blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2007年6月29日 アジアモンスーンに吹かれながら

2007-06-29 | 農作業
アジアモンスーン圏の農業は「草取り」農業とも言われる。
湿潤な南風モンスーンか吹きつけた
  今日の見沼。
 福祉農園の除草作業は
 これからが本番だ。
遅れていたどくだみ荘の畑の除草作業を手伝う、良太氏と風の学校のスタッフの拓也氏

草取り作業がひと段落して
タマネギの集荷をするどくだみ荘のスタッフ
タマネギとジャガイモの出荷業をするデイケアわくわくの施設長。

今日も見学者があった
雨が来そうなので、堆肥運びやハーブ園の手入れを急ぐスタッフ。

2007年6月28日 農園会議そして月刊『MOKU』7月号 特集「農力主義

2007-06-29 | 農作業

今日の話題は、
福祉農のことを取り上げた、
月刊『MOKU』七月 

特集「農力主義」のこと。
月刊『MOKU』七月 特集「農力主義」 地の力、人の力、
「見沼田んぼ福祉農園」という接点
異質を受け入れる「農」の心

200人ほどの農園ボランティアが活動している
埼玉県の「見沼田んぼ福祉農園」。
都市近郊にあるこの農園は、
都市と農村、自然と人間、障害者と健常者、若者と高齢者…。
あらゆる多様性を持ち合わせた場である。
日本の農業には、農薬散布や単一栽培といった効率化ばかりを図ってきた歴史がある。だが、それでは土地自体が持っている「地力」を奪ってしまう。
元来、多様なものが多様なままにあってこそ、地の力が育まれていたのである。
それは人間も同様ではないだろうか。
 
 土そのものが持っている力、「地力」。その地力を無視し、
効率化を計ってきた歴史が農業にはある。

農薬散布や単一栽培は、土壌の栄養分を偏らせ痩せ細らせてしまう。
では、人間はどうだろうか。

 埼玉県にある「見沼田んぼ福祉農園」では多様な人々が自ずから生きていた。
私たちの社会は、同質のものだけが固まって存在してはいないか。
人間の基盤は脆くなっていないだろうか。

(月刊『MOKU』7月号 特集「農力主義」より)