2月24日の鹿児島のたびの道中に搭載していた2Kwのインバータが死んでしまった。中華製の安い製品を買ったのがまずかったのか、わずか1年9ヶ月の寿命だ。自分にとって欠かすことのできない装備なので、たびの途中でNETで注文しておいたのが3月4日に届いた。やっと組み付けだが、この際電装BOX関係の他の案件もあわせて対応したので時間がかかってしまった。4つの作業を並行して進めているが、ブログの整理上は個別の案件として記録することにして、今回はインバータの更改。
旧のインバータを取り外した配線盤に新しいインバータに合わせて配線を組んだ。インバータは角材を使って配線盤から20ミリ浮かせて組み付ける。外部AC電源をつなぐと自動的に車内のAC100V系が外部ACに切り替わるようにするのが、アラモの標準のようだが(インバータをオプションで注文しないでも、切り替えのためのマグネットリレーや配線はあらかじめベースのアラモに装備されている)、自分は自由に切り替えができるようにナイフスイッチを使って手動で切り替えるようにしている。ナイフスイッチは写真の下に倒すと外部AC電源、上側にするとインバータとなる。
左にあるブレーカは60A位で動作するので、後日100Aのヒューズに変える予定。角材の間の丸穴は通風用。
配線盤の準備もできたので取り外していたバッテリーの配線を戻す。アラモはビーアシストというキャパシターがついているので、キャパシターが空になっているとつないだ瞬間に大電流が流れる。そのためビーアシストのスライドスイッチをEDLC-CHARGEに切り替えて接続する。ところがEDLC-CHARGE側になっているにもかかわらず、マイナスのコードをつけたボルトの先をバッテリーのターミナルにちょっと接触させたところ、激しいスパークによりボルトの先とバッテリーターミナルの角が融けてしまった。これにはびっくりした。EDLC-CHARGEというのはキャパシターの充電放電電流が少ししか流れないように直列抵抗を入れるようになっていると思っていたが全く機能していない。
さてどうしようか。学校の実験室のようにスライド抵抗器があるわけでもなく、しばし考え込んでしまった。
そのときひらめいたのが、ニクロム線電熱器。300Wのニクロム線は抵抗が約33Ωで冷えているときはもう少し抵抗が小さいかもしれない、などと思いながらテスターでニクロム線の抵抗を測ってみると30Ω程度だった。これをキャパシターの充電回路に(わに口クリップを使って)直列に入れて充電すると1A程度で充電することができる。
ということで充電電流を測りながらニクロム線をつまむ位置を変えて、1A程度でビーアシストを充電することができた。時間にして5分間くらい。(バッテリーの上にあるスリッパは端子の養生の代用)
今までバッテリー交換の時もスパークなんてなかったが、ビーアシストも中身のわからない素人が触るには危ない装置だ。
最終的にビーアシストの電圧が24V位になってからバッテリー線を接続して、これでバッテリー部分の配線が完了。上2個、下2個がそれぞれ直列にしたバッテリーだが、左右のバッテリーの間に9ミリの隙間をあけてここを空気が流れるようにした。これは明日の記事に書く。
上にインバータの配線盤をのせてインバータ関係の出来上がりが下の姿。とりあえずこれでバッテリー-インバータの放電試験をしてみる。
素人なのであまりきれいではないが、事故が起きなければよしとしよう。
旧のインバータを取り外した配線盤に新しいインバータに合わせて配線を組んだ。インバータは角材を使って配線盤から20ミリ浮かせて組み付ける。外部AC電源をつなぐと自動的に車内のAC100V系が外部ACに切り替わるようにするのが、アラモの標準のようだが(インバータをオプションで注文しないでも、切り替えのためのマグネットリレーや配線はあらかじめベースのアラモに装備されている)、自分は自由に切り替えができるようにナイフスイッチを使って手動で切り替えるようにしている。ナイフスイッチは写真の下に倒すと外部AC電源、上側にするとインバータとなる。
左にあるブレーカは60A位で動作するので、後日100Aのヒューズに変える予定。角材の間の丸穴は通風用。
配線盤の準備もできたので取り外していたバッテリーの配線を戻す。アラモはビーアシストというキャパシターがついているので、キャパシターが空になっているとつないだ瞬間に大電流が流れる。そのためビーアシストのスライドスイッチをEDLC-CHARGEに切り替えて接続する。ところがEDLC-CHARGE側になっているにもかかわらず、マイナスのコードをつけたボルトの先をバッテリーのターミナルにちょっと接触させたところ、激しいスパークによりボルトの先とバッテリーターミナルの角が融けてしまった。これにはびっくりした。EDLC-CHARGEというのはキャパシターの充電放電電流が少ししか流れないように直列抵抗を入れるようになっていると思っていたが全く機能していない。
さてどうしようか。学校の実験室のようにスライド抵抗器があるわけでもなく、しばし考え込んでしまった。
そのときひらめいたのが、ニクロム線電熱器。300Wのニクロム線は抵抗が約33Ωで冷えているときはもう少し抵抗が小さいかもしれない、などと思いながらテスターでニクロム線の抵抗を測ってみると30Ω程度だった。これをキャパシターの充電回路に(わに口クリップを使って)直列に入れて充電すると1A程度で充電することができる。
ということで充電電流を測りながらニクロム線をつまむ位置を変えて、1A程度でビーアシストを充電することができた。時間にして5分間くらい。(バッテリーの上にあるスリッパは端子の養生の代用)
今までバッテリー交換の時もスパークなんてなかったが、ビーアシストも中身のわからない素人が触るには危ない装置だ。
最終的にビーアシストの電圧が24V位になってからバッテリー線を接続して、これでバッテリー部分の配線が完了。上2個、下2個がそれぞれ直列にしたバッテリーだが、左右のバッテリーの間に9ミリの隙間をあけてここを空気が流れるようにした。これは明日の記事に書く。
上にインバータの配線盤をのせてインバータ関係の出来上がりが下の姿。とりあえずこれでバッテリー-インバータの放電試験をしてみる。
素人なのであまりきれいではないが、事故が起きなければよしとしよう。
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