空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

政治家と高級官僚

2012年07月24日 15時07分26秒 | 思考試行

政治家と高級官僚の関係は、官僚側が、組織として、継続して行政に携わり、その実力において、政治家のかなうところではない。個々をとっても、学校時代の成績からして、全然違うだろう。そして、組織として積み上げてきているノウハウの質、量が違う。

高級官僚が、事実上、国を支配しているといっても過言ではない。政権をとったということで、彼らの意向を、無視して行政の展開は可能とはいえない。陰に陽に、工作されれば、政治家はたちどころに窮地に陥っていしまう。

民主党政権は、さまざまに実験をした。アメリカにも、少しモノを言ってみたが、相手にされることなく、今まで問題にならなかったことを、とりあげ、それをネタにして、ひどいイジメ攻撃国会が始まり、蹂躙された。

誰が、どこで、どういう糸を引いているのか、庶民には見えないところで、暗躍する勢力に、政権は、かき回された。世論誘導され、参議院選挙で議席をへらし、政権交代の実をとれない状態になってしまった。

そうなると、いよいよ野党の思うままの展開となってしまった。背後には、誰がいるか、高級官僚の仕業であろう。彼らにしてやられてしまった。

庶民は、これからも騙され続けられるのだろうか。これほど、いろんな意思表明手段が多様化し、進歩発展してきているなかで、特定の階層のみが、おいしい思いをする構造は、いずれにしろ壊さなければならないだろうし、いつかそうなるだろうとは思う。

それが、どのような経緯を通じて、実現されていくのか、みどころである。誰がどんな行動をとり、何を話すのか、よくよく注意をしていかなければならない。


程度

2012年07月24日 14時36分58秒 | 思考試行

ふざけていただけか、いじめか、それは程度問題だろうか。そこには、相当な差があって、あるいは、まったく質的には違うものではないだろうか。

これは、似ているようで、質的に違うものだと思う。いじめをしている連中は、ふざけているだけだと、いいわけをするが、やられている方は、いじめられれは、つらいことだから、すぐにわかる。

そこに、陰湿な感情があるかないか、おおもとのところで、中味は全然違うものだと思う。いずれにしても、いじめる手合いは、どこでもいるようで、新聞には、連日のように、いじめられた体験が述べられている。

悔しかっただろうが、その当時は、くやしいというより、耐えるだけで精いっぱいというところだったろう。後になって、悔しさが残り、怒りがこみあげることになる。

いじめられた経験から、発奮して、努力の推進力になり、結果としてよかったということもありうるけれども、そのようなことなしに、まっすぐに、いけるものなら、そのほうがいい。

少なくとも、自殺者がでるような行為を、野放しで放置しておくわけにはいかない。いずれにしても、質的な違いを、程度問題にすりかえてはいけない。