えると、
高いところから見下ろす別の世界が広がっている。
その達成感が子供たちの自信につながる」と話し、
目を輝かせながら馬に乗る子供たちの姿にうれしそうな顔を見せた。
馬が歩いている時は、
背中に乗っている人も歩く時と同じ筋肉を使うといい、
足が不自由な人の機能回復訓練にもなるという。

牧場を運営する寄田さんは
馬は一つひとつの手順を守らないと言うことを聞いてくれない。
どうしたら馬を思うように動かせるか考えるうち、
人生を生きていく上で大切なことをいろいろ教わることになる。
子供たちの可能性の一つを広げていきたい
」と話した。
今後は読谷村だけでなく県内の他の地域、
さらには他府県の障害児をもっと受け入れていく考えだ。


3月18日に行われた見沼の炉辺から、福島を想うYou Tubeで公開

2012-04-13 | 龍神伝心

福島市、飯舘村、本宮市から見沼の畑へ
2012年3月18日見沼田んぼ福祉農園で行われた
〜見沼の炉辺から、福島を想う


さんが 2012/04/04 にYouTubeで公開
YouTubeで見られます
http://www.youtube.com/watch?v=4kyAneZt-XQ&feature=youtube_gdata_player












4月10日 烏対策の春

2012-04-12 | 農作業

見沼田んぼ福祉農園 馬との暮らしキャンプ

2012-04-09 | 共生社会のデザイン

見沼田んぼ福祉農園
馬との暮らしキャンプ

日程: 2012年 4月14,15日

会場 ⾒見沼田んぼ福祉農園
さいたま市緑区南部領辻明神下見沼田圃内) 
スケジュール
14日
10:00-15:00 共同作業(夏野菜の準備/途中昼休み)
15:00-17:00 福祉農園協議会団体メンバーによる農耕馬体験


        (道産⼦との農作業・交流・ケア)
18:00-21:00 ⼣⾷と交流

15日
6:00-9:00 共同作業(途中朝ご飯)
9:00-12:00 農耕⾺体験
12:00-13:00 昼ご飯と交流


連絡先
メール:kazekoukou@ybb.ne.jp
電話番号:090-6938-9211
企画担当:猪瀬浩平
(福祉農園事務局長/明治学院⼤学教養教育センター)

会費
1000円(一般)
500円(福祉農園で営農活動に参加している人)
#食事代は別途徴収します。

見沼田んぼ福祉農園は、14年⽬の春を迎えました。
今回の企画はNPO法⼈インフォメーションセンターの協力のもと、
ホースセラピーの手法を学び、障害者ケアや、
農的な暮らしを通じた自立支援のための方法を
模索することを目的としています。
開催に当たり、
浦和北ロータリークラブからの支援を受けております。
【主催】見沼田んぼ福祉農園推進協議会


4月8日 色々な人がやってきた日

2012-04-09 | 農作業


大風の後始末、屋根修理




カップルが農道にランチシートを敷いて
花見をしているので芝生広場に誘った。
小一時間芝生広場でのんびりとしていた。
ぶらりと岩槻の竹細工名人が現れ、
竹とんぼ飛ばしてくれ、また竹笛演奏を披露してくれた。

カヌーと馬の小島さんがぶらりと やって来て、
来週末にやってくる馬の話で盛り上がった。
花見客にホウレン草も売った。

春になり桜や春の花々が咲き始めると様々な人がやってくる。

夕方は来週の馬企画のため、地元農家を訪ねる。


4月8日 レンギョウが咲く 沈黙の春

2012-04-09 | 季節の便り

「今年は、れいの影響か
野良に出てヨモギを摘む人を見ない」と来訪者が言っていた。
耕作者は畑に眼が行き、周りの変化に疎くなる、
野良に忍び寄る放射能の陰
来訪者がもたらす情報に気づかされることが多い。
そういえば野良遊びをする人を今年はあまり見ない。

来訪者は、花見の賑わいを逃げ、福祉農園を偶然訪れることになたそうだ。

加田屋川対岸にレンギョウが群生している、
来訪者が
「こんなに大きなレンギョウの群生を見たことがない」もと言っていた。

レンギョウの群落のそばに引っ越しゴミが投げ捨てられていた。
年度末よくあることだが・・。

 


68歳で定時制高校へ

2012-04-07 | 共生社会のデザイン





合格祝の花束をもらっているOさん










Oさんも高等特別支援学校卒業後就職してゆく生徒たちも、
就労という形で社会に参加しながら、職場でも地域でも、その孤独ははかりしれない。
Oさんは半世紀たって、就労からある意味排除されたことをきっかけに、
他の人々の生き方と出会い、さまざまな人生があることを知った。

 生きづらい世の中、疲れ果てた者が緊急避難し特別な支援を受ける場を否定はしない。
 しかし、その支援は多かれ少なかれやはり生きづらい状況を抱えている他の人々と、
あたりまえに一緒に生きるための支援であるべき。
「普通学級に戻れるよ」と言われた約束を、Oさんはいまも忘れない。
分けられた場で支援を受け続けることにより、人生そのものが分けられてきたOさん。
支援のありかたが根底から問われている。


福島の馬の暮らし 宮城の牛の暮らし

2012-04-05 | 共生社会のデザイン


3月30日朝。猪苗代 
「牧場の暮らしキャンプ」最後の乗馬体験。

3月30日、宮城角田へ

3月31日朝。堀米さんの牧舎。山の上にある牧舎は繁殖用。

 飼料の徹底管理で11月から出荷が可能になった。

一番草のセシウムは検出限界以下だ。


原発事故直後、田の上に広げられていた稻藁。

「汚染藁」となりラップされ隔離されている。
行政からは防護服とマスクとゴーグルを渡されただけ。
管理は農家に任され、
「放射線が高く危ないから近づかないでください」と言われただけ。
現在でも放射線量は数μSvになる。
東電、原子力ムラ、国の失敗のつけが個人の農家に回る。
一部マスコミが報道した、
「農家が汚染稲わらを牛に与えた」のではない。

農家が放射性物質が
自分達の田畑や森にに降り注いでいることを知ったのは
「農家が牛に与えていた稲わらが汚染された」ことを
知ったのはずっと後のことだ。by事務局長


4月2日見沼田んぼ福祉農園の仕事始め

2012-04-03 | 農作業
書類の提出に県庁へ
新年度の契約が終わっていない
今年も無契約状態のまま新年度を迎えた.
開園当初は3月中に契約更新が終わり
安心して続けることができたのだが

その後、農園へ

杏の花咲く

ぺんぎん村が運営するデイケアわくわくが来ている
農園活動を本格化していた。

松田君と大風がまたやってくるとの予報が出ているので
トタンを竹小屋に運んだ