ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

世界遺産の富岡製糸場を見学した。明治5年なんだからすごいものだ (2017/6/15-3)

2017年06月16日 | 2017/6 お孫ちゃん初宮参りと群馬


 こんにゃくパークを出て道の駅「甘楽」にちょっと立ち寄り。



 富岡製糸場の近くになって駐車場は広いかなあと心配していたら、かなり手前ではあるが市営無料駐車場という看板が目に入った。少し歩くことになるのかなあ。

 駐車場は広い。そして製紙場までこの8輪電動バスに乗ることができる。乗車料ではないが観光案内料として100を支払うと、途中下車、乗車自由で帰りも乗れる。ただし終バスは15時35分なので乗り遅れた。



 このバスはモーターの音が少々うるさい。時速15キロくらいで15分かけて、途中の停車場を回って富岡製糸場に向かう。



 もちろんお年を召したガイドさんが丁寧に説明してくれる。



 さあ、富岡製糸場についた。





 このレンガ造りの建物で知られているので、この中に製糸機がずらりと並んでいたのかと思っていたが、そうではなかった。見た目からも明らかなように、この建物は倉庫、それも繭を一年分保存してする置繭所というのだそうだ。繭は少しの早い遅いはあるとしても、一定の時期にしかできないので年間の工場稼働分をここに保管しておくわけだ。1階は現在は展示場になっている。

その一階の天井だ。



 太い木組みでできている。この建物全体はこのような木で骨組みを作りレンガは単なる壁になっている。木骨レンガ造りという。レンガに力がかからないので長い使用に耐えるということだが、イメージとしては全部レンガの方がいいような気がするんだけど。

 二階も見学できる。





 中はひんやりとしている。それからこの東置繭所は国宝なのだ。(西置繭所は保存工事中だが、そちらも国宝だ)



 次は繭から糸を取る繰糸所。



 この建物も国宝だが、こちらは外光を十分取り入れるように全面的に窓がついている。期待通り繰糸機械がずらりと並んでいる。こちらにある現在の機械は、昭和62年に操業を停止するまで使われていた最新式の自動繰糸機でニッサンHR型というのだそうだ。明治5年の時にはフランスから輸入された機械だったそうだ。



 こちらの建物はブリュナ館という、当時のフランス人首長のブリュナの住居。その後は工女の寄宿舎や夜学校
として利用されたそうだ。



ここの部分だけレンガ造りになっているが、横や裏手は木造だ。重要文化財。






一番奥に寄宿舎が見えるが遠めに見るだけ。



 帰りは電気バスに間に合わなかったので歩いて駐車場まで戻る。



 この通りも閑散として店もほとんど閉まっていたそうだが、世界遺産に指定されてからどんどん開店してにぎやかな通りになったそうだ。

 

 モダンなこの建造物は上信電鉄上州富岡駅。建築学会賞を受賞したそうだ。奥はここでダウンしたのであとで迎えに来ることになった。

 本日の日程は終了だ。道の駅「みょうぎ」に向かう。近くなるにつれどんどん急坂になってくる。先に妙義温泉もみじの湯で疲れを取ろう。道の駅から1.3キロ離れている。



 ゆっくりとお湯に入っているつもりだったが、お昼を抜いたので空腹のため早めに出てきた。

 道の駅「みょうぎ」だ(翌朝)。



目の前に妙義山(白雲山)がそびえている。






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