ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

柿の季節

2011年11月10日 22時36分36秒 | 自然

少し前にりんごの季節について書きました。
シナノスイートはホントにおいしいと
いろんな人からメールをいただきます。
そんなリンゴといえば浮かぶのは

青いリンゴの
という歌ですねえ。
甘酸っぱい気分が湧き上がります。
そうですよね
リンゴは甘酸っぱいというところから
青春とイメージがダブりますよねえ。

一方で
では今、旬となってきた柿はどうでしょうか。
リンゴは近世の歌によく登場しますが
昔の短歌などにはあまり登場しません。
昔は、リンゴってなかったんですかねえ。
柿といえば思い浮かぶのが
「柿食えば~鐘が鳴るなり
キンコンカン」じゃなかった、・・・法隆寺

そんな俳句のこともあって
柿のイメージと言うと
夕焼け色のその姿であることからも
夕暮れのさびしい日本の原風景が浮かんできます。
夕暮れの空に真っ赤な雲が浮かんで
ついでにカラスが飛んでいる。みたいなね。
あ、そんなときのカラスは必ず2羽ですねえ。

そして次に、
「桃栗三年柿八年」と言う言葉もあります。
後に続くのが
「梅も酸いとて13年」、とか
柚子の馬鹿めが13年とか言うのもありますね。

でも柿は最近では種から
育てることはなく
たいてい接木で栽培するから
4年程度で実がなるようです。

そんな柿ですが
品種は実に200を超えるそうです。
でも、大きく分ければ
渋柿と甘柿に分けれるわけで
今日のところはその二種類のうち
先日、滝畑の帰りに寄った
農家の直売所で
つるし柿用の渋柿についてのお話です。

これまでは、和泉山脈や六甲山などの
出かけた山で自然に実っているものを
頂戴してきて、それを
吊るして干し柿にしてきたのですが
今年は忙しいので
そんな悠長な秋の作物狩りも
ままならないだろうから
その直売所のものを買って
干し柿にすることにしました。

そして作ったのがこれ



今から干せば、正月には
食べごろの干し柿に
なるでしょうね。
その頃のdoironはどうなっているか。
いまはその程度の先のことも
予想できないほど
激動の日々を過ごしています。

干し柿を作るなんて
些細なことですが
そんなことが意外に人生を
豊かなものにしていくんですね。

****おまけ****

最後にうんちくをひとつ。

日本で最も柿の出荷量が
多いのはどこの都道府県かと思いますか?


正解は


法隆寺の件もあって奈良と思われがちですが、
実は和歌山県なんですねえ。
奈良の二倍はあるんです。
*****************おしまい


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