blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

11月16日見沼田んぼ福祉農園で窃盗未遂事件発生。

2012-11-16 | 農園作り



作業が終わり帰り支度のぺんぎん村の農園班。

シャッター小屋の錠が破壊されていることに気づき、藤枝さんに見てもらう。

11日以来シャッター小屋は開けていない。誰かが無理矢理こじ開けた様子が見える。
県庁から担当に来てもらって現況を見てもらう。

中の様子は錠が破壊されていてシャッターが開かず確認出来ないため、
盗まれているのかは分からないが窃盗未遂発生を確認。

警察への連絡を県に依頼して帰ろうと車に向かうと車の脇にドライバーが落ちていた。

錠を破壊した形状と似ているので自宅に持参する。警察に届けて検査をしてもらおうと思う。


2006年5月の盗難事件を思い出す事態

2012-11-16 | 農園作り

平成18年5月16日  要 望 書
埼玉県知事 上田 清司殿
見沼田んぼ福祉農園 代表 猪瀬 良一

 5月14日、見沼田んぼ福祉農園で盗難があり、

発電機(HONDA製3台)、発電機運搬用台車、

耕耘機(HONDAこまめF220)、

動力付き芝刈り機(HONDA製)

チェーンソー(Tanaka製)、電動工具、番線カッターなどが盗まれました。
シャッター倉庫のシリンダーの部分だけすっぽり抜くという、プロの犯行のようです。

古い耕耘機が1台残されていた。

これで、畑の耕耘作業。
水中ポンプを使った暗渠による排水改善工事。
電動ドリル、サンダー、丸鋸等、電気を使った農機具のメンテナンスや環境保全活動。
芝生広場保全のための芝刈り作業。
 エネルギー確保のための薪割りなどの基本的な作業ができなくなるとともに、
全ての農園活動に支障がでてきます。
調査研究活動や収穫祭「見沼の新米を食べる会」、農的若衆宿、
サバイバルキャンプなどのイベントの開催も現状のままだと
開催自体が難しい状況になってきます。
 シャッターの修理費を含めれば、被害総額は100万円を超えます。
福祉農園自体の年間の収入は
会費や管理運営委託費を合わせとも150万円に過ぎない、
そして運営経費が200万円を超える福祉農園にとって致命的な損害です。
それとともに、今まで愛着を持って使ってきた、
自分たちの仲間のような道具が、奪われてしまったことが残念でなりません。

 私たち見沼田んぼ福祉農園は8年間『食の安全と作業安全』を心がけ、
人身事故のない農園として活動を続けてきました。安全は私たちが確保します。
見沼田んぼ福祉農園の設置者である埼玉県に対して、
今、強く要望することは県民の財産である福祉農園の「安心の確保」のことです。
要望事項
1、障害のあるものないもの、
老若男女が共に安心して農作業が出来る福祉農園に戻してください。
2、環境保全活動や研究調査活動が安心してできる福祉農園に戻してください。
3、見沼田んぼの治安を守ってください。
4、見沼の川、芝川や加田屋川、そして見沼用水を清流に戻してください。
添付資料1:      
見沼たんぼ福祉農園管理運営業務委託契約書第14条に基づく、
この1年間の事故・災害 報告
添付資料2:       「見沼学」通巻2号