空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

人間としての悩みを抱える政治家も必要

2009年07月07日 07時30分42秒 | 思考試行
政治家も人間だから、ケンカもするし、感情の生き物だから離婚もするだろう。これは、ウワサになっているのだろうと思われるのが、志位委員長の離婚話である。

共産党の幹部は、清廉潔白が当たり前で、少しでも、反社会的であったり、俗人として、人間的であったりすれば、注目される。当の本人も、民衆の手本になるのは当たり前と思っているから、こういう批判には弱かったりする。

評論家の三宅氏がテレビで言っていたが、社会主義なんてものは、みんな怠けて、みんなで貧乏になろうというものだ、という言い方をしていた。

なるほど本質をついている感じもある。だが、自由にしておけば、なんらかのことから、有利な立場に立ったものは、富者への道を歩み、その子弟もそうなり、そのコースから外れたものは、浮かび上がれない、というのもヘンテコなのである。

どちらがいいとはいえないが、社会の仕組みとしては、やはり折衷案がありそうに思う。そうしなければ、世の中持たない、おかしいだろう。そして、個人の生き方の選択は多様でありたいと思う。

志位委員長の離婚話が、本当かどうか知らない。自分の女房とさえ、うまくやっていけないものが、ヒトサマのことを心配している場合か、などとすぐ言われそうだが、それが人間というものである。

ナマの人間として、人間社会の問題に取り組むためには、離婚問題もマイナスではないと思う。複雑な人間社会にあって、それもまた、ありふれた現象であり、しかしながら、間違いなく当事者はタイヘンなことであり、そういう問題を抱えつつ、政治の世界を考えるという人も、いて欲しいのである。