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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

話し合いでの解決は相当な水準

2017年12月05日 09時59分45秒 | 思考試行

五分と五分の実力者が、その利害が衝突したときに、どのように解決するのかと言えば、争いを避けて、なんとか話し合いということになるかと言えば、そう簡単ではない。

戦国時代ならば、これは実力次第であり、弱者は泣く泣く従うか、あるいは、戦って滅びるばかりである。多少時代が落ち着いてきたといっても、策略、調略が横行して、権力を集中したがる。組織が細分化されても同様な現象が起きる。

いろんな知恵で、民主主義のテクニックとして、選挙制度がうまれた。それは、民意の反映を考えなければならないが、権力に移行が簡単にできる制度などという、考えと、少ない支持率でも、権力を握れると考えた、胡散臭い論理で少選挙区制ができた。

相対的に、大衆迎合路線をとれば、民意を獲得して、議席をとれる。取ったあとは、政治を権力の都合の良いように変えていく。そんなこともできるようになった。

そもそも、人類の幸福とはなんだろうか、と考えて為政者は行動しない。権力の維持であり、自己の勢力の維持が根本である。国民が本当に政治を注視し始めたとき、政治がどのように変わっていくものなのかを見たいものである。その根底にあるのは、国民の話し合いの意思疎通の活発化である。