ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

懐かしいなあ

2009年04月20日 21時43分15秒 | マラソン

今日のトレはラン。
帰ってから緑道へ走りに行った。

昨日のバイクが少し残ってるなあ
と思いながら、臨海を走り
緑道に入って500mほど行ったところで
懐かしい人に会った。

Kいっちゃん

そう、かつてルネの
スピードスターの名を
ほしいままにした彼だ。

思えば彼との出会いは
衝撃だった。
当時のわしに
緑道片道の勝負をしようと
挑んできた若者がいた。

スピード練習は大歓迎だと
挑戦を受け、
スタートしてすぐに
彼の潜在能力に驚いた。
どんつきからスタート。
最初は、様子を見ようと
キロ4分くらいでも1キロくらいを
余裕でついてきた。
そこで、橋の300mくらいある上りで
キロ3分半くらいにまで上げたら
少し離れたが
下りですぐに追いついてきた。
残りは1キロあまりだ。
新人には負けられないというわしの意地と
おっさんに負けてたまるかと言う
若者の負けん気が
火花を散らした。
結局、緑道入り口の
ゴール手前まで
抜きつ抜かれつで
ドン付の時点でわずかに
わしが先行したが、
生涯忘れられない死闘のひとつとなった。
多分、最後の一キロは
キロ3分前後だったろう。

そんな、K一ちゃんに加えて
S原くんというライバルが加わり
ルネ創生期は、3人の
バトルが続いたもんじゃ。

結局、K一チャンは
中距離レースでそのスピードを
余すことなく発揮した。
10km未満のレースで優勝したこともある。

S原クンはフルでサブスリー
そしてわしはウルトラでサブテンと
それぞれの本領を発揮し、
ルネの名前でいろんな大会に
歴史を刻んだものだ。

そのK一ちゃんも
結婚してから、一線からしりぞいた。
愛しのみっちゃんとの生活に
彼は全力を注いだようだ。
そうこうしているうちに
仕事で、脚にひどい怪我もして
もう10年くらいは
まともには走っていなかっただろう。

それが、最近
奥さんのみっちゃんが
堺シティの10キロに
勝手に申し込み、
これはシャレにならんぞと
先月末から走り始めているらしい。
その練習で緑道で走っているときに
偶然わしとあったのだ。

長距離トラックの運ちゃんをしてる
Kいっちゃん。
疲れを残したまま、
早朝にハンドル持ったりすることは
避けねばならないから
無理は出来ないのだが、
仕方なく練習をし始めたらしい。

懐かしいなあ。

格好よく言えば、緑道で
瀬古が中山に会ったみたい。
ん?レベルが違いすぎる?
そしたら、箱根の山で
中村明が金子君に会ったみたい
って、これはマニアックすぎるか。

まあとにかく、お互い
メチャ懐かしく
近況を話し合った。

天性の、人1倍、いや人百倍の
スピードを持ちながら
家族のためにすっぱりと
走ることをやめたK一ちゃん。
その思いっきりのよさは
走りのキレの良さににて
お見事でした。

最近のわしの状況も
あまり理解していなかったようで
「doironさんは今頃
フルでも2時間台で
ブリブリいわしてると思ってた」
だと。

誤解もいいところである。

ルネの近況報告も
いろいろ話してあげました。
kaisanが2回目の宮古完走を
果たしたことや
最近ルネで
売り出し中のI原さんの話を
興味深く聞いてたよ。

堺シティが終わったら
焼肉においでと誘ったんやけどなあ。
いろいろあって、帰るそうです。
一生懸命生活してる
K一ちゃんを見て思いました。

マラソンとかをやってる人って
どんなことも一生懸命やね。

それは
やればその分はいつか報われるってことを
身をもって実感しているからなんやろね。


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