宇宙の成り立ちの事情の説明ができるかもしれないという大発見に、新聞は一面に大きく報道している。仮説があって、それが実証された、あるいは、されそう、ということらしい。
にも関わらず、人類は相変わらずの問題を、あちこちに抱えたままである。根本的なことがわかるようになっているのならば、地上の問題もスイスイと片付けたいものである。
それにしても、記事をみると、朝日よりも赤旗の記事のほうが、格段にレベルが高い。内容にせまる迫力が段違いである。これは、記者の力量によるのだろうか。あるいは、文系、理系の違いであろうか。
読者は、いずれにしても、双方の記事をみるならば、同じ事態を報道するのに、こんなに違うのかと思うことだろう。赤旗さすがと思わせてくれた。
さて、人類にとって、解らないことを放置することは、ガマンならないことであって、なんとか解ろうと努力してきたことが、良かれ悪しかれ、現在の世の中を作ってきたのである。そして、今なお、激しく変化の過程にある。
我々は、大激動の時代に生きているのは確かである。何とか、次世代になるべくいいものを、つないでいきたいものである。