blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

6月20日さいたま市総合振興計画審議会へ

2013-06-22 | 風の備忘録 
朝、農園へ 農園では「農=あぐり」のメンバーが草取り作業



キャプテンはナス畑の烏よけ網の整備中


私は、さいたま市総合振興計画の審議会へ

さいたま市の低炭素化に向けた
数値目標の根拠が分からないまま説明を聞いていた。
地球温暖化と低炭素化の議論は
原発推進のプロパガンダに使われているのでどうしても警戒的にある。

技術的根拠なしの低炭素化の議論につかれを覚えた。
家に戻りPCを開くと、
ホンダの2013年度の環境関連の事業取り組みについての情報があがっていた。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1306/20/news024.html
「ホンダは2013年6月、
世界6地域における環境関連の事業取り組みについて発表した。
同社の世界環境安全会議で、2012年度(2012年4月~2013年4月)の実績と、
2013年度以降について公開したもの。
環境関連の取り組みは、製品の開発や生産、販売などのさまざまな局面にわたる
 同社は、世界を6地域に分けて自立的な環境経営に取り組んでいる。
北米、南米、欧州、アジア太平洋、中国、日本だ。
これは国や地域ごとに環境関連の法律や基準、課題が異なるためだという。
2013年度以降の取り組みでは、北米と南米、中国、日本が際だった(図1)。
北米では、
オハイオ州のトランスミッション工場に風力発電を2013年末までに設置し、
工場で使用するエネルギーの10%をまかなう計画だ。
スマートハウスへの取り組みもある。
カリフォルニア大学デービス校のキャンパス内に光熱費をゼロ以下にする
「ゼロネットエネルギー」を実現するスマートハウスを2013年度内に作るというもの。
家だけでなく、クルマと組み合わせることで達成する。
 南米でも風力発電に投資する。ブラジルの自動車業界としては初めての試みだという。
ブラジルでの四輪車生産活動に必要な年間電力量に相当する約8万5000MWhが得られる。
 中国では2013年5月、広東省広東市にある広汽ホンダ第三ラインに着工し
出力10MWの太陽光発電システムを組み込む。2015年前半に発電を開始する。
中国での自動車メーカーとしては最大の出力だとした。
 日本では2013年7月に生産を開始する寄居工場に
出力2.6MWの太陽光発電システムを導入する。
同社は販売店への太陽光発電システム導入を計画している。
進捗は順調であり、2013年度中に合計1MWを設置する予定だったところ、
既に1.3MW分の設置を完了した。」
「自然な節電はどこまで可能なのか。さらにどこまで環境負荷を下げられるのか。
オフィスや住宅で進むこのような取り組みは、工場でも課題になっている。
 ホンダは製造業におけるエネルギー消費と
環境負荷と同時に引き下げる取り組みを進めている。
同社の3つの目標は実現がいかにも難しそうだ。
自社の再生可能エネルギー技術を使って
発電からクルマ走行までCO2排出量ゼロを目指すことが1つ。
第2にエネルギーマネジメントシステム(EMS)を使ったエネルギーリスクのゼロ化、
第3に3R(Reduce Reuse Recycle)を適用した廃棄物ゼロだ。
 この最終目標に一歩近づいたのが、
2013年7月に生産を開始する埼玉県の寄居工場である(図1)。
「自動車の生産を開始し、実際の数値を測定するまでは断言できないが、
最も環境負荷の小さい自動車を、
最も環境負荷の小さい工場で作るという目標が実現できると考えている」(ホンダ)。
 寄居工場の目標を実現する手法は大きく3つある。
FEMS(Factory EMS)の採用と、熱利用の最適化、太陽光発電システムだ。

    図1 埼玉県の寄居工場。敷地面積は約95万m2。出典:ホンダ
 FEMSを用いて、エネルギーの使用状況や設備の運転状況を監視し、
使用量の目標管理や異常リスクの対策を行う。
電力のピークカットや再生可能エネルギー利用の最大化、
製造装置ごとの負荷の統計調査などにも役立つという。
FEMSは自社開発ではなく、他社製品を選択した。
 熱利用の最適化として2つの例を挙げた。まず廃熱の利用だ。
工場内のエアコンからの廃熱(28℃)を
暖房用熱源としてヒートポンプ冷凍機に活用した。
従来のボイラー熱源だけの場合と比較して、排出するCO2量を60%低減できる。
エネルギーコストも下がる。
 もう1つは作業員向けの空調の最適化だ。
室内全体を空調するのではなく、
人の作業空間に限って気流を流す空調システムを導入。
これによって作業員の快適さを損なわず、
空調エネルギーを従来比で40%削減できる。
 太陽光発電システムは、出力2.6MWを計画する。
これによりCO2排出量を年間1200トン削減できる。
高温にならない部分の工場の屋根と
管理棟の屋根に1万9953枚の太陽電池モジュールを敷き詰める。
太陽電池としてホンダソルテック化合物薄膜型(CIGS)を採用した。」
「技術と経営」の力なしに再生可能エネルギー利用の取り組みは実現しない。
Hondaは見沼田んぼ福祉農園開園以来、応援をしていただいている。
Hondaの再生可能エネルギーへの取り組み低炭素化への取り組みに誇りを感じる。