6.16のシンポジウム「誰もが共に働く街―市民・自治体の協働は」
今回は第1部について…
私・山下と沖山さんのなれそめの昔にさかのぼる
私が日々付けている「活動日誌」から、1997年9月6日(土)の記載を引用する
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「うろうろしている人」のことをめぐって>
共同連埼玉大会の午後のパネルディスカッションでは、UやRやわっぱのメンバーその他、
「前でうろうろしている人」のことが話題になった。
わっぱのSさんは、
「こういう討論が好きでない人のために、
オプションでレクリエーション(観光)を作ってくれと実行委員会に申し入れたが、そんなのダメ、
埼玉流のゴチャゴチャでやるんだと拒否された」と発言。
育成会専務理事のMさんも
「もしかしたら、その人に応じた援助なしに形だけ一緒にする、
いわゆる『ダンピング』なのかもしれない。
話されていることをわかりやすく『翻訳』するなどの援助も必要だったのでは…」と評す。
会場のアンケート用紙には、
「主催者はどう考えるのか?私の学習権が侵害されている。」という憤りの言葉も。
CIL立川のTさんは「別に気にならない。ふだんからつきあってるし」と言い、
わらじの会の糸賀さんからの
「JILの集会にはこのように知的障害の人が全然いず、
整然と行われていることこそ問題では?」というつっこみに、
「来ちゃダメと言ってない。
自分達が知的障害者を連れてくればいいのに、そうしないじゃないか。」と切り返した。
終了後、国立職業リハビリセンターの沖山さんに会ったら、
「あのアンケート書いたの、私なんです。
面白そうな情報がたくさんありそうなので、じっくり聴こうと思っていたら、
いきなり横で奇声あげられてビックリしちゃって、あれ書きました。
でも、だんだん慣れちゃって、気にならなくなりました。
前で話している人たちは、いつもこんな状況で慣れてるんでしょうね。」とニコニコして、
「明日も来ます。」と帰って行った。
(写真はその時の共同連全国大会in埼玉)