ウォシュレットの反乱

仕事でバリバリ働いて
家に帰ったらホッとする。
温かい家庭だったあの頃。

あれから４０年。

今は夫婦仲も冷え切って
家庭で暖かいのは便座だけ！
ああ、中高年

という、きみまろの漫談を
聞いたことがあります。

とかく、生活に大きく関わる
便座ですが、ｄｏｉｒｏｎ家でも
少し前にブログに書いたように
先日からどうもウォシュレットの
調子が怪しかったんです。

とりわけ「止まる」のスイッチの
調子が悪く。
便座に仕掛けられたセンサーを
活用するように、片足を上げて
止めていた。
その際に、スイッチを
グリグリし続けていたら
ある日突然、
全く正常に動くようになったことは
以前書いた。

しかし、その正常は
本格異常の前触れだったんだ。

今夜、トイレに入って用を足し
（例によって食事中の人はごめんなさい）
ウォシュレットを使い
止まるボタンを押したが

反応しない

またスイッチをグリグリしてみたが
これもきかない。

こうなったら、片足を上げて
立ち上がったと見せかけて
止めようとしたが、
これもきかない。

う～ん、どうやらＩＣ基盤に
問題がありそうだ。
などと冷静に分析するものの
このままだと水が噴射しているままなので

立ち上がれない

焦ったぜ。
こうなりゃタンクが空になるまで
と思ったものの
最近のシステムはうまく出来ていて
水がどんどん供給され
一向に止まる気配がない。

じゃあ、とりあえずその水で
顔でも洗ってみるかと
考えたが、そんな
車のウォッシャーで
歯磨きをするＭｒ．Ｂｅａｎのような
ことも出来まい。

こ、このまま壊れるまで
一生座り続けなくてはならないかと
絶望しかけたときに
思いついたのが

コンセントを抜く

だった。
少々荒療治であったが
見事成功。
問題は次の使用時だ。
コンセントを入れるなり水が噴出すのでは
という懸念が残った。

いやいや、それより
このままでは噴射口が
邪魔になって用を足せない。

そこで、洗面器を用意して
おそるおそるコンセントを
入れてみた。

どうなったと思います？

噴射口は見事に
お隠れになり。
便器に平和が戻ったのだ。

それ以来、ミセスｄｏｉｒｏｎは
１階のトイレを使用しているようだ。
「調子が良くなったら言ってね～」だと。
すっかりウォシュレット復興大臣に
任命されたｄｏｉｒｏｎ。

問題は明日の朝だ。
機嫌を直してくれているだろうか。

ウォシュレット復興に向けて
ｄｏｉｒｏｎの支援の戦いは続く。