確定申告

昨年に続いて、確定申告をした。
サラリーマンなので、
普通は年末調整で事足りるのだが、
昨年から職場のある市に
ふるさと納税なるものをしているため、
この時期に確定申告をして
寄付金控除の還付をしてもらうためだ。

昨年は、住宅ローンを組んだとき以来の
確定申告でかなりあたふたした。
できるだろうかと心配し、
申告だけに深刻に悩んだが、
いろいろと勉強をして
何とか無事に済ますことができた。

そして今年は、
昨年末の宝塚の一件もあったし、
スーちゃんにかかるデイサービスなども
控除の対象となるため、
それらをひっくるめて
医療費控除の申請もあわせてすることにした。

まそもそも、これは昨年当初に
寄付金控除の申請したときから
心に決めていたことだ。
そうして、医療にかかる領収書、
デイサービスの領収書、
医療機関までのタクシーの領収書、
紙おむつのレシートなどを
同居家族の分すべて投入しておく封筒を作って
溜めておいたのがここに来てとても役立ったのだ。
（グーちゃんの医療費はあかんやろな）

領収書を分類し、これらすべてを、
エクセルに入力して集計した。

基本的に１０万円は除かれるので、合計額から引く。
そして必要な金額を計算し、
申告書の計算方法ではじき出したら、
なんと７万円近く帰ってくる計算になった。

わ～い。＼（^O^）／

この一連の作業は
国税庁のホームページで
自動計算されるようだが、
それだと仕組みがよくわからないまま
申告書を作成してしまいそうなので、
あえて紙ベースで
鉛筆なめなめして書き込むことにしたのです。

いくらお金が返ってくるか
ワクワクしながらの計算は楽しいもんじゃて。

しかし、記入時に気がついたが、
昨今の不景気を反映して、
給料総額が２０万円近く減っていたのは
ちとショックでしたがね。

そんな、一喜一憂の申告書は
１冊の冊子になっていて、
中に申告用紙が挟まっている。
昨年も同じものをもらって書いたのだが、
どうやらこの冊子、
年々進化しているようだ。
今年は昨年に比べて、
資料貼り付け台紙なんかが
新たに追加されていた。
しかも申告書の裏には大きく

「ここに領収書等を貼らないでください」

と書かれてある。
昨年読み込みに苦労したんだろう。
そんな改良が行われていた。

それにしても立派な冊子である。
さぞや経費もかかっているんだろう。

昨日ようやく作成を終え
資料もそろえて、
確定申告の会場に
ミセスｄｏｉｒｏｎが持っていった。

会場にはあふれんばかりの人はいたが、
記入済みの人は別枠で受け付けてくれる。
ささっと書類を渡して
パパッと確認して、
すぐに終わったとのこと。

この辺は昨年の教訓が生きてますな。

しかし、こんな簡単なことなら毎年医療費控除に
挑戦しておけばよかったなあ、と今思っている。
今年は少しでも医療に関係する領収書が
あったら置いておこうとあらためて思ったｄｏｉｒｏｎだ。

いや、医療費に関わらず、その他の領収書も
集めておこうかな。
コンビニでいつも
「レシートはどうされますか？」と
聞かれて「いらないぜ」とニヒルに答えていたが
これからは「ちょうだいちょうだい」と
おねだりすることにしよう。

何せ、政権争いで、あきれるような
庶民のご機嫌取りの政策が
連発される最近の国政じゃ。
景気回復のためと称して
ばら撒き政策のひとつとして

「コンビニ控除」

とか生まれるかもしれない。
マラソン大会だって
健康にひと役かってるから
医療費削減につながるとの思惑から

「大会参加控除」

なんかもあるかもしれないぞ。
よってランナーの皆さん、
完走証は思い出のためだけでなく
生活のためにも大切に保管しておきましょう。