ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

作業員死亡事故が起きた東京都の新江東清掃工場の放射能汚染を考える。

2013-01-27 | 新門司工場作業員死亡事故

 

 

 新門司工場も新日鉄のシャフト式ガス化溶融炉ということで、参考に田代環境プラザ(島田市)の動画をまず上げておきます。

東京都の新江東清掃工場で起きた死亡事故のことを考えました。


 

  

 http://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=1747

続き

被災者は当時、一緒に仕事をしていた作業員と交代で休憩を取りに行く予定だったが、別の作業員が非常停止しているコンベヤーに気付き、点検口を開けて確認したところ、被災者を発見したという。被災者には別の現場での経験はあったものの、同工場での作業経験は浅かったという。清掃一組は、当時の状況について「報告を精査しないと分からない」としている。
 事故を受け、清掃一組は、各清掃工場に工事の緊急安全点検を徹底するよう求める通知を出した。事故については発表しておらず、その理由については「安全対策も含めて、第一義的な責任は請負業者にある。区民の生活に直接影響のある事故ではないため」と説明をしている。


http://www.ichikumisousibu.jp/top/3539/

 管理人より

以上は新江東清掃工場で2013/1/10に起きた事故。女川町の震災がれきを受け入れしている工場でした。

 

 この上の記事は2012年のものなので新江東清掃工場はずっとがれきを燃やしています。

以下は東京都の処理計画のPDF

http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/onagawa-2.html 

反対運動も起こっています。⇒http://blogs.yahoo.co.jp/huwawatanpopo2010/28471111.html

実際の新江東清掃工場の飛灰などの検査結果。↓ 

新江東清掃工場での災害廃棄物受入れに伴う放射能濃度測定結果について(平成24年4月9日掲載)(PDF:174KB)

新江東清掃工場での災害廃棄物焼却に伴う環境測定結果について(平成24年6月11日掲載)(PDF:2,153KB)

従って工場自体は汚染されています。

 

上のデータを見ると、飛灰から新門司工場の約30倍もセシウムが出ています。http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000131388.pdf

東京都のゴミ自体が汚染されているところに女川のがれきでさらに追加して高濃度の飛灰になっています。

データ上は排ガスも不検出、空間線量は問題がないということになってるのに事故が起きています。

排ガスは環境省のガイドラインで検査しているとしたら、精度が低いと思います。

工場内空気に浮遊するばいじんを吸い込んだ可能性もあります。

私は北九州市環境局の担当者に言いました。

「空間線量を測って問題なくても空気中に粉塵が漂っている微粒子を吸込み血中に入ればどんな症状が出るかわからない」

たとえばタバコも煙の粒子ですよね。吸ってクラっとくることもあります。他にも喘息の薬で粉状のものを吸い込み血中濃度で症状をコントロールしますよね。他にも建材や内装のクロスの接着剤に含まれるホルムアルデヒドも吸い込んで気分が悪くなる化学物質過敏症の人もいます。

つまり、粒子状の空中浮遊物質があれば呼吸で血中に入り人によっては体調が悪くなるかもしれないのです。

でも、北九州市は「空間線量に問題なければ放射能の微粒子はないと考えます」と言って取り合ってもらえませんでした。

全ての放射性核種・化学物質も検査してもないのに、工場内浮遊じんの検査してもないのに!

私は専門家ではないですが、国の検査の基準はゆるくて精度が低いということを調べていたらわかりましたので言いました。

そして、新門司工場の事故が起きました。↓原因は窒息とされました。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130125ddlk40040380000c.html

 

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1 コメント

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Unknown (あうあうあ)
2013-06-20 23:06:47
秋田市の処理場の酸欠とされた件も…同じようですね。
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