空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

「世の中が変わる節目やね」・・・一海さんに同感

2009年07月24日 08時09分29秒 | 思考試行
嬉しいことは、自分と同意見の人にあったときであるが、一般的には、少数のときに、特にそのように思う。周囲が、自分の意見と、明かに違う。ところが、自分と同じような考え方をする人がいると、ホッとする。

赤旗新聞をみていると、そのようなことが多い。今朝の赤旗一面には、神戸大学名誉教授の一海知義さんの「発言09」をみて、まさに同感と思った。

冒頭、「日本には、全地球的視野をもち物事を決める政治家がほとんどいない。北朝鮮問題でも、ミサイルを発射するなら先制攻撃だという議論になる。もっと大きな、30年、50年先といったレベルでものをみていく政治家が育ってほしいですね。政治家に必要なのは、長期的視野と温かい心。根底には、現実にどれだけ国民がひどい目にあわされているかをリアルに見る目が必要です。」とある。

すっきりしているではないか。そのあと、弱者の力になる勢力が伸びてほしいとして、「発言」が続く。

以前に、創価学会の人から、頼み込まれて、聖教新聞を3か月と限って、購読したことがあった。記事の中味が、赤旗とは、大違いである。創価学会の人びとも、赤旗を見たことはあるだろうか。その違いを知ってほしいものだと思う。

小泉センセイは、他党の政策を見ますか、と聞かれてそんなモノはみない、と応えているのを、テレビで見た事がある。そんなもんだな、と思った。共産党の志位さんは、もちろん他党の政策はみてますよ、と同じときにそう応えている。

モノがみえているかどうかは、大変重要だと思う。見なければ、進歩はできない。いい方向へ、進むことは困難である。一海さんは、歴史は、必ずいい方向へと進むだろうという。これが大事だと思う。ヘンテコな政治家が大勢いるけれども、一人ひとりが、リアルに物事をみるようになったときに、その方向は、きっといい方向に向かうに違いないのだから。