空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

このまま亡びては、もったいない。

2009年07月27日 10時58分13秒 | 思考試行
植物の世界にも、競争があって、光をめぐって、また、土のなかでも、物質を出して、お互いを牽制しあったりしている。たたずまいは、静かで、穏やかなようにみえても、生存競争は展開されている。

そして、昆虫や、他の動物、また植物同士との助け合いの一方、植物にとっては、害としか思えないものにたいしては、これを回避するための、手立てをしている。驚くばかりの仕組みである。

そして、植物によっては、特定の他の生物、虫、魚などとの、取引のみで生存を確保しているものがいて、明確に、「相性」が存在している。合わないものとは付き合わないのである。

時代の波のなかで、植物も変遷をしてきた。地球の歴史のなかで、植物の発生というのは、ほぼ4億数千万年前ということであるが、46億年の地球の歴史からみれば、まだ始まったばかりともいえる。そのなかでも、栄枯盛衰がある。

そして、人間に至っては、つい最近になって、その存在感を増してきたにすぎない。人間社会も、さまざまな言語、習慣があって、多様な暮らしをしている。そしていまだに争いの種がつきない。

こうしてみると、生命を有するものの、競争や争いは、ごく自然なことなのかもしれないが、人間は一味違うはずである。このままでいいはずがないと思う。

地球上の生命は、形こそ違うけれども、おおもとは一つといえる。したがって、いろんな事象のなかに、いろんな共通項があって当然なのだろうが、ここまで分化してくると、本当に不思議なことである。

そして、こういう事実を明らかにし、知ってきた人間のすばらしさにも、感嘆する他無い。さらに伸ばして、なんとか共生できるようにならなければ勿体ない。