ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

宝塚は晴れていた

2011年01月21日 23時06分40秒 | 最近の出来事

最近の医療にまつわるITの進歩は
実に目ざましい。
今日は、近所の病院に転院してから
2度目の診察だったのだが
診察券一枚で
受付、データ管理、支払い、予約
ドクターの指示なんかが
すべてまかなえるシステムになっている。
検査の部署、診察室、会計がすべての
データを共有しているということだ。

それと検査そのものも電子化が進んでいる。
レントゲン画像も電子データだし
検査結果はすべてシステム上で
見ることが出来る。
宝塚の病院でもそうだった。
施術してくれたカテーテル検査の
その一部始終が動画としてDVDに納められ、
紹介状と共にいただくことが出来た。

是非ブログに掲載してください。

というわけでは決してない。
転院先の先生に見てもらうためだ。

先日初めて転院先にそれを持って行ったとき
診察時にはドクターがそれをまだ見てなくて
とりあえず、再検査のための
入院の日にちを2月上旬に押えてくれただけであった。

その入院に先立ち
事前検査と診察が本日にあった。

つまり、転院先のドクターが
カテーテル検査の状況を
動画で確認したうえでの初めての診察が
今日だったというわけだ。

当然仕事は無理を言って
休ませてもらった。

午前中に血液検査を終え、
その結果が出てから
そのドクターの診察室に呼び込まれた。

まず血液検査の結果から説明があった。

すべての項目が正常であるが
飲み続けている薬の副作用と
思われる数値の上昇が1項目だけあった。
しかし、それもたいしたことはないというレベルで
まずは合格だという。
そして次に、ドクターが
カテーテル検査の
動画を確認したうえでこうおっしゃった。

「私の見る限りでは
すぐに入院して検査をしないといけないレベルでは
全然無いように思うので
もうひとつだけ簡単な検査をして
その結果を見てから
入院は判断しましょう。」
とのこと。

う~ん、ならなぜあんなことになったのだろうか
という疑問は残るが
ま、ここはドクターの前向き意見に
耳を傾けておこう。
思いのほか症状が軽く
予後の状態もよいというドクターの見立てに
doironの気持ちも
かなり軽くなったのであった。

病院での会計を済ませて
次に向かったのが
あの宝塚ハーフマラソンの
大会事務局。
あのときのお礼をまだ言ってなかったのだ。

電車で行こうと思ってたのだが
思いのほか検査と診察に時間が
かかったため、
そのまま車で宝塚に向かった。

空港を過ぎ、しばらく行くと
あの時病院から見えていた
山々の景色が近づいてくる。
事務局のある建物は、doironが倒れた
あの河川敷のすぐそばにある。

事務所に入って名乗ると
担当者は非常に驚くと同時に
元気なdoironの姿を見て
とても喜んでくれた。
大会側にしてもあの時は
とても運がよかったといってくれた。
なぜなら
いつもは、ゴールから少し離れたところに
設けてある救護所を
今回からゴールそばに持っていってたこと、
救急隊がたまたますぐそばにいたこと
ドクターも2人詰めていたため
幸いしたんだということだ。
ここでもdoironは運に救われたんだなと
改めて再認識した次第だ。

30万以上もするAEDそのものを
寄付できるほど豊かではないので
せめてAED整備の足しにと
いくばくかのお金を持って
寄付しようとしたが
それは固く断られた。
ならば、来年は必ず大会の
ボランティアをさせていただくと
約束をしてきたdoironだ。

こうして、遅くなったが、きちんと
お礼の気持ちをようやく届けることができ、
朝の診察結果とあわせて
心がずいぶん軽くなりました。

事務局を出て
見覚えのある山々に向かって
手を広げて深呼吸をした。
晴れ渡った宝塚の空の下、
胸に入ってきた空気は
とても清々しく、肺の形に
充足感が満ちたようだった。


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