ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

おわら風の盆の夜(2015/9/1の2)

2015年09月02日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
おわらの休憩時間にクルマで食事をしながら雨雲レーダの予想画面を見ると、21時過ぎには雨も上がりそうだ。そこで再びシャトルバスに乗り込んで街に出て行った。
 20時50分頃に諏訪町に着いてみると見えるのは観光客の姿ばかり。


 20時半以降、諏訪町支部の町流しが行われることになっていたので期待していたが、どうなったのだろう。やはり雨で中止かと思いながら坂道を上がっていくとなにやら行列が出来ている。警備をしている人に聞くと「雨が降るので急遽諏訪町公民館で踊りを披露することになった」と。もちろん並んだ。1回60人くらいで総入れ替え、3回目くらいに入って真ん中一番前にすわることができた。幸運!

  

  







こんなに間近で見ることができるとは思わなかったが、贅沢を言えばちょっと近すぎた。でも大変素晴らしい踊りと、地方の演奏、唄を十分楽しんだ。地方は年季が入っているが踊っている方は高校生くらいかな、一生懸命練習したのだろう。雨で残念な一日だったが、まだ二日あるよ。皆さんありがとう。帰りがけに世話役の人に感謝の言葉を伝えた。その人は「本当にみんな外でやりたいんだけど、三味線も太鼓も水に弱いのでどうしようもないんです。せめてこれくらい」と言っていた。

 横道から上新町にでて下っていくと、台の上で二人踊っている。


前の方に出てみるとこの台を囲んで子供たちや観光客も入れて大輪踊りをしているようだ。

 ここを通り抜けて西町に出てくると、西町支部がこれから列を整えて町流しを始めるようだ。先回りしてこれを待っていると道幅いっぱいに踊りと地方の列がやってきた。


これがおわらの醍醐味。










 他の町には回りきれなかったし、ここ西町でも町流しは続いているが、シャトルバスの最終便までいると帰るのが大変だ。程々で切り上げて帰ってきた。

 偶然教えてもらったことから始まったおわらだが、十分に楽しい一日だった。
最後に西町の踊り手の袖の歌詞。

「おわらおどりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり」


 

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2 コメント

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おわら千手観音 (もののはじめのiina)
2015-11-12 08:26:03
本場のおわらは、情緒が豊かです。坂の町の街流しに勝る雰囲気は、やはり八尾ならではです。^^

神奈川の海老名では、おわらを「千手観音」に仕立てていました。

本場とは違う工夫がみられました。生のおわらを、ほぼ20年ぶりに見ました。

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改めて見てみれば (ELFじ~さん)
2015-11-12 15:32:30
iina さん とお呼びすればいいのでしょうか

 初めまして。
おわらから帰ってきて2か月が過ぎて、あの時の感動も忘れがちになっていました。
 海老名でも創作のおわらをやっていたんですね。もののはじめblogを拝見して、最後に貼り付けてあった動画を見せていただきました。なるほど舞台用の演出できれいですね。
 さらにそこからYoutubeに飛んでみたら、あちこちのイベントで八尾から出かけているようですね。そして本場の八尾での町流しもありました。改めて見ることができて、良かったです。
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