このところ首相の口から「あってはならないことだ」というフレーズが頻繁に出る。
五輪組織委員会会長の女性差別発言もそうだし同僚3議員の銀座での深夜飲食発覚時もそうだ。
こんなケースが続発するようだとやっぱり政府・自民党の緩みがどうしようもないレベルまできているのではないかと危惧せざるを得ない。
首相も総理・総裁としてもっと早く見える形で動いた方がいい。
「あってはならないことだ」なんて言っているだけでは話は進まないのだ。
それはそうとして例の首相ご長男の総務省幹部接待疑惑については一段と動きが鈍いようだ。
ただでさえ支持率が低迷している時だ。
「息子は(私とは)別人格だ」だの「調査があれば協力するように」など受け身的な姿勢ではなく自ら当人を呼んで確認したらいいと思う。
ある程度事実関係が明確にし公表すれば首相の好感度も上がるのではないか。
仮に疑惑が深まったとしても首相自身が直接関与していなければ(確かに別人格なのだから)政権運営に与える影響は限定的だろう。
もしも関わっていたら・・・?、そんなことはあってはならないことだ。