自信をつける方法

新聞広告に、自信をつけるためのノウハウ本の宣伝が出ていた。自信がないと、エネルギーの発揮がうまくいかない。なにより精神衛生上もよくない。自信というのは、相対的なものではなく、自分自身で培うのが自然であるし、無理をして、持つモノでもないと思うが、あるとないとでは、大違いである。

できれば、自信に溢れて、元気に過ごしたいのは、誰しも思うことである。人は、生まれて以来、さまざまのことを学び成長していく中で、自信をつけていくのだろうが、時には、失敗などして、自信をなくすということもある。そのなかで、人生をうまく過ごすための要諦として、自信を持ちたいと思うのは自然なことである。

いろんなことに挑戦し、失敗し、また、思うようにことが運ばず、失意のときを免れないこともある。そんななかで、どうして、自信に溢れた暮らしが可能になるだろうか。政治状況、環境、などの客観的な条件も当然あるが、そのなかで、主体的な条件は、自分で努力すれば可能とするなら、なんとかそうしたいものである。考え方だけで、それが、可能なのかもしれないし、特殊な努力が必要なのかもしれない。

そこを、どう考えるか。小生は、自信を持つこととは、根本のところでは諦めていること、自分が悪いと思うことはしないこと、良いと思うことのみ、やること、富や、名誉や、地位や、権力などは望まないこと、そして、謙虚に学ぶ姿勢を継続すること、により得られると思っている。これは、単に、自信が云々されるようなことは、しないということにすぎないのかもしれない。自信の有無を問われるようなことはしないのであれば、自信を持っていられる。