ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

関宿の旧街道で江戸時代にタイムスリップ、その後343キロ走って笠岡に(2015/6/19)

2015年06月19日 | 2015/6 信州に行こう
昨夜はずっと道の駅の前の国道を大型トラックがうなりを上げて走っていた。名阪国道が無料なので大阪方面に行く車はみんな名阪国道を通るだろうと思っていたのが間違いで、ここは東海道、国道1号線沿いの宿場なのだ。国道1号で京都方面を目指すトラックも多いということだろう。

 今朝は嬉しいことに雨が上がっている。昨日売店で関宿の案内図を頂いていたので、早速地蔵院口から出かけてみた。関宿は東海道五十三次の47番目。



宿場の通りに入ると圧倒される。



何がって、本物の江戸時代が生きている感じがする。これまで見てきた宿場町は馬籠にしても妻籠にしても観光客用というか不自然な感じがする。いやその地方ならではの素朴さに心惹かれるところはあるが、そこにある建物にしても宿もあるが観光客用の土産物中心で何かつくりものの感じだった。









ところがここはどうだろう。建て替えをしたり、銀行がそれらしい建物になっているのはあるにしても、そのまんま江戸時代の町人文化が生きている。


江戸時代初めから両替商を営む橋爪家。貨幣経済の発達した江戸時代では本両替は豪商。この家屋だけ他と異なり妻入り。威勢の象徴かな。




上の二枚は旅籠 玉屋。関宿を代表する大旅籠。二階の塗籠の格子上の鏝絵はここだけしかなかった。


創業370年の銘菓「関の戸」の菓子司 深川屋。これは京に向かう側から見たもの。


江戸に向かう側から見ると看板に違いがある。
江戸に向かうは漢字の硬い感じ、京に向かってはかなの柔らかい感じになるよう使い分けているそうだ。(これは犬と散歩していた人からレクチャーを受けた)看板の上の屋根もなかなかいい。



高札場の後ろが現在は郵便局というのも面白い。郵便局も建物は江戸風。




地蔵院は鐘楼と共に国の重文。本堂はしっとりした感じで鐘楼は周りを囲われた珍しい造り。


これは山車(だし)倉で関宿には最盛期16基の山車があったそうだ。この山車が狭い関宿を練り歩くのはこれ以上は無理という意味で「関の山車(やま)」という言葉が生まれたそうだ。7月20日を過ぎる土日が祭礼。(今年は7月25、26日)

 まだまだ見所はあったが、戻ることにした。戻ってきたところはJR関宿駅。


これもいい感じだ。そして隣が道の駅「関宿」




 さて朝食を済ませたら出発する。
名阪国道を走り、伊賀上野からは国道163号で木津川から門真、そして万博記念公園の横をかすめて宝塚から三木、加古川に抜ける山の中コース。あとは国道2号線を走って今は岡山県の西の端で道の駅「笠岡ベイファーム」に来ている。

 途中の倉敷で温泉に入ってきたら渋滞につかまって時間がかかってしまった。



倉敷の温泉、「蔵のゆ」\410(内湯のみのさっぱり入浴コース)。ちょっと肌がつるつるするのは投入してある炭酸水素ナトリウム剤のせいなのかもしれない。一応温泉で成分総計は0.74g/Kgと表示があった。


今日はよく走った。走行は342.6キロ、燃費は11.3Km/L。伊賀の山越え、生駒山越え、西宮名塩の登りと3つの山越えがあったにしてはいい燃費だ。


















 

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