人が集まるところ、どこでも、いじめが存在する。少しのいきちがい、がスタートとなって、集団でのいじめ行為が続く。多くの人が、このために苦しんでいる。
これは、人間にとって、大きな課題である。逃げずに対処しなければならないのが原則だが、一旦逃げても、いつか必ず、闘うことはいいことだ。
小生の場合、小学生のころ、陰湿ないじめにあったことがある。その当の相手から、公明党への投票依頼の電話があった。自分でも驚いたが、怒りの感情が、爆発的にわいてきた。口調は、別に変えずに応対していたが、いじめによって、傷ついた気持ちというのは、なくならないのだなと実感した。
話しているうちに、相手が、自分は、組織のなかで、大学教授の人の上に立っている、と言い出した。それがヒキガネとなった。
たっぷりと、反撃してやった。そこには、小学生の頃のお返しの意味もあった。いわば、闘ったのである。おかげで、内面に、もやもやしていた感情が吹っ切れた。資料も送ってやったが、その後、何の音沙汰もなかったけれども、この「戦い」のあと、もう相手への怒りの感情は、消えてしまっている。