さて、花見だ。その２

義理の父母の墓は
何度も書いたけど當麻寺にあります。

あの中将姫の當麻曼荼羅と
牡丹の花で有名ですねえ。

もっと深く掘り下げたら、
関西花の寺とか仏塔古寺霊場とか
１０くらいの霊場に
名を連ねている寺です。



この寺の片隅に、
義理の父母が眠っています。

お墓守は東京にいるミセスの兄貴なのですが、
まあ出てくるのが大変なので
我が家が中心にやっているところです。

その東京の兄貴は今も
某大学の教授をしております。

箱根駅伝にも出る大学です。

そこで経済を教えているそうですが、
仕事で大阪に来ることも多く、
そんなときにはうまく時間を見つけて
墓参りに来たりするのです。

今回も仕事の予定で、
この三月末に大阪入りするので
墓参りに行こうとミセスと
計画をしておりました。

まあ、ミセスは花粉症と
最近チョロッと体調を崩したのですが、
まあそんな兄貴の要望も
あっていくことになったのです。

普通だったらそんな時には
doironも参加し、墓参りした後で
にゅう麺や柿の葉寿司なんかを
食べる昼食を一緒にしていたのですが、
今回はちょっと提案してみました。

「墓参り終わったら、
山手の駐車場から歩いてくる
桜の道か公園で、お弁当を食べようよ」とね。

そしたらそれもいいねえ
ということになり、
當麻で花見をするということに
なったのでした。

お弁当はちょっとミセスに
負担をかけないようにと、
お弁当屋さんで、
すこし豪華なのを買いました。

あ、花見といってもねえ、
doironが運転ですから
アルコールは残念ながらなしです、
う～ん。

でもまあさいきんミセスが、
地元福祉で活用している
お弁当屋さんに
花見に行くからと作ってもらった
お弁当ですから、そこは少し楽しみですなあ。

１００円高速、南阪和道を通って
３０分くらいで到着です。

山手の無料駐車場に車を止めて、



弁当類はdoironがもって、
まずは待ち合わせをしている
お墓に参りに行きます。



途中でその桜の道を通ると、
すっかり満開で静かでいいところです。



昼食はこの公園がいいねえ
とかいいながら歩いていきます。

當麻寺に入り、墓に行くと、
もうそこに兄貴はすでに
来ていました。
黒い石で作った洋墓を
しっかり磨いています。

「ああ、こんにちは。
少し前に来て花を入れてくれてたんやねえ」
というのですが、
そんなことはありません。
彼岸には来ましたが
そんな花は入れていません。

最近たびたび気が付くのですが、
お墓に新しい花が入っていることが
たまにあるのです。

まさか知り合いがこの墓のことを
知っているわけではないし、
誰が入れてくれるんやろうと
不思議に思ったりしています。

さあて、墓参りも終わりました。

三人で行きしなに見た公園まで
歩いていきましょう。
時間もお昼ですので
人が増えているかなと思いましたが、
行ってみたら一組が
お弁当を食べているだけでした。

ちょうどあずまやもひらいており
そこに三人で腰掛けました。

さあ、では花見弁当を広げましょう。

これ。



いやあいいですね～
ミセスは最近の自分のことを話したり、
孫の予定を話したり、
兄貴の体調のことなんかを
聞きつつゆっくり弁当を
食べていましたねえ。

なかなか久しぶりに兄貴と
ゆっくり話したようです。



doironも桜に包まれて上機嫌。



花粉疲れのミセスにはなかなか
いい気晴らしだったようです。

墓参りして花見としっとりと
いい時間を過ごした春の一日でした。

明日は歩く仲間といった
紀の川沿いの公園の話です。