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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

核密約をめぐって

2010年03月10日 09時38分31秒 | 思考試行
ついに、公に国が国民にウソをついていたことが明らかとなった。このウソは、どういう意味を持つのだろうか。非核三原則をうたいながら、事実と違う約束をする。こんなことがあっていいはずがない。当時の事情は、勿論ある。しかし、ウソをついた事実は大きい。

それは、政府だけではなく、マスコミも、恐らくは、事情を知っていたに違いない。しかし、タテマエが通されていた。国民は、国というものを、マスコミはじめ、支配機構を、全面的に信用してはならないという証拠があがった。

政権交代した意味が、ここにもある。明治以来の支配階級の都合により、国民不在の政治がずっと続いてきた。漸くそこへ風穴があきつつあるように見える。民主党の大成果である。
政権交代なくして、絶対に起こりえなかったことである。よくやってくれた。

だが、これに対抗する官僚は、支配機構は、陰に陽に、抵抗する。日本の支配権力が、国民不在から、国民主体に真に転換できるかどうかの、分水嶺に近づいている。

いよいよ旧勢力の抵抗は熾烈となり、次はどんな手をうってくるのか、陰謀をしかけてくるのか。そのなかで、第二弾の事業仕分けが始ろうとしている。さらなる鉄槌を下すことができるか。国民は、今こそ、政治に注視して、この動向をつぶさに見ていなくてはならない。

めくらましに騙されないように、あらゆる方面に目をくばり、油断することなく、今の時代を、味わいながら生活していこう。