思い出の場所が・・・

（札幌市民会館　惜しまれながら閉館のニュース）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070201-00000144-mailo-hok


残念なニュース。とうとうこの日が来たかという感じで受け止めた。
札幌の文化の拠点として、多くの人に親しまれてきた市民会館が、とうとう最後の日を迎えてしまった。

私も子供の頃から、何度となく訪れたことがあるんだけど、
思い出として残っているのは、９１年８月１７日（土）と、９８年８月３日（月）の出来事。
９１年の方はCoCo、９８年の方は岡本真夜さんのコンサートが開催された日だ。

まずCoCoの方だけど、この時は本格的にファンになって間もない時期で、
実はFCの入会手続きも、この会場で済ませたという思い出がある。
アイドルのコンサートに行くのはこれが初めてだったので、最初はノリについていけなかった部分もあったけれど、
気がついたら周りと一体になって楽しめている自分がいた。
この時は、曲の順番を全て頭に叩き込んで、後日、その順番どおりに録音したテープを作って、
ウォークマンで聞きまくっていた。
ちょうど受験を控えていて、放課後に予備校の講習を受けていたりもしていたので、
予備校の行き帰りにいつも聞いていたのも忘れられない思い出。
CoCoのコンサートは、結局この時１回しか行けなかったので、今ではとても大切な思い出として残っている。

真夜さんの方は、実はこれも初めてのコンサート。
その後、翌９９年の北海道厚生年金会館と、０１年＆０３年の東京に行っているが、
やっぱり初めてということで、この時が一番強く印象に残っている。
中でも一番印象的だったのが、ステージで歌う真夜さんと、会場が一体となって踊る場面があったこと。
曲の前に、簡単な踊りの練習をした後で即本番ということだったので、
最初は大丈夫かなと思ったけれど、周りの方達と一体になることができたせいか、
何とか一緒に踊りきることができて、達成感というか充実感を味わうことができた。

とまあ簡単にまとめるとこんな感じなんだけど、
こういう楽しい思い出を与えてくれた場所がなくなってしまうというのは確かに寂しいけれど、
思い出は心の中にしまっておくことにして、今はこう言葉をかけるしかないのだろう。

「楽しい思い出をありがとう。長い間お疲れ様でした」