今朝は信州ではなく越後の能生で目を覚ました。今日も日本海は波静かで、まずますの天候。昨夜は静かに眠ることができた。
道の駅の裏側(日本海側)の駐車場は表側の国道8号線の音がほとんど聞こえない。さらに車の出入りの少ないので、車中泊には好都合だ。
表側の糸魚川寄りにはカニと海産物の店が数軒ある。今カニを買うわけにはいかないので、今夜のためのヒラメの刺身用と自宅用に冷凍の味噌漬けの魚などを買った。
道の駅を出てしばらく走ると筒石という漁港がある。地図に「断崖下の集落」と書いてあったので、気になってちょっと手前の筒石漁港の入口にあった公園にクルマを停めて見学に行った。
浜のメインの道路よりも一つ山側の狭い通りの両側にぎっしりと家屋が並んでいる。
これらの家屋の多くは3階建て、中には4階建てのものもある。しかし崖を背にしてぎちぎちに家屋があるのではなくて、崖側も海側も3軒位は奥行がある。要するに一戸あたりの敷地面積が小さいので上に伸びているという大都会並みの集中度になっているわけだ。
こちらは漁港から離れたところの家屋群で先に行くと崖を背にして一列に3階建てが並んでいて、まさに「断崖下の集落」。それでもあまりインパクトがない。やはり前の道が広いから?
思うにここの漁港の水揚げが昔から大変良好なので、多くの人たちがこの狭い土地に住んでいる。さらに収入も多いので3階建ても大きな負担ではないということではないか。
その崖を上がると山側の道路がある。この道路に面して2階建て、下の道路に面してさらに2階下がって合計4階建てというのもある。上から見ると都会のように数軒の家がそれぞれ壁を共有している。
この上の道路の横は旧北陸本線の線路だったようで、今は自転車・歩行者道路になっている。
上から筒石漁港を望む。今日は静かな海だ。
ここから新筒石駅に行ってみる。急な坂道を500メートル位上がっていくと、筒石駅まで100メートルという看板が見えてくる。
筒石駅は駅舎から階段を40メートル下にホームがあるトンネルの中の駅。さらにこの駅で駅員が常駐らしい。
行った時には駅員は列車の到着に合わせてホームに出ていたようだ。地元の要望で駅をこんな形で作って駅員までいるとなれば、筒石の住民は車など使わないで列車優先なんだろうなと思う。それにしても下から歩いて上がってくるのは大変だった。
帰り道の路端の花。
国道8号線を進んでちょうどお昼時なので、道の駅「うみてらす名立」に立ち寄った。
ここは海産物は能生ほどではないが、食事を出す店がフードコートのようになっていてなかなかいい。受け取った食事をテラスに持ち出して食べることも出来る。「かにちらし」\900と奥は「うに丼」\950(税抜き)。
うに丼は感動の美味しさだったようだ。カニはちょっとすかすかした感じでカニの足が細い。よく考えてみると小さなカニの足の身を丁寧に抜き出してぎっしり並べているので、技ありというところか。
テラスの前は中庭になっている。夏はプールになるようだ。
しばらく走って上杉謙信の居城だった春日山城に行く。下から上がって少しいったところに駐車場がある。かなり大規模な山城だ。
春日山神社の石段下の駐車場から歩く。まず春日山神社に参拝してから尾根筋を上がっていく。
この尾根筋のところどころを平地にして家臣の屋敷や二の丸、三の丸を設けて最上部に本丸と天守台、そのすぐ下には夏にも枯れることのない井戸があり、さらに谷筋は極めて急峻とくれば攻めるのは極めて困難な堅城だ。中世のことなので砦のようなものだろうが、山城のお手本のような城だと思う。
本丸からのパノラマ。
帰り道の石垣の上に立つ謙信像を最後に春日山城を後にした。
夕食を買って温泉に行く。今日は妙高の最高所温泉、燕温泉の露天湯「河原の湯」に行ってみる。
日帰り入浴の車は温泉街の少し下の駐車場まで。ここらあたりで外に出ると硫黄臭がプンプンする。
温泉街を登りきって登山道を歩いて10分、吊り橋がある。
この吊り橋を渡って左の谷を奥に行けば「河原の湯」だが、吊り橋の床版がない。要するに修理中で渡れないので、吊り橋の脇の崖を降りて沢を渡ることになる。
そこにありました。この脱衣小屋の向こうが目指す「河原の湯」。
ところが脱衣小屋は泥水が入り込んで使えそうにない。誰もいないので外で脱いで入ってみた。お湯は白濁した硫黄泉でこれぞ温泉という好みの感じだが、いかんせん浴槽の中が綺麗ではない。湯の花以外の浮遊物やごみがふわふわ漂っている。
湧いている温泉は熱いが底と周囲の崖から冷たい水が出ているので、かなりぬるくなっている。5分ぐらい入ってマイ湯おけで肩からお湯をかけていたが、あまりくつろげないのであきらめて出てきた。
また元の道をてくてく戻り、今度は温泉街の外れを左の急坂を登り薬師堂の脇を抜けて「黄金の湯」に向かう。
ここからは妙高が見える。
こちらは男女別の露天湯。入ると底から湯の花や虫の死骸などが沸き上がってくるが、これならかなりマシだ。お湯はちょっとぬるめでゆったり入っていられる。
ちょっと青みがかった白濁したお湯は硫黄臭が少しする。いい温泉だなと思う。
十分楽しんでクルマに戻り、今日の車中泊場所は道の駅「しなの」
本日の走行距離は85.4キロ、燃費は8.0Km/L。
道の駅の裏側(日本海側)の駐車場は表側の国道8号線の音がほとんど聞こえない。さらに車の出入りの少ないので、車中泊には好都合だ。
表側の糸魚川寄りにはカニと海産物の店が数軒ある。今カニを買うわけにはいかないので、今夜のためのヒラメの刺身用と自宅用に冷凍の味噌漬けの魚などを買った。
道の駅を出てしばらく走ると筒石という漁港がある。地図に「断崖下の集落」と書いてあったので、気になってちょっと手前の筒石漁港の入口にあった公園にクルマを停めて見学に行った。
浜のメインの道路よりも一つ山側の狭い通りの両側にぎっしりと家屋が並んでいる。
これらの家屋の多くは3階建て、中には4階建てのものもある。しかし崖を背にしてぎちぎちに家屋があるのではなくて、崖側も海側も3軒位は奥行がある。要するに一戸あたりの敷地面積が小さいので上に伸びているという大都会並みの集中度になっているわけだ。
こちらは漁港から離れたところの家屋群で先に行くと崖を背にして一列に3階建てが並んでいて、まさに「断崖下の集落」。それでもあまりインパクトがない。やはり前の道が広いから?
思うにここの漁港の水揚げが昔から大変良好なので、多くの人たちがこの狭い土地に住んでいる。さらに収入も多いので3階建ても大きな負担ではないということではないか。
その崖を上がると山側の道路がある。この道路に面して2階建て、下の道路に面してさらに2階下がって合計4階建てというのもある。上から見ると都会のように数軒の家がそれぞれ壁を共有している。
この上の道路の横は旧北陸本線の線路だったようで、今は自転車・歩行者道路になっている。
上から筒石漁港を望む。今日は静かな海だ。
ここから新筒石駅に行ってみる。急な坂道を500メートル位上がっていくと、筒石駅まで100メートルという看板が見えてくる。
筒石駅は駅舎から階段を40メートル下にホームがあるトンネルの中の駅。さらにこの駅で駅員が常駐らしい。
行った時には駅員は列車の到着に合わせてホームに出ていたようだ。地元の要望で駅をこんな形で作って駅員までいるとなれば、筒石の住民は車など使わないで列車優先なんだろうなと思う。それにしても下から歩いて上がってくるのは大変だった。
帰り道の路端の花。
国道8号線を進んでちょうどお昼時なので、道の駅「うみてらす名立」に立ち寄った。
ここは海産物は能生ほどではないが、食事を出す店がフードコートのようになっていてなかなかいい。受け取った食事をテラスに持ち出して食べることも出来る。「かにちらし」\900と奥は「うに丼」\950(税抜き)。
うに丼は感動の美味しさだったようだ。カニはちょっとすかすかした感じでカニの足が細い。よく考えてみると小さなカニの足の身を丁寧に抜き出してぎっしり並べているので、技ありというところか。
テラスの前は中庭になっている。夏はプールになるようだ。
しばらく走って上杉謙信の居城だった春日山城に行く。下から上がって少しいったところに駐車場がある。かなり大規模な山城だ。
春日山神社の石段下の駐車場から歩く。まず春日山神社に参拝してから尾根筋を上がっていく。
この尾根筋のところどころを平地にして家臣の屋敷や二の丸、三の丸を設けて最上部に本丸と天守台、そのすぐ下には夏にも枯れることのない井戸があり、さらに谷筋は極めて急峻とくれば攻めるのは極めて困難な堅城だ。中世のことなので砦のようなものだろうが、山城のお手本のような城だと思う。
本丸からのパノラマ。
帰り道の石垣の上に立つ謙信像を最後に春日山城を後にした。
夕食を買って温泉に行く。今日は妙高の最高所温泉、燕温泉の露天湯「河原の湯」に行ってみる。
日帰り入浴の車は温泉街の少し下の駐車場まで。ここらあたりで外に出ると硫黄臭がプンプンする。
温泉街を登りきって登山道を歩いて10分、吊り橋がある。
この吊り橋を渡って左の谷を奥に行けば「河原の湯」だが、吊り橋の床版がない。要するに修理中で渡れないので、吊り橋の脇の崖を降りて沢を渡ることになる。
そこにありました。この脱衣小屋の向こうが目指す「河原の湯」。
ところが脱衣小屋は泥水が入り込んで使えそうにない。誰もいないので外で脱いで入ってみた。お湯は白濁した硫黄泉でこれぞ温泉という好みの感じだが、いかんせん浴槽の中が綺麗ではない。湯の花以外の浮遊物やごみがふわふわ漂っている。
湧いている温泉は熱いが底と周囲の崖から冷たい水が出ているので、かなりぬるくなっている。5分ぐらい入ってマイ湯おけで肩からお湯をかけていたが、あまりくつろげないのであきらめて出てきた。
また元の道をてくてく戻り、今度は温泉街の外れを左の急坂を登り薬師堂の脇を抜けて「黄金の湯」に向かう。
ここからは妙高が見える。
こちらは男女別の露天湯。入ると底から湯の花や虫の死骸などが沸き上がってくるが、これならかなりマシだ。お湯はちょっとぬるめでゆったり入っていられる。
ちょっと青みがかった白濁したお湯は硫黄臭が少しする。いい温泉だなと思う。
十分楽しんでクルマに戻り、今日の車中泊場所は道の駅「しなの」
本日の走行距離は85.4キロ、燃費は8.0Km/L。
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