ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ぼちぼちと墓参り

2011年12月04日 21時56分01秒 | 最近の出来事

庭のニシキギも
すっかり紅葉しました。
こんな感じ。



秋も終わりに近づき
もうすぐ冬がそこまで来ていますねえ。
そういえば、前に行ったのはずいぶん前で
しばらく行かなかったので
墓地にぼちぼち行かねばと思い立ち、

まてまて~い

え、墓地にぼちぼち?面白くなあい。

なんていわずにまあ聞いてくだされ

それは晩秋の日曜日の
午前中のことであった。

ミセスdoironと
墓参りに行ったわけです。

墓地の中にあるお店で
花と線香を買い
借りたバケツに水を入れて
ぼちぼちと歩いていきます。
↑(もういいって)

doiron家の墓に着きますと
花を入れ替えて線香を供えてから
doironにいつも課せられているミッションが

草むしり。

おー「mission jyamakusai」
(誰がトムクルーズやねん。

砂地に生える草なので
地面から出ている葉っぱは小さくても
根が広く深く張っていて
なかなか大変なんです。

それに雑草とはいえ
トウダイグサであったり
ツユクサであったり
ツメクサであったりするので
雑草とひとくくりに言ってしまうのは
かわいそうなのですが
そこは心を鬼にして
非情の草むしりを敢行いたしました。
しかし、どうもむしるのに
ためらってしまう植物がありました。
それは「カタバミ」です。

地面にぴったり張り付いた
三つ葉の小さな葉っぱが
赤い星屑のように
見事に紅葉していたのです。

「なあなあ、これ見て。紅葉してるで」
「そうやねえ、でもむしってな」
「う、うん。そうやな。でもこんなところにも
紅葉があるんやなあ」と言いつつ
思わぬ紅葉にニヤニヤしながら
むしっていたdoironなのでした。

そして、来年も
庭のニシキギが紅葉したら
墓の草むしりに来ようと思っちゃいました。

おお~、なんて先祖思いなのだ。
(いいことあるかなあ

墓地の植物にも四季があるんやねえ。
他にもなにかあるかなあ
と周りを見回していたら
近くの墓の影に
一匹の猫がいるのに気がついた。

見ると、かなりのメタボ猫である。
そういえば、さっき水をもらったところに
寝ていた犬もかなりメタボであった。

で、ここでなぜ墓地の動物がメタボなのか
考察してみたわけだ。
きっと彼らの会話はこうなんだろう。

「おい、猫、今日は〇子さんの命日だから
饅頭があがるから食いに行こうぜ」という犬。

「そういえば、◆兵衛どんの墓に
ワンカップが供えられていたから
今夜あたり一杯どうじゃ」という猫。

いそいそ出かけて行き、
三時のおやつに饅頭をぱくつく犬と猫。
夕方は夕方で、ワンカップの
供えられた◆兵衛どんの墓に行き

「フタ開けとかんか~い」

と憤る犬と猫の姿を想像して語ってみたら
ミセスdoironにちょっと受けた。

墓場でそういう馬鹿話
はかばかしくないのだが
↑新ネタ?

ま、そんな風に話しながら
帰路に着いたのだ。
そしてバケツを返して歩いてるときだ。
ふと気がつくと、地面に水の跡が
一筋ついて、それが道の上にずーっと続いている。
はて?犬の小便にしては
出すぎじゃないか。
とさっきのメタボ犬を思い出しながら
たどっていくと
前のほうを歩く
かなり高齢の爺さんが
手に持ったバケツの穴から
チューっと水がこぼれていたのだ。
しかし爺さんは
そんなことにまったく気づかない様子で
曲がった腰で、ひたすら前を見ながら
歩いている。

「あれじゃ、きっと墓につく頃には
空っぽになってるでなあ」といいつつ
あれっ?水を入れ忘れたかなと不思議がって
何度も何度も、行ったり来たりをするじいさん。
みたいな、ドリフのコントをほうふつさせる出来事に
悪いけど、クックッと笑ってしまった
doironなのでした。

そしてミセスdoironに
「なあ、世の中って面白いこといっぱいあるよなあ。
墓にきただけで、
こんな面白いことがいくつもあるんやからなあ」
っていうと

「あんたが自分で勝手に
面白くしてるだけや」だって。

そうかあ、やっぱりこれって
ネタにしてやろうと
いつも変な目で
世の中を眺めている
ブロガーの習性なんだろうかねえ。


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