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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

言葉

2008年11月10日 10時20分14秒 | 思考試行
自分の都合ばかり主張されると、聞いていられなくなる。感謝されると、うれしくなる。意地悪されると腹立たしい。怒られてばかりだとやる気が失せる。褒められるとその反対だ。普通の人間の反応だろう。

ところが、それほど単純でない者がいる。感謝してもいないのに、言葉だけで、言うのがいる。他人が評価されることを、のぞまず、そうならないように、言う。また、そのために言うべきことを言わない。意地悪をしながら、そうとは思われない言い方をする。言うべきことを省略して、誤った認識を人に与える。周辺に、とりわけもっとも近い人間がその被害に会う。

言葉をどう使うのか、世界の人びとに目が向いているのか、それとも、自分だけなのか、周囲のことも考慮にはいっているのか、その言葉の使い方の中に、思想が現れる。

言葉は、また、多義的で、不正確で、誤解も生む。特に、それを意識的に駆使する者は、この辺のことを熟知していて、悪用する。

わが母は、父に「言葉の使い方が下手や」と指摘されていた。今、考えると下手どころではない。父の言い方は上品にすぎる。

上から目線を基本に、相手に不快感を与える。利用することしか考えないし、しかも、それで、感謝したくないので、(すると負い目を感じる。)言葉にそれが現れる。実態から、みごとに視線を外し、事実とちがう前提を用意している。

やさしくすると、つけあがり、エラそうにでてくる。少し怒ってみせると、シタテにでてくる。妻のストレスがたまる。